2023年01月31日

冬の銘作紹介 vol.6 ALPAKAのBaby Alpaca Exclusive Fishbone Scafe(Only at B.A.T)




1月の最終日、駆け込みでいらした方、駆け込みでいらっしゃるつもりだったけれどどうしても仕事でいらっしゃれなかった方、悲喜交々でしたがまぁ仕方ないので明日や金曜日はまぁ本セール延長ありって事で。とは言え明日から14日まではファイナルセール期間になるので、本日は本セールでの買い物を終えている方がその後に入ってきたスバールバルアイランズのアイテムを明日以降の買い物の為にリサーチしに寄って下さったりもしており、売上に比してお客様の数は多かった1日でした。





さてそんな本日の銘作紹介ですが、実は今年結構旧作でB.A.Tの豊富な巻物ラインナップの一端を担ってくれていた銘作マフラーが相次いで完売しており。もはや修理不可能な旧式編機が壊れて無くなったブラックシープのkラーチャートマフラーやブレスサーモ中綿が程良かったハイランドパークのリバーシブルマフラーが完売し、ソ連崩壊で民族の宿願とも言える独立を果たしたバルト三国を支援するべく取ったラトビアのティンズの別注雪柄ストールや今日紹介するエストニアのアルパカ社のフィッシュボーンスカーフが数を減らしております。という事で残っているうちに再度紹介しておこう、という事でアルパカ社のベビーアルパカのフィッシュボーンスカーフを紹介しておきます。


20230131-IMG_4955.jpg20230131-IMG_4956.jpg

20230131-IMG_3903.jpg20230131-IMG_3904.jpg



現状この4色の在庫になっておりますが、フィッシュボーンのストールを日本で扱っているのは未だにB.A.Tのみの様で。ソリッドの物は一部取り扱いがあるみたいですが。その上でですが、この4色の内、最もオーセンティックと思われるチャコールグレー×シルバーと次に手堅いと思われるネイビー×ミディアムグレーが本国のラインナップにすら入っておらず。ユニセックスといえば聞こえが良いですけど、どちらかというとレディス向けに展開している様で、その代わりにヌードピンク×ベージュだとかボタニカル×ベージュだとか、メリハリのないアンニュイな配色の物が中心になってます。フォレストグリーン×ミディアムグレーもラインナップされておらず、一段階明るくしたディープグリーン×ライトグレーになっており、私としてはこのヘリンボーンを構成する2色のメリハリが効いたソリッドのマフラーと差別化が図れる色を確保した事は僥倖だったと自画自賛しております。





そしてこのサイズのスカーフは現段階で21,900円(税込)とメーカー希望価格が提示されており、やはりB.A.Tの据え置き価格19,580円(税込)より値上がりしており、その点においても美味しいですし、ダウンを着ちゃうのも良いですけどやはり満員電車に揉まれて通勤するのであれば外を歩いている短い時間だけの暖かさが必要な訳で、となれば中綿のコートにストールを巻いておく程度が快適なコーディネートです。その辺を踏まえて今年はこのベビーアルパカのマフラーも数を減らしておりますので、是非ご検討を。今後なかなかかっちりしたマフラーやストールは取り辛くなるでしょうから。





明日からはそういう訳でファイナルセール期間になります。このタイミングで押さえられてしまうのは私としては不本意ではありますが、スバールバルアイランズはこの時期のキモなアイテムばかりですので是非チェックしてみて下さいませ。梅春対応のニット類や巻物、ミドルレイヤーなスウェットや長袖Tシャツなどを押さえておくのも良いでしょう。また、この時期に本格靴を押さえておくのも得策かと。急激な価格高騰により靴のセレクトは厳格なジャッジをしてからじゃないと出来なくなりつつあるので。





明日はこちらも価格がどうにも高くなっているみたいですので、イタリア製のミッドカットスニーカーを紹介予定です、お楽しみに。


ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキング
posted by mercier at 23:20| Comment(2) | TrackBack(0) | Main | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月30日

冬の新作紹介 vol.62 SVALBARD ISLANDSのFERPA BALDR(Only at B.A.T)




明日で1月も終わり。早いものです。今月は思わぬアクシンデント、スバールバルアイランズのアイテムの投入が遅れに遅れた事により、これだけアイテムとして魅力的なのにも関わらず本来今月内に進むはずの見込み消化まで消化が進まず、来月に持ち越しになるという事態に。これ結果的に日本でB.A.Tのみの取り扱いとなっているブランドの幾つかに言える事なんですけど、アイテムのクオリティは問題ないどころか非常によろしいのに代理店商社が匙を投げてしまったブランドには、この納期がグダグダであるとか連絡してもレスポンスが悪いとか、そういった事情がある確率が高いです。スバールバルアイランズはレスポンスも良いし基本納期もしっかりしているのですが、今回は中国のコロナ禍による工場閉鎖の影響をモロに受けてしまい、それで年末ギリギリまで6割のアイテムが上がらなかったのは仕方がないとして、1月になったら担当者が展示会に行ってしまって週末にしか出荷業務を行わなかった結果、ここまで引っ張られるという事態になってしまいました。中国も国によるコロナ規制を撤廃したのだからこれ以降経済活動に影響を及ぼす様な事態は避けて頂きたいものです。





さて、そんなスバールバルアイランズの今シーズンのアイテムのラストの紹介となるのがこれです。


20230130-IMG_6649.jpg20230130-IMG_6650.jpg



とてもシンプルなカウルネックのプルオーバー。薄いフリースでベースレイヤーの上に着る様な物です。しかしこの手のアイテム、今じゃ普通のTシャツですら本国生産のボディというのが少なくなっていて、非常に高い価格帯のところは別にしてイタリア製のTシャツなんてパンツェリ以外ついぞ取った事がなく。ところがこれ、スバールバルのイタリア本国の自社工場で縫製されたアイテムでして、ベーシックでありながら袖はしっかり二枚袖になっていてジャケットの様に前に振っているし、フロントは伸びない布帛で切り替えて耐久性を増しているし、シンプルだけれど必要十分な事をやっている、イタリア製なアウトドアインナーなのです。





こういうのってベーシックなシャツのイタリア製の物と同じでそこまで書く事がないんですよね。だって本当にベーシックだから。シャツだったらシングルニードルで折り伏せ縫いにしていて袖付はハンドで、とかありますけど流石にカットソーに関しては特殊ミシンを使わない限りそういった差別化は図れず。ただ丁寧に作られていて流石はイタリア、という程度のものですが、イタリアを含む欧州ではカットソーと布帛にあまり価格差がないので、それ考えると長袖のこの手の機能素材を使ったカットソーで19,800円(税込)というのは今の円安を考えると頑張った価格設定です。これ商社挟んでたら出せない価格ですから。サイズはS・M・Lの3サイズ展開ですが、こちらもイタリア製なのでサイズが大きめでSでM程度の大きさがあります。それもあってSとMの2サイズを多く取っていたのですが、これ価格的に買い易く来てみると良い感じなリラックス感な事もあって結果的にこれが一番減っていて、現段階で各サイズ全てラス1になっております。なので気になった方はお早めに。





さて、明日は本セール期間最終日。といっても2月1日からファイナルセール期間に入りますので、それはそれとして梅春アイテムをお得に押さえるチャンスではあるのですが、本セール期間に本セールをご利用になった方はファイナルセール期間で再度お好きな物を20%オフでお買い上げ頂ける、というものであって、本セールをご利用になっていない方は引き続き1点20%オフが使えますので、今月中にいらっしゃれない方はファイナルセール期間をご利用下さいませ。ただ明日迄に本セールの20%オフをご利用になればファイナルセールで再度20%オフになるのですから明日はギリギリですが滑り込みで本セールをご利用にいらっしゃれる方はいらして頂ければと思います。





1月最終日を待たずに冬の新作はこれにて全て紹介し終えたので、暫くの間は銘作紹介で繋がせて頂きます、明日は何らかの銘作紹介となると思われますのでお楽しみに。


ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキング
posted by mercier at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | Main | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月29日

冬の新作紹介 vol.61 SVALBARD ISLANDSのStretch Light Moleskin Field Jacket(Only at B.A.T)




流石に今月最後の日曜日だけに今日は朝からお客様が途切れず、久々にお昼を食べ損いました。今日紹介するフィールドジャケットを含め、インナーからライトアウターまで幅広く動いておりました。まだ寒いとはいえ真冬のアウターは漸く昨年迄に手に入れていた物が活躍してくれている状況なので、今一つ動きは鈍いですが、体が寒さに慣れていないので朝早く出勤しているお客様はかなり厚着をして行っているみたいです。ただ朝は寒いけど夕方のラッシュ時間帯の電車の中はそのままだと灼熱地獄の様になってしまうので、朝着ていった物を一通り脱いで萎んで帰ってきている、なんて自虐ネタを披露して下さってました。とはいえもう1度ダウン出しちゃったらダウン一辺倒になっちゃいますよね、この寒さですと。





そんな中ではありますが、イタリアのクロージングブランドの価格が高騰し、しかも純然たるクロージングというのがなかなか着用の出番がない状況にある中で、天然素材をベースに機能性を持たせたイタリア製の生地を使い、モードブランドの少量生産を受け付けるレベルの中国の工場で生産されたフィールドジャケットが今日の紹介です。


20230129-IMG_6631.jpg20230129-IMG_6634.jpg



これがですね、パターン的にはパクったんじゃないかと思うぐらいにL.B.Mのフィールドジャケットに酷似しております。勿論ウェストのカッティングや肩線の逃し方や袖の振りには圧倒的にL.B.Mに軍配が上がりますが、ここで問題になるのが生地。ヘヴィウェイトなモールスキンを使用してしっかりとシルエットを作っているL.B.Mに対し、スバールバルはストレッチが効いたライトウェイトな生地を起毛させ、更に表面加工を施して耐水防汚機能を持たせております。そしてライトウェイトなので、今時期の着用ですとこの上からコートの着用が必要と思われますが、3月半ばを過ぎるとこれをアウターにして着用可能なのです。流石にヘヴィウェイトなモールスキンをその時期になって着ていると季節感がないですが、これだとむしろ丁度良く着ていられる感じです。リネンのジャケットやアウターに交代する前まで着用出来る、着用時期の長いアイテムになります。そして秋口もちょっと涼しくなったらすぐに出して着れるので、年間通じて着用時期が長いです。





そしてこのジャケット、昨日紹介したPコートと同様に、なんと洗濯可なのです。テーラードジャケットできちんと作られている物が洗濯可って量販店のスーツや夏のスラックスみたいな推し方ですが、この手のカジュアルアイテムであっても作り込まれたクロージングで洗濯可なアイテムって非常に少ないです。


20230129-IMG_6632.jpg20230129-IMG_6636.jpg



で、そのL.B.Mのをパクったんじゃないかというのは外見のみならず内装やディテールにおいても酷似しているからなんですね。後ろから見ると視認できますが、ウェスト部分に背面とサイバラの部分迄ドローコードが入れてあり、正面の見た目はしっかりと美しく保ちながらウェストを絞る事が出来ます。これにより梅春時期には中にセーターやベストを着込んで着用し、暖かくなったら中はシャツ1枚にしてドローコードで身幅を調整して着る、なんて事が可能です。そしてクロージング仕様の最たるものとしてフロント内側は大見返しです。ここまでしっかり作り込んでいて見た目にナチュラルなのに機能素材で洗濯可なんてジャケット、まずないですよね。しかもこれで49,500円(税込)とアンダー5万なんですから恐ろしいです。ウェストが絞れる機能を持たせている為サイズは若干リラックスサイズで、体格の良い方にもLサイズはそこそこゆとりがあるかと。サイズはS・M・Lの3サイズ展開です。





今回はネイビーとブラウンの2色で今の所ネイビー人気ですけどブラウンも動いており、なかなかの人気です。一応今の所フリースもPコートもフィールドジャケットも満遍なく動いており、最後に未紹介で残しているライトフリースのインナーも順調に数を減らしております。という事で気になった方は早めにチェックしてみて下さいませ。


ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキング
posted by mercier at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | Main | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月28日

冬の新作紹介 vol.60 SVALBARD ISLANDSのPICOT NORMAN(Only at B.A.T)




どうにも寒いのですが、エアコン入っていても上半身は良いんですけど足元にはエレベーター前のフロアや非常口に通じる扉の隙間から外気が入ってきちゃうんですよねぇ。足元用に何かしらかのヒーターとかが欲しいと思ってしまいます。不思議なもので気温自体は今回の寒波襲来前と変わらなくても足元の寒さは許容範囲を超えていると感じてしまうのですが、気のせいではないはず。建物そのものが冷えてるんじゃないかと思えてきます。





なので冬物をガンガン推しておきたいところなのですが、あいにくそろそろ冬アイテムとして入荷した新作の紹介は終わりに差し掛かっていて、今日紹介するアイテムも本来なら梅春の新作紹介で良いんじゃないか、というアイテムなのです。でも近年このウェイトのこのバランスのアイテムってリリースされておらず、これ自体が結果的にとてもオリジナリティ溢れるアイテムになっちゃってます。


20230128-IMG_6647.jpg20230128-IMG_6648.jpg



一応メーカーが付けた名称としてはピコットノルマン=ノルマン風Pコートとなっているのですが、Pコートとしての機能はほぼない、というかフロントをファスナーで開閉しその上に雨除けを付けてその端をボタンで留めるというシンプルな作りです。ボタンもファスナーもどちらも中心にせず左にずらした位置にした結果、右側にもボタンを並べられるスペースが出来たのでそこにボタンを並べてPコート風にしております。ただこれ、結果的に前述の通りオリジナリティ溢れるアイテムになってしまったのは生地によるところが大きいです。


20230128-IMG_6651.jpg20230128-IMG_6646.jpg



これ表から見るとローゲージ(4ゲージ程度ですかね)の畦編みのニットになっているのですが、太いポリエステルの糸を使って編まれている為、太畝のコーデュロイに見えてしまう程。しかし単にそれだけじゃなく、ダブルフェイスで編み立てて裏側を起毛させたフリース仕立てにしております。なので畦編みとフリースとで生地の厚さは7mm以上のボリュームに。そしてそのボリュームであるにも関わらず非常に伸縮のある生地となっております。その伸縮性を活かしてタイトめに作られていて、アウターなんですけどアウトドア的に表現するとハードシェルではなくソフトシェルでして、その上で表面に耐久撥水加工を施しフリース面との間でウィンドストッパー機能を持たせ、ニットなので高い透湿性を備えております。このウェイト、ウールのニットではかつてパトリックバイタスキやアランペインのエクスプローラーラインで提案された事があるのですが、ローゲージのカーディガンやせいぜいがジャージ的な立ち位置でした。しかし今回はこれしっかりとアウターですし、暖かさが程良いのです。この程良いというのはダウンやメルトンのコートを着るのはもう季節外れだけれど、実際気温は低いのでフリースが丁度良いっちゃ丁度良いんだけれどそれだとその季節感てのが今一つで見た目にモコモコで冬なんだよなぁ、という時期を過ごすのに程良い、という程良さです。つまり最高気温で15℃以上で20℃未満の時期って事ですね。結構年間でこの気温の時期は長いのですが、この時期に丁度良いアウターってないんですよねぇ。綿ペラ1枚だと寒いし重ね着しないといけないし、見た目にはツルッとしているけれど実際は暖かいというバランスはなかなかありません。しかも。この生地これだけ高機能でバランスが良いのになんとサクッと洗濯出来ちゃうんです。そして表についた汚れも落としやすくシミ等になり難いのでとてもメンテナンスが楽。





それでいてダブルブレストの重なり部分が少なめなので、前を開けていると写真の通りでとてもバランスが良く格好良く見えるという次第でして。もっとフィールドっぽいアイテムで機能的には同じ様な機能の生地のアイテムはあるのですが、見た目にレトロというかトラディショナルなPコート型でノルマン風な畦編みニット風でそれでいてこんなに高機能というアウターはまず他で見た事がなく。1920年頃から大戦後の60年代70年代ぐらい迄がスバールバルアイランズがテーマにしているウンベルト・ノビレ氏の生きた時代なので、その時代感を上手い事表現しつつ、今時な機能性素材をどう落とし込んでいくのか、というのがこのブランドの命題でありそれをうまくクリアしたアイテムはとても良い感じなのですが、今シーズンは中綿アイテムよりソフトシェルに相当する素材や綿に機能性を持たせた素材を上手く使ったアイテムが今までになく秀逸なのでオススメですね。





サイズはS・M・Lの3サイズ展開ですが、伸縮がある為にタイト目な設定なのでほぼ日本サイズと同じと考えて良いでしょう。価格は59,400円(税込)と無理矢理アンダー6万に設定。しかも前回書いた様に今シーズン発注して納品されたアイテムは全てB.A.Tの専売モデルになってしまっていて(遅れに遅れたけど有難くも作ってくれたので)本国のオフィシャルサイトでも取り扱いがないスペシャルアイテムばかり。もちろんこのコートもその1つです。それでいて内装や縫製仕様を含めてクオリティが高いのでオススメです。このバランスのアイテム、今までになかった物なので色々アウターをお持ちの方もこれは欲しい!と思われる事間違いなしです、届いた日からお知らせしておりますが、このPコートと明日紹介するフィールドジャケットはどんどん減っておりますので早めの対応をお勧めしておきます。





という事で明日はもう1つの今までのスバールバルアイランズにはない新機軸、クロージング×レトロエクスプローラーの提案ですのでお楽しみに。


ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキング
posted by mercier at 19:05| Comment(0) | TrackBack(0) | Main | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月27日

冬の新作紹介 vol.59 narifuri×WILD THINGSのAir Down Monster Parka




雪はほぼ降りませんでしたね、橋本周辺では。ただ寒さの峠は越えたみたいですけどまだまだ寒さが身に沁みます。明日は10℃近くまで気温が上がるみたいですが。そのせいもあって持っていたダウンを引っ張り出してここぞとばかりに使ったけれど、やはり足元が寒い、という事で暖かいパンツと暖かい靴が本日は動いておりました。雪がしっかりと降っているエリアは別にして、関東以西の大都市圏は長期予報で冬は厳しいと言われていてもその寒さが身に沁みる様になるのが年を超えてからなので、この状況になるまで頑張っちゃって、結果耐えれば良いみたいな感じになりがちですが、寒さを我慢して過ごすのは身体には結構なストレスですから冬は寒くなると信じて(w)やはり躊躇せずに冬アイテムを揃えるべきでしょう。





という事で明日明後日は今月最後の週末です、まだ本セールをご利用になってない方、是非ご利用にいらして下さいませ。





さて本日の新作紹介、昨日展示会に行ってきていたnarifuriのこの秋冬の最も暖かいアウターであるワイルドシングスとのコラボによるモンスターパーカの紹介です。


20230127-NFWT05-1.jpg20230127-NFWT05-2.jpg



コラボ云々という以前にこれワイルドシングスのアイテムのラインナップの中で近年その名に偽りなしな暖かさを誇るアイテムとして注目されているアウター。でもこれ米国のアウトドアメーカーであるワイルドシングスの作るものですので、オリジナルはまぁ着丈も長いし身幅もあるしでそりゃ確かに非常に暖かくはあるのですが、北海道・東北・信州あたりを除けば確実にオーバースペックなんです。なのでファッションとしてギアとして高く評価されているデザインはそのままに、身幅と着丈を大幅にサイズダウンしております。そして米軍の採用を視野に企画されているのでオリジナルには化繊の中でも最上位の保温力を誇るプリマロフトが採用されているのですが、オリジナルのボリュームでプリマロフトを入れているととてもじゃありませんが間違えても電車なんて乗っていられません。なので都市生活者に必要十分な暖かさを担保しつつプリマロフトよりも軽量なシンサレートに中綿を換装しております。更に表地は透湿性の高いナイロン生地に耐久撥水加工を施しているのでレイヤー生地よりも軽量でしなやかですが、必要十分な撥水透湿機能は担保されております。


20230127-NFWT05-3.jpg20230127-NFWT05-4.jpg



表のディテールにもnarifuriらしいアレンジが加えられており背中側の大容量ジップポケット、自転車に乗る事を想定するという基本コンセプトからこの長さのアウターを着て自転車で走ると後ろ裾を巻き込んでしまうのを防止するのに後ろ裾を巻き上げて調整する為のストラップが付いております。更にその巻き上げる際に表側に見える様になる裾の内側をネオンイエローに切り替えており、普段は見えませんがストラップで巻き上げると後ろ側からの被視認性が確保される工夫が。





それに加えてプリマロフトからシンサレートに中綿を換装した分下がった保温力を補完しなければならない状況を想定して、emulation(エミュレーション)のエアユニットベストをライナーとして付属しております。エミュレーションは空気そのものを遮熱材として考えて空気を入れた断熱ウェアを提案しているブランドで、内側に入れる空気量の調整で保温力をコントロール出来る事を利点としております。実際タウンユースでこのベストを使用しなければならなくなる事はありませんが、モンスターパーカ本来の保温力を担保しつつ都市生活に最適化したアウターでもある、という利便性の高いアイテムにブラッシュアップしております。ミリタリーウェアとしても使われるアイテムだけに、内側にショルダーストラップを内蔵しており、暑くなって脱ぎたくなったらショルダーストラップに袖を通して背中側にぶら下げておく事も可能(ぶっちゃけ実際にそう使うかどうかは別にしてですw)。





ここまで作り込んで59,400円(税込)というのはかなりなお値打ちアイテムですし、モンスターパーカをコラボアイテムに選んでそいつをここまでアレンジしてしまおうというところもまずないので、是非チェックして頂きたいですね。サイズはSとMの2サイズ展開ですが、リサイズしてもSで通常のMの方は勿論Lサイズの方もM寄りな方は十分に着用可能なサイズです。





という事で明日明後日は今月最後の週末です、本セール期間最後の週末ですので是非セールをご利用にいらしてくださいませ。明日明後日で紹介するスバールバルアイランズの本命2型も店頭で皆様をお待ちしております。


ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキング
posted by mercier at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | Main | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月26日

冬の新作紹介 vol.58 SVALBARD ISLANDSのSHERPA JACKET FULLA(Only at B.A.T)




まぁ寒いは寒かったですけど6時7時台に出勤されている方からしたらそんな日が出てから随分経った時間に出かけといて何言ってんだ、という事になりますよね、10時頃の電車で恵比寿へ。6月以降の投入となる、narifuriの盛夏・晩夏・初秋・秋・初冬ぐらいまでのアイテムの展示会なのですが、程良くバランスをとったアイテムが複数提案されておりました。毎年の事ですが、このシーズンに出される半袖Tシャツは速乾消臭機能のあるオリジナル生地マルチテックメッシュですので毎年1型は取っております。今回もバージョンアップされて良い感じでした。そして前回初投入で人気だった同じマルチテックで作ったワッフル生地の長袖Tシャツ。これは新色が足されるのでそれを加えてこれもやりましょう。そしてスウェットが新しいオリジナル生地になってまして、こちらは暖かさよりも程よい抜けを重視した生地なのですがこれはこれで良い感じでしたのでこれもやろうかと。そしてハイテク生地で作ったビデール型のアウターをアーバンモデルとして提案していましたが、それと組みわせられるダウンライナーをTAIONとコラボで提案しております。まぁその辺一式はやらせて頂く事になろうかと。あ、それと今年の春夏にも展開しますが、rigとのコラボのリカバリーシューズ、それの秋冬番も出てまして、そちらもデフォルトでやる事になるでしょう。





とまぁこんな感じで判り易い展示会でしたが、間違いなく実りのある展示会というのは安心して行けて良いです。





さて、昨日に引き続きスバールバルアイランズのアイテムの紹介なのですが、今日紹介するのはフリース。これ現代では非常に珍しいアウトドアスタイルなフリースにしてイタリア製というお値打ちアイテムなのです。


20230126-IMG_6637.jpg20230126-IMG_6638.jpg



昨日と打って変わって今日はシンプルに正面写真だけで。見た目にもベーシックなフリースですよね。しかしこれが細部に渡り丁寧に作られております。まずフリースですがムートン調のフリース、イタリアは得意な分野でウール混のよりリアルな物をケスティンが採用してますが、そこはスバールバルアイランズなのでエコフレンドリーなペットボトル再生ポリエステル100%のフリースです。表面も胸ポケットと両サイドの箱ポケの口布を同じポリエステルの布帛で切り替えているだけのシンプルさですが、フロントも両サイドのポケット口も止水ファスナーを使用。別にフリースは防水仕様ではないので止水ファスナーにする意味はないのですが、フロントファスナーは止水ファスナーを使用する事で丈夫だけど耳がフリースに埋もれて見えなくなるのでスッキリします。更に箱ポケの口布の上下はオレンジの糸で閂止めして壊れ難くしつつささやかな主張が。





そして内装もしっかりしていて身頃の裏は汗ばんだ際にベタつかない様にメッシュ張り。そして袖裏は中にカットソーを着ても滑りが良い様にポリエステルの裏地が張られている徹底振りです。シンプルですが丁寧に作り込まれたトラディショナルスタイルなフリースジャケット、これがイタリア製で29,700円(税込)は破格な設定でしょう。サイズもS・M・Lの3サイズ展開です。





今回取っているアイテムはどれも本国サイトでも展開がないアイテムなので専売モデルって事にしておりますが、事実完売したら終わりな可能性大です。是非チェックしてみて下さいませ。





明日は今日展示会に行ってきたnarifuriの引っ張っていたヘヴィな中綿のコートを紹介する予定


ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキング
posted by mercier at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | Main | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月25日

冬の新作紹介 vol.57 SVALBARD ISLANDSのTRENCH ANGELO(Only at B.A.T)




いや寒かった、昨日の夜帰る時に寒風吹き荒ぶ中どんどん気温が低下していくのが判る寒さで、この辺は雪は全くチラつかなかったんですが、そのまま気温は下がり続けたみたいで朝がまた寒いのなんの。そして日中も結局3℃までしか上がらず。まさにこの冬一番の寒さでした。こんな日ばっかりだったら皆さんアウターを新調しようという気になるんでしょうけど。まだ明日の朝の最低気温が今日以上に寒くなるみたいで、今日の最低気温がこの辺では−5℃だったみたいなんですが明日は−7℃予想になってます。


明日は展示会に午前中から行く事になっているので寒いのは嫌なんですけどねぇ。





で、昨日UPSの失態で通関が遅れてしまったスバールバルアイランズ、無事本日入荷しました。いやこれすごく良いです。というかこのクオリティでこの価格で出せて他にはないバランスのアイテムが多いというのはなかなかありません。今日紹介するのは最も暖かな中綿の入っているアイテムですが、今日スバールバルを見にいらしたお客様(流石に2日連続平日に寄る事が出来る方は少なく、昨日もいらした方はお一人だけでしたが)でお買い上げ頂いた方は全てフィールドジャケットをお買い上げだったぐらいフィールドジャケットの出来が良く、甲乙つけ難いぐらい良い出来なのがピーコートタイプのソフトシェルでこちらもすぐに無くなりそうです。





そしてイタリア製のフリースブルゾンとプルオーバーですが、これまたどちらも使い勝手が良くリーズナブル(この円安下で無理しなくても説得力のある設定で出せてます!)なのでこちらも足は早いでしょうね。結果として日本で唯一のスバールバルアイランズの取扱店なだけにガッツリなラインナップになってますが、定番アイテム中心の展開だった昨年までのラインナップに対し、今年新谷投入した物は全てチャレンジアイテムで構成されており、それが結果的に功を奏したみたいです。





という事で本日はこの寒さでも使えるアーバンスタイルなハーフコートの紹介です。初回という事もあり写真多めでガッツリ解説ですw


20230125-IMG_6639.jpg20230125-IMG_6641.jpg



昨年から追加された新素材で、かねてからSDGsな取り組みに積極的なスバールバルアイランズだけに一貫して再生繊維で構成されたアイテムを中心に新しい提案をしております。この表地はペットボトル再生ポリエステル88%にポリウレタンを12%も入れた生地で、ピーチスキンレベルに表面を細かく起毛させつつ非常にストレッチが効いた生地になっております。起毛させる事で表面張力が増し水滴が滲みずに転がり、更に耐久撥水加工を施しているのでレイヤー生地ではなくストレッチのある生地としてはかなり高い耐水性能があります。ライニングもここのところ再生利用が進んでいるナイロンを採用、中綿もペットボトル再生中綿を使用しているので、ポリウレタン以外全てリサイクル素材と言えます。





昨年まではマットな表情のアーバン寄りなアウトドアウェアという提案のアイテムだけで、同じ生地でフードのついたロング丈のフィールドパーカ的なアイテムだったのですが、今シーズン更にシティウェアに寄せたこのコートが提案されており、クラシカルなN-1やピラミデンとの差別化を図る意味でも新たに足すならこちらだな、と。というのもシンプルながら細部までディテールが凝らされていて、ビジネス対応でもいけるアイテムでしたので。


20230125-IMG_6643.jpg20230125-IMG_6640.jpg



まず首元とフロントのディテールがとにかくしっかり作り込まれておりまして、フロントはダブルジップの止水ファスナーの上に雨除けが付いていてその端を表から見えなくしたドットボタンで留める仕様に。首元の一番上の部分はファスナーの引き手が当たらない様にしっかりとガードしてあります。更にスタンドカラーの後ろ側にも止水ファスナーが付いていて、中に急な雨の際に使用出来るフードが内蔵されております。全体的に表から見えるディテールを極力減らしミニマルな見た目になる様徹底していて、それでいて機能面でフィールドウェアに劣らないよう工夫が凝らされております。


20230125-IMG_6642.jpg20230125-IMG_6645.jpg



そしてこれ、着丈がハーフ丈でジャケット丈よりも長いので腰回りの動き易さに考慮してドットボタンで開閉出来るサイドベンツが付けられております。電車等で座ったり車を運転する際にも便利な機能です。更にポケットも充実していて表からは裾の2つのフラップポケットだけに見えますが、両胸に生地の切り替えを利用してコンシールファスナーで縦ポケが隠されております。なので表にポケットが4つある事に。そして内側ですが、左胸に写真の様にファスナー開閉の横に切られた内ポケがあり、右胸にもこちらは縦に切られたドットボタン開閉の内ポケがありますので、ポケットは計6つ。一見ツルッとしているのにここまで作り込まれているのはなかなかありません。





しかも表地のストレッチ性と中綿が入っている事で裏地にも多めにキセ(生地の余り)が取られているので中綿の入っているアイテムとしては非常に運動量があって着ていてとても楽なので、比較的タイトめなシルエットなのですが、そのシルエットと動き易さが両立されております。ここまで作り込んで53,900円(税込)というのはかなり頑張った設定です。サイズもS・M・Lの3サイズ展開、汎用性の高いオンオフ両用で使えるアイテムですので是非チェックしてみて下さい。





今シーズンのスバールバルアイランズのアイテム、最初の方に書いた様にこれが最も防寒に主体を置いたアイテムで、他のアイテムは逆に適切な暖かさと着用時期の長さとイージーケアに重点を置いてセレクトした物なのですが、どれも非常に価値のあるアイテムだと思います、続けて紹介していきますのでお楽しみに。





明日はnarifuriの展示会に行ってきますが、その1ヶ所だけなので報告はサラッと済ませて新作紹介をさせて頂きます、乞うご期待です。


ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキング
posted by mercier at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | Main | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月24日

こんな事ってあるんでしょうか(T_T)




昨日よりも暖かく、しかも今日は久々に大学生のお客様がいらして下さり、それは良かったんですけどその前にもうこりゃやっとられんわ!という事態が。





今日はエアコンの点検に業者が朝から来るというのでそれに合わせて早めに出勤し、昨日書類を提出しているので本日の配送がどうなっているのかUPSに問い合わせをしたんです。というのも朝の時点でウェブ上のステイタスが昨日と変わっていなかったんで、さてどうなってんの?という事でして。そしたらその時に出た担当者がその荷物は税関の検査が入る事になっているのでこちらでは何とも、という返答でして。なんかそれだけ聞いたらランダムに検査しているのに偶々当たってしまったというニュアンスじゃないですか。何だかなぁ、と思いつつ15時頃迄待ったのですがどう考えても納得がいかず。というのも本来なら各国際物流会社の倉庫に運び込まれてそこで通関手続きを通関部の人がやるものだと理解しておりましたので。いやDHLとかにEPAの書類を出す際にも通関部に送ってくれと言われますし、そもそも荷物の所在が倉庫って事になってますし。





それで良い加減にしろという事で再度問い合わせをして、こちらは問題なく書類を出しているのにどういう事なのだ、と問い糺したんです。そしたら今度応対に出た方はここでは実情が判りかねますので通関部から連絡させます、との事。おいおいおいおい、やっぱそうなるじゃん、最初に対応したやつ出せって言いたいよ、と思いつつ待っていたら通関部の方から連絡が。で、その話によるとせっかく私が日曜日のうちに書類を作って提出したのにも関わらず、書類を受け取った担当者ではなく別のスタッフがそれを使わず通関手続きをしてしまい、再度その通関手続きを取り消してEPAを適用した手続きをする事になってしまったので、本日中に何とか痛感は済ませるようにするけれど本日中の配送は出来ない、との事。全面的に彼等の落ち度だと謝られましたが、今日の納品が無くなった事に変わりはなく。





本日中に通関手続きを済ませて再度連絡するから、という事で18時過ぎに連絡はありましたが。今日入ると思って見にいらしたお客様が3名様。その都度ごめんなさいして明日には必ず入荷するから、とお伝えし。そんな中で新規で大学生のお客様がいらして色々興味を示してお話しして行ったのが唯一マシな出来事でした。何でこうなるんですかねぇ、だったら最初から水曜日到着って事になってればこんな事には。新作紹介も先にディストレットの残り2型を紹介し終えられたのに。突然開いた穴を埋めるモチベーションが上がらず今日はこういったヒューマンエラーで1日無駄になってしまったというお話でお茶を濁させて下さいませ。





という事で明日は、明日こそは!





スバールバルアイランズの紹介が出来ると思いますので、1日焦らされた、という事でご勘弁を。


ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキング
posted by mercier at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | Main | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月23日

冬の新作紹介 vol.56 NORDISKのHeavy Cotton Socks




寒いですねぇ。最高気温6℃ですって。しかし雪が降る西日本の太平洋岸と違って、東京近郊は明日はいきなり12℃に。にも関わらず水曜日は今度は最高気温4℃だそうで。寒さの底は水曜日で、木曜日の朝も最低気温は今季一番の寒さを更新するみたいですが、日中は8℃予報になってます。がしかし。その寒さ故にガッツリ高機能なダウンをお持ちの方は今こそ出番だという事で着て過ごされた様で、暖かいです!というご連絡を頂いて私としても良い物を売ったなぁ、としみじみ感じております。





そうそう、昨日書いた通りで本日はUPSに連絡をして書類を提出したのですが、危ない危ない、やはり通関直前でした。まぁ無事提出してEPAが適用される事になってはいますが、明日の入荷は今のところ大丈夫な様で、しかしそれが今からドキドキしている原因でもあり。というのも。まぁケスティンと並んで日本では現在B.A.Tのみが展開しているブランドだけあってそこそこなボリュームで発注しているんですね。結果として4パッキンで送られてきているそうで、ここにきて4パッキン分の荷物をどう収納してくれようか、となる訳です。明日のいつ届くのかも判らないし。





しかし寒さのツボな時に届く事もあり、しかも今シーズンはダウンじゃないアイテムで固めた上にイタリア製のフリースが2型あり、アウターのメインも梅春アイテムとしても使えるウェイトの物でもあり、この冬最後のキモアイテム投入といったところです。





さてそこに繋げる為という訳ではありませんが、お客様から店頭で在庫確認があって、あれ、そういればこれ紹介しているよね??とアーカイブを確認したのですが、なんと未紹介じゃないですか。という事で昨日予告した通りではあるのですが、本日はノルディスクのヘヴィコットンのソックスを紹介します。


20230123-nu06010kh-01.jpg20230123-nu06010bk-01.jpg

20230123-nu06010gy-01.jpg



これノルディスクは5色展開しているのですが、B.A.Tで展開しているのはこの3色です。というのも残り2色がベージュと名乗ってますけど白と真っ赤な赤の2色なので。フィールドで使用してしっかりと汗を吸ってくれて尚且つ足の保護を念頭に度詰めのヘヴィな綿糸を使ってダブルフェイスに編み上げたソックス、小中学生の体育用とかじゃないんだから白はいらないよな、となり赤に関してもあまりにもビビットに赤いのでそれほど需要はないだろう、という事で取りませんでした。クライミングブーツとパンツの隙間からチラリと覗く程度でしたら赤も格好良いんでしょうけど、でもちょっと赤過ぎと思われ。





で、これ綿90%ナイロン9%PU1%と殆ど綿で作られていて、度詰めで編んでおきながらソフト加工を施して優しく綿の風合いを活かした肌触りにしているのですが、ダブルフェイスに編んだ内側の面に使っている糸にNASAも採用しているGL消臭という加工を施して高い消臭機能を持たせております。アンモニアや酢酸等の足から分泌される臭いの元に対し99%以上の消臭効果があるそうで、しかも繊維にナノイオンで浸透させた結果100回程度の洗濯ではほぼ機能は維持されているという結果が出ているとの事。しかもダブルフェイスの度詰めにした事で一般的なソックスよりもかなりの耐久性を獲得しており長く愛用出来る事が保証されております。しかも日本有数の生地商社であるヤギが素材を供給して日本で編み立てたこだわりの1足です。





でですね、これ紹介していなかった原因が1回目入荷した際にはサクッと全部売れてしまいまして、紹介する間もなく。ちなみにその際は黒とカーキの2色展開だったのですが、


22年の春夏でグレーを足して3色展開にして再度入荷したのですが、今度は2回目だしもう紹介済みな気になってしまっていてグレーだけどこかのタイミングで紹介するか、てな感じでおりました。で、先日店頭で黒とカーキをお持ちのお客様からこれグレーも加わったんだよね?と訊かれてありますよ、なんてサラッとお答えしつつ内心あれ、これ紹介してたっけ??となったのでして。やれやれですねぇ、全くねぇ。サイズは1サイズ(25−27cm)で価格は2,970円(税込)でして、メンズにおいてはほぼこれで足りるであろうサイズ感です。結果的に2足3足お持ちの方が複数いらっしゃり、しかも今後展開がなくなった時の為に予備を押さえておく方もいらっしゃるくらいのクオリティです。





で、明日入荷のスバールバルアイランズはそのブランド名の通り北極探検の入り口にして海流の影響で植生の北限ともいうべき春夏には植物が生える気候の島々をブランド名に、かのアムンゼンとも探検を共にしたイタリアの空軍少将にして極地探検家ウンベルト・ノビレの時代の極地探検スタイルをオマージュしたイタリアのアウトドアブランドであり、そういったスタイルに合わせるのにも丁度良いかと。





今回はそこそこに数を取った事もあり3色ともラス1にはなっておりませんが、そこ迄在庫がある訳ではないので気になった方はセール期間中にくじ引き要員として押さえてみては如何でしょうか。





という事で明日はスバールバルアイランズのアイテムを紹介する事になる予定です、お楽しみに。


ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキング
posted by mercier at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | Main | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月22日

冬の新作紹介 vol.55 Solmate SocksのWool Mix Crew Socks “Bamboo”




一応今日の夜中というか明日の朝というかがもしかしたら雪になるかも、というのはあるみたいですけど今のところそこまでじゃないだろうという予報ですし、むしろこの低気圧が過ぎた後の水曜木曜の方が今季一番のやばい最低気温の予報が出ております。火曜日から氷点下復活ですが水曜日は−6℃木曜日は−5℃と晴れてるから良いけどそれでも池は凍るレベルです。とはいえ今のところですけど明日明後日降らなかったらどうやら1月は雪なしで済みそうです。





今日は色々やる事がいくつかありまして、その筆頭が明日の朝UPSに連絡してEPAの申請をしなければならないので書類を用意する事。書類を作る事自体はいい加減もう海外から中間業者を一切挟まず直輸入をするのを5年近くやっているので慣れまして、EUもUKもEPA書類を作成する事自体は問題ないんですけど、普段DHLが多くDHLには通関書類を出し慣れているのですが、UPSには初めてEPA書類を出すのと、火曜日に配送になる予定なので明日中に手続きを終えておかないとその火曜配送が遅延する可能性があるので、明日中に手続きしないといけないのですが、スバールバルの出荷が遅かったのでこんな事態になっております。土日挟んで出荷するのならせめて木曜日に出荷してくれないと、国際物流の問い合わせは土日休みなのでこうバタバタする事になってしまうのです。





とはいえ火曜日にはスバールバルアイランズのアイテムを紹介出来る予定です。





そして年末年始に放置していた書類関係の整理とカウンター周りのお取り置きやお直しやその他諸々の片付けと整理を閉店にやり始めてしまい、こういうのってやり始めると一気にある程度のところまでやらないと気が済まなくなるもので、一気に片付けて現在カウンター前にはネクタイとマフラーのみ、という状態になっております。ベルトもほぼ全てガラスケース内に収納し、結局この辺を乱雑に見せているのはビニールと挟んである紙とサイズバリエーションをお客様にお見せするのに出したのの片付けが済んでいなかったからか、とそれらをある程度片付けたところで今日もまた22時半過ぎに。まぁあれですよね、B.A.Tの物量でお客様に遠慮なくあれもこれも好きに試着したりサイズ比較したりして下さいね、とやるとそれが3人目ぐらいで店頭はかなりカオスになりますからね。意を決して完璧に片付けました!となっても1日保たないのですが、それもまた仕方がありません。





さて、とりあえず明後日のスバールバルの投入を前に本日はソルメイトソックスの紹介の最終回です。


20230122-ssw-ba-01.jpg



バンブー。竹ですね、竹。これぞ日本という植物なのは言うまでもありませんが、本来か中国から持ち込まれたものだというのが何とも微妙ではあります。とはいえ、オリエンタルな雰囲気にすべく渋い配色でまとめてくれており、このシリーズ通して最も判り易いイメージし易いモデルです。





ただ。これバーチの配色とほとんど同じでホワイトをバンブーグリーンというのに変えただけなんです。もちろん色のバランスは良い感じにバンブーグリーンが引き立つ様にしてくれておりますが、1色変えるだけでこんなにもイメージは違う物になるのかと驚かされました。それにしてもこの竹、イメージとしてはネイビーで夜をライトグレーで月を、そしてブルーグレーで雲をイメージしつつ、バンブーグリーンとブラウンで竹をイメージするという事らしく、なんとも判り易く風流なイメージになっておりますので、実際人気です。ソルメイトの左右非対称とかちょっと派手だし面白いけど合わせ辛いよなぁなんて思っていた方もこのシリーズ、特にこのバンブーには手を出しており、結果として減りが進んでおりますので気になった方はお早めに。サイズはMとLの2サイズ展開、価格は3,850円(税込)です。





さて明日の紹介ですが、悩ましい。展示会報告に1回とか使った結果、元々計算していた紹介スケジュールが微妙にずれて、そしてスバールバルの出荷が予定より遅れた事で更に狂いが出ております。ディストレット73の靴下、あと2種類未紹介なんですよね。季節感がある様でないデザインと寒い時の方が雰囲気出るけど通年でいけるよね、というデザインとがありまして、紹介のタイミングを伺っていたのですが1日だけだとここで紹介するのもなぁ、と思いまして。で、今チェックしていたらこれ紹介してないじゃん!!という皮肉な事にこれまた靴下がありまして、ところがこれ非常にお持ちの方から人気なアイテムなので、このタイミングで紹介しておく事にします。アイテム的にスバールバルに繋がらない事もないアイテムですので。という事でそんなアイテムの紹介です、お楽しみに。


ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキング
posted by mercier at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | Main | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする