2023年03月31日

春の新作紹介 vol.12 La PazのOrganic Cotton Khaki Gaze Hidden Button Downed Shirt “LOPES”




今日は3月最終日。明日の4月1日は土曜日なので本日届いた荷物が幾つかあり。予告していた通り、代理店を通じて取る最後のラパズ、そして今シーズンから取扱いを始めるクリエイター集団とアーチストコラボによる英国ブランド、ステイクリエイティブが入荷しました。どちらもオリジナリティに富んだアイテムで、特にボディはオーガニックコットンのポルトガル製ですがプリントは全て英国で行われているステイクリエイティブのTシャツはボディクオリティもプリントの雰囲気も新鮮です。しかもこのクオリティでこの価格というのはコスパからしても美味しいです。





でも。今回と次回はラパズのシャツの紹介です。春らしさからしてシャツの紹介したいな、と。しかも今日は元々の予定と変えてそういえば敢えて紹介していなかったこの1枚を紹介させて頂きます。


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これ実は秋冬に取ったアイテムなのです。秋冬の発注の際に生地があまりに良かったので秋冬向きな生地じゃなかったのに発注して、実際届いてみたら本当に春夏生地でして、こりゃ紹介しないで店頭にも出さずに春になったら出そう、という事で下げてたんです。なぜそんな事になったのかという理由がもう一つ。春夏の展示会、8月にあったので秋冬の納品前だったのですがその展示会でのラインナップを見たらなんとこのロペがモデルからしてない。このモデルが最も気に入っていて最もプッシュしていたのでないとなるとこれはやはり春夏に回さねば、と。





なので満を辞して店頭に出しつつ紹介するのですが、このガーゼ生地がオーガニックコットンのガーゼという珍しい生地な上、ダブルガーゼじゃなくシングルガーゼでしっかりとした耐久性のある生地にするのにそこそこに太い糸を使っております。そしてザラっとした質感を実現するのにそこそこに強撚糸にしておりまして、これまたここまでやっているところはまずないです。しかも染めも草木染め、植物染料で染めているのでそのカーキもまた良い感じです。





それでいて隠しボタンダウンの襟の雰囲気も良いですし、このモデルはもう今後出ないという事を考えたらこれは押さえておくべきかと。サイズはSとMの2サイズ展開、価格は24,200円(税込)です。





明日は続けて今シーズンの新作モデルを紹介しますので、お楽しみに。


そして明日は4月1日、エイプリルフールにして最初の週末です、ぜひ皆様お誘い合わせの上お越しくださいませ。


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2023年03月30日

春の新作紹介 vol.11 SCREAN STARS BEST×LIFEの“LAST TOUR” S/S Tee




今日は行った事に意味がある、という展示会でした。展示会といっても1ブランドだけ、日本初上陸ではありますが、ちょっと毛色の違った成り立ちのブランドでして。ヨーロッパにおける藍染、日本の藍とはちょっと違う植物でインド藍を使った染めですが、その産地であったトゥールーズで技術を復活させ、カットソーや麻の布帛、そしてそれと違った方向性ではあるのですがウォッシュの入ったニットのコレクションでした。なんでしょうね、イメージ的には岡山系の生地や染めの方向性に近いのですが、デザイン的にはヴィンテージレプリカではなくバランスの取れたカジュアルでして。悪くはないんですけど価格がねぇ。スウェット3万ニット6万ってとこでして。うう、今その価格帯を増やすのはなぁ。という事でまぁ今後に期待しときます。





さて本日はライフコラボのTシャツの最終回。今回は最初の2つとはまるで方向性が違う、渋くジャズの巨人達のラストツアーの写真を持ってきました。


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ジョン・コルトレーンとマイルス・デイビス、ジャズというジャンルにおいてサックスとトランペットの2大巨星の最後のツアーで撮られた写真。同じ年の生まれ、第二次世界大戦後の1946年にプロ活動を開始したジョンは若干20歳、それも十分に凄いのですが、マイルスは若干18歳でビリー・エクスタインのジャズバンドがセントルイスを訪れた際に、そのメンバーだったチャーリー・パーカーやディジー・ガレスピーと共演を果たしております。そこからお互いキャリアを積み上げますが、デビューが早い分マイルス・デイビスはジャズの大スターになっていき、1955年にそのマイルス・デイビスのバンドにジョンが加入する事でその名を知られ始めます。1957年にジョン・コルトレーンはこのグループを脱退しますが、翌1958年再加入、そして1959年にジャズ史上屈指の名作とされるカインドオブブルーの収録に参加。しかし1960年3月に行われた’ヨーロッパツアーを最後にジョン・コルトレーンは脱退、二人の共演はこれが最後となります。





これはその最後の共演の時の1枚。ライフは日本で世界三大ギタリストと称されるクラプトン・ペイジ・ベックの3人がチャリティコンサートで夢の共演を果たした際の写真も載せておりますが、この6年後41歳で早過ぎる死を迎えるジョン・コルトレーン、ジャズという渋いジャンルではありますが、それだけに大人の着用に耐える1枚になっているかと。





ジャズ、聞いた事のない方もいらっしゃるでしょうけど、ちょうどブルージャイアントが映画公開されておりますし、あの漫画の主人公宮本大は後に世界を魅了するジャズのテナーサックス奏者として、世界中で大人気となりジャズでドーム公演をソールドアウトするって夢の様な展開が待っているのを目指してストーリーが進行中って事になってますが、前述の3大ギタリストが全て所属していた事で有名なヤードバーズ、その名称はジャズの巨匠であるチャーリー・パーカーの愛称から命名されており、現代のバンド編成であるロックというジャンルの形成にジャズやそこから派生したR&Bやブルースなんかは不可欠ですし、名盤中の名盤ですからカインドオブブルーを聴いてみて良かったらこれ着ておこう的な俄な感じでよろしいんじゃないでしょうか。





こちらもサイズはMとLの2サイズ展開、価格は6,600円(税込)です。





さて明日ですが。3月最終日である明日は英国の今の音楽やアートシーンの流行を踏まえてサブカルチャーやストリートの雰囲気を取り込みつつグラフィックアーチストの手によるTシャツを中心とした英国カジュアルブランド、SCRT(STAY CREATIVE)のカットソーとラパズのシャツが投入されてきますので、それらのうちのどれかを紹介する事になろうかと。お楽しみに。


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2023年03月29日

春の新作紹介 vol.10 SCREAN STARS BEST×LIFEの“Presidenntal Election” S/S Tee




今日は面倒な事に郵便局に行かねばならず。しかも時代が進んでいる事を認識させられましたが、なんとEU圏に国際郵便で荷物を送る際には全て電子化されていて手書き伝票では駄目、という事になってまして。伝票に記入してインボイスも作って行ったんですが、全て書き直しというかタブレットを借りて入力し直しに。ちなみにこれ、何故そんな事をしに行ったかと言うと既に届いているのですが今シーズン発注したアイテムが半袖やタンクトップやハーフパンツだけで構成されているので未だに紹介していないバスクインザサンのアイテムの中に、1型間違えて届いたシャツが含まれており。それを正しいシャツと交換してもらう事になりまして、最安値で送り返そうとしたら郵便局からEMSで送るのが最も安いな、という事で。しかも今年の9月以降はEU圏に送る荷物は全てHSコード(アイテムの内容を国際的に共通の番号で仕分けする番号)も記載しないと税関を通らなくなるそうで、便利なんだか面倒なんだか微妙な事になりつつあります。





さてまぁそれはそれとして、色々とここにきて物が上がってきたという連絡が。代理店経由では最後となるLa Pazの今シーズンのアイテムや、今シーズンから取り扱いを始める英国のアーチスト集団の手によるアパレルコレクションであるSTAY CREATIVEのカットソー、更にこれを心待ちにしていた方が多いと思われる、先に7Hだけ上がってきていてお預けくらってモヤモヤしていたであろうニューバランスのM950V2のサイズ8も近々出荷するという連絡が。個人的に注目なのがラパズの最後の長袖シャツ、オーガニックコットンで草木染でヒマラヤソルトの様なピンク色に染められたバンドカラーシャツ、そしてステイクリエイティブの長袖Tシャツですね。お楽しみに。





で、本日の新作紹介は昨日に引き続きライフコラボのTシャツの紹介を。というか昨日のと今日のはある意味で対を成す2型なので。


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なんかこれ、デザインだけ見ると缶バッジを沢山付けた感じのプリントじゃないですか。それだけならかなりアメカジ感のあるデザインで、まぁこれぐらいならよくあるんじゃない?と思わなくもないでしょう。ところがこの缶バッジが曰く付きなのです。曰く付きと言っても別に何かしらかオカルトだったりスピリチュアルだったり厨二病的なアニメネタとかではありません、これ歴代の米国大統領選の中でも前代未聞な(前々回のトランプ当選の選挙も前回のトランプ敗戦の選挙もかなり前代未聞な感じでしたがw)選挙であり、手段を選ばぬ猛烈な選挙運動を繰り広げた事で皮肉ってこんなアメリカンな缶バッジを並べたビジュアルのページがライフに掲載されるという事態に。





1948年の大統領選挙はある意味初の出来事でした。何が初めてって33代米国大統領であるトルーマンは32代大統領であるルーズベルトが任期中に病死した事により選挙を経ず副大統領から大統領になった大統領でして。国民の支持は高かったけれど体調不良のルーズベルトは2ヶ月半で死去してしまい、副大統領だったトルーマンが原爆投下を含め第二次世界大戦の米国の対応を決断した大統領となりました。ところがまぁこの人、人気がなかった様でして、真価が問われるこの1948年の再選を目指す選挙だったのですが、選挙前は多くのメディアも識者も彼の敗北を予想しておりました。ところがトルーマン、民主党支持者を中心に投票に行こうキャンペーンを大々的に打ち出し、その違法ギリギリだろ、という方法がこの缶バッジを配るというもの。あくまで投票率を上げるというお題目で行われたのですが、当然これOKなら対立候補もみんな缶バッジを作って配る事になり、まぁこんなにも沢山の大統領選挙に投票しよう缶バッジが配られる事に。このなりふり構わない選挙に警鐘を鳴らしつつ皮肉ったのがこの写真です。





奇しくもルーズベルトが推進したニューディール政策を引き継いでいる、とアピールして自らの政策をフェアディール政策と命名してアピールしたのですが、トルーマンはKKKに加入歴もあるのにその政策内容は社会保障や公民権の拡張、そして労働者の権利を制限する法律の撤廃でした。勝つ為には耳触りの良い政策をぶち上げるんですねぇ。今その時ってその時代に生きている身にはそれまでの歴史を基に是非を判断するしかないのですが、情報が操作し易かった過去に比べ、最早情報は瞬時に世界に知れ渡りますから、事実を隠蔽するのはかなり難しく、お粗末な政治やポピュリズム的な主張で選挙に勝ったけど何も出来なかったとかは比較的近い時期に歴史の1ページとして客観的な評価を下される事に。これはその良い例だと思います。





とまぁそんな曰くのある写真ネタですが、それだけだととてもアメリカンな感じのする1着に仕上がっております。昨日のもですがTシャツで主義主張ではなくインテリジェンスをアピール出来、それでいてデザイン的に格好良いというのは美味しいと思いますので、是非チェックしてみて下さいませ。サイズはMとLの2サイズ展開、価格は6,600円(税込)です。





さて明日ですが、1ブランドだけ展示会に行ってきます。新鋭のフランスブランドなのですが、本国サイトで予習した時点でおそらく日本での代理店を通した価格は私の感覚とは折り合わないんじゃないかなぁ、と思いつつ、これだけの為に展示会をやるから見にきてくれと言われているので行ってくる事に。こういう物は取る取らないは別にして見ておかないと審美眼が曇るというか、多様性が失われてしまいますので。それは合同展であっても同じ事で、実用品としての良さとは別にファッションにアート的な側面があるのであれば、世界的に知られる芸術家で生きている内に高く評価された人はとても少なく、格好良く例えるなら泥の中で蓮の種子を探す様な事だと思うのです、アートに良さを見出す目というのは。それが花を咲かせてみなければ真価は判りませんが、誰かが泥の中から池の水の中に移さないと花は咲きませんので。その出会いの可能性は広げておいた方が良いですし、流行的側面は多分にあるので自分の好き嫌いとは別に今の有り様というものを見ておかないとただただ古典を盲信しているだけになってしまいますので。という事で明日は展示会に行きつつ帰ってきてブログを書きます、この際なので明日も続けてライフコラボT最後の1型を紹介します、お楽しみに。


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2023年03月28日

春の新作紹介 vol.9 SCREAN STARS BEST×LIFEの“DAM” S/S Tee




月末が近づいてきて今日は割引の権利をお持ちの方を含め、色々と押さえていかれる方がいらっしゃいましたが、その結果新作のみならずコスパのいいスペシャルなアイテムが減っていまして。コブマスターの定番クライミングパンツやH.FウィーバーのG-9タイプのブルゾン、そしてフォックスファイヤーのゴアテックスパックライトを使ったミズリーブジャケット等々コスパの良い、その上で他で手に入らないアイテムに買いが入っておりました。





さて、そんな1日でしたが本日の新作紹介、昨日予告した通り、今年のライフとのコラボのTシャツが投入されてすぐに減り始めておりまして、こりゃ早々に紹介しておかないと、一昨年最初に取り扱いを始めた時の二の舞、つまり紹介する前に完売という事になりかねないと判断しまして、例年よりも早いのですが紹介しておく事にします。


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今シーズン取ったデザインの内、このデザインだけはその一昨年に取り扱いを始めた際にセレクトしたデザインの1つです。最初のシーズン、まさかそれほど一気に売れてしまう事はないだろうと思っていたのですが、あっという間に完売。しかも全てのデザインがそうなってしまい、全く紹介しないままに終わってしまいました。





そもそもが一般的に流通しているライフの写真を使ったTシャツのラインナップに対し、我々が取り扱っているのはそのライセンス元から取っているのではなく、仲間卸をしている商社がそこからの流通限定でセレクトしたデザインでして、結果として流通量がとても少ない、という事に。そして初回の投入時に対し、昨年からプリントボディもオリジナルとなっております。このボディがなかなかにクオリティが高く、特にこのヘザーグレーの色が濃い目で特に好みです。





で、このプリント、リベンジ的に再度取り扱いをしたのには訳があり。これライフの創刊号の表紙なんです。しかもこの創刊された1936年11月23日、同じ年に竣工(完成)したHoover Dam(フーバーダム)が表紙を飾っているのですが、これはフランクリン・ルーズベルトの世界恐慌に対する対策として知られるニューディール政策の中心となった公共事業でした。ちなみに民主党のルーズベルトはBoulder Dam(ボールダーダム)と命名してましたが、前政権のフーバー政権が着工したのはフーバー政権だったことからフーバーダムと命名すべきだと主張し、1947年の共和党大会でフーバーダムに名称が変わったという曰くもあり。





いずれにしろこのダムはコロラド川に建設されたのですが、それまでのダムの高さの記録を2倍以上に塗り替えた233mの高さで、失業対策や景気回復を目論んだ巨大プロジェクトであり、不況に喘ぐ米国の国威高揚や国民の信頼回復へのプロパガンダ的にライフの表紙を飾っております。そんな歴史的な写真をTシャツとして着るのはなかなかにインテリジェンスに溢れ、センスを主張出来るかと。サイズはMとLの2サイズ展開、価格は6,600円(税込)です。既にどちらも残り僅かになっております、お早めに。





早々と半袖Tシャツも動き始めており、トータルで考えると外身だけじゃなく中身も、となるのでこれは良い!というTシャツは他のものに比べて買い易いだけに足が早いです、なので残りの2型も早々に紹介いたしますのでお楽しみに。


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2023年03月27日

春の新作紹介 vol.8 White Mountaineering×VANSのCLASSIC SLIP-ON 98DX




なんか微妙な天気、これもまた春らしいんでしょうね。晴れた日は春らしい気温、20℃前後だけれど雨が降ると15℃前後。それでも最低気温は10℃に近いので仕事終わって帰る時間に寒くて堪らん!という事にはならず。となるとマウンテンパーカやそれに準ずる高機能素材のアウターが当面の間丁度良い時期、という事になろうかと。それに加えてシャツも動く時期です。シャツ単体でアウターなしに出歩ける時期が近いので。寒い時はシャツの上に春アウターで過ごせば良いですし。





でも今日動いていたのはここの所のセールアイテムの紹介が功を奏したのか、ベルベットレッドのブーツとか新作投入の告知をしたコブマスターの定番アイテムが動いてました。やはり買い易いアイテムは買い易いアイテムで順調に新規のファンを獲得している様です。





あ、そうそう、冬のセール期間のくじ引きで4等を当てている方。使用期限が今月いっぱいですので、お早めに。今シーズンの新作には使えませんが、それ以前に入荷しているアイテムに関しては使えますので。





さて本日は先日発売予告をしたホワイトマウンテニアリング×バンズのスリッポンの新作紹介です。


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と言ってもねぇ。いややっぱシクったか、と反省。新作予告の段階でほとんどかいちゃってんですよねぇ。このモデルの美味しさというかセールスポイントというか。とはいえ頑張って書かずに引っ張った分を書かせて頂きますと、これ通常展開されている現行のABCマートで展開されているのと違い、米国のアーカイブにある米国規格のデザインを、米国品番でピックアップしてその規格をベースに作られたスペシャルアイテム。つまり往年の古き良きオールドスクールスタイルなアメカジファンで、最近のバンズは中高生の足になっちゃってるからちょっと履けないなぁ、というマニアックな方をも満足させる、80年代の米国モデルのデッドストックに通じる本格的なアイテムなのです。





それをしっかりとシュリンクを入れたマットな質感のオイルドカーフで作る事でモード感を加えつつ耐久性も増しより大人な雰囲気に。そもそもがレザーのバンズ、定番ではラインナップされていないのでまさに大人な1足と言えるでしょう。今日の段階で既に展開している8・8H・9の3サイズとも全て残り1足となっております、価格もレザーで15,400円(税込)というのはかなりバリュープライスだと思われます。気になった方はお早めに。なんとか今週末までサイズが欠けても残ると良いのですが。





明日は今シーズンの半袖Tシャツの新作紹介をしようかと。というのも毎年好評の米国の雑誌ライフとのコラボT、代理店商社別注でそこから取っているショップにしか入らないスペシャルデザインの物が既に動き始めてまして、これは紹介しながら進めていかないと紹介する前になくなってしまいそうだな、と危惧しておりまして。3柄あるので順次紹介しておかないと危ないな、と。お楽しみに。


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2023年03月26日

春の新作紹介 vol.7 LANI'S General StoreのWasher Processing Nylon Cargo Pant




雨で寒いのは本当に勘弁して頂きたいですねぇ。昨日連絡を取った中目黒の取引先は生憎の雨でも座って花見をするのではなく歩いて花見をする目黒川沿いはこんな天気でも人でごった返してます、と教えてくれましたが、今日は高尾周辺の花見スポットである陵南公園やその周辺の浅川沿いに行った方が仰るには、流石に人は少なくチラホラ歩いている人がいる程度だったそうな。まぁそうですよね。明日以降天気回復しても20℃以下の最高気温の日が続くみたいなので、この天気と気温なら次の週末まで桜の花は保ちそうな気がします。散る桜の桜吹雪の中で行く春を惜しむという方が、風情があってよろしいがな、と思えますし。上手くいったらその散る桜の中であれば入学式の始まる4月6日前後迄花が持ってくれるんじゃなかろうかと。





とはいえ、明日以降は本来のこの時期の天気に戻るみたいです、春物、色々とご検討頂ければと思います。で、本日は昨日紹介したジャケットと共生地のパンツの紹介です。


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いやこれパンツの方が今となっては珍しいって事になりかねないアイテムでして。というのも米国製で布帛のパンツでガチガチのワークウェアブランドで長年それだけ作り続けている、というなら兎も角、米国製で現在チノパンを展開しているジャックドネリーの様なパンツを縫える工場というのが米国では本当に希少になっていて、今回はイージーに作ってますが、丁寧な処理をして本来の工程を追ってパンツを作るとパンツの方が工賃的にも高くついてしまうのです。





日本ではパンツ工場って激減してしまうぐらいパンツ工場にとって不本意であろう扱いを受けてきてますが、それは単にパンツの価格がこれぐらいだろ、というのがシャツと同じぐらいかちょい高いぐらいというぐらいの価格が一般的だから。その価格から逆算して工賃を設定するとどうしても工場としてはどうにも叩かれている感じがするだろうな、という工賃になってしまい。それが欧米ではワークウェアの工場を除き元々妥当な工賃でそれをベースに販売価格が決められております。結果日本人のパンツ価格に対する感覚で見ると欧米のパンツは割高だなぁ、という事になってしまうのです。





私はそりゃ日本人なので、日本人の相場感はわかっているつもりですし、それに対してトップスと同じクオリティのパンツを取ろうとするとどうしても割高なパンツになってしまうというのも理解しております。その狭間でどう取り扱っていくべきか悩んでいるのですが、このパンツ、ベーシックなジャケットよりかは今時の感覚でデザインが加えられており、裾はドローコードで絞れてカーゴポケットが付いているイージーパンツです。それでいてパターン的にはクロージング的な解釈がされていて、これで26,400円(税込)なら生地感と相まって米国製のパンツとしては妥当なところだな、と判断した次第です。勿論ジャケットと組み合わせて軽快なジャケパンスタイルでありスーチングであり、というのも加味してですが。こちらもサイズはS・M・Lの3サイズ展開ですが、これはこれで履いてみたらとてもさらりとして気持ちが良い、という事でSサイズが既に完売しております。なので気になった方はお早めに。





さて、明日ですが明日は新作予告しておいたコラボのバンズのスリッポンを新作紹介で紹介します。お楽しみに。


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2023年03月25日

春の新作紹介 vol.6 LANI'S General StoreのWasher Processing Nylon Jacket




いやぁ、毎度の事ながらこのエリアの福山通運、どうにも連携が悪く。地域事情というやつなんですけど相模原の南区というところに相模原支店があり、ここ橋本のある緑区は今では相模原北支店というところからの配送なんですが、この相模原北支店は元々王子運送という別会社でして、相模原支店に届いた荷物をそこから相模原北支店に回送して緑区内に配送するというやり方を続けてまして。福山通運が王子運送を吸収して相模原北支店になっても状況は変わらず。その為荷物の所在を尋ねても相模原支店から相模原北支店にワンクッション入れて確認する上に相模原北支店にはデータがなく回送された荷物を積み込んで配送するだけなのでトラックのドライバーに確認して判らないと言われたらそのまま返答するという為体。結果出ているはずの荷物がないと言われて土曜日で出荷先に問い合わせる事も出来ず、さてどうしてくれようか、と思っていたら夕方に届くという。おいおい、問い合わせたら荷物はないと言っていたじゃないか!と相模原支店に言ってもすいませんというだけでなぜそんな事になっているのかが有耶無耶に。今後もこれ続くんでしょうねぇ。やれやれ。





でも無事届いたので本日の紹介が出来ます。これはこれでやれやれ。


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えらくシンプルなジャケットやねぇ、と思った方。いや正しいです、デザイン的にはこの上なくオーソドックスな3つボタン段返り3パッチポケットのジャケット。でも着丈短めで腰の動きを妨げないのでベントは無し。





でも生地は今時珍しい英国製の66ナイロンに洗い加工をかけてしなやかで自然な凹凸の出た表情が良い感じです。このブランドのコンセプト自体が奇を衒った物やキャッチーな物を提案する事ではなく、現代に残された貴重な米国の丁寧な縫製が可能な工場、しかも観光産業化してしまってロックミシンで脇縫いしてしまうパチンコ屋の制服みたいなアロハシャツしか縫えない工場ばかりになってしまっているハワイのオアフ島にあるハワイ州の認定工場の技術を活かし、米国製の使い勝手の良い服を提案する事なので、オーソドックスなのに使い勝手が良く現代においては稀有な服、というものになっております。





ただハワイに実店舗を持っている事もあり、重衣料という物がほぼ無く。初期のモデルで無理矢理日本向けにリップストップコットンの裏にハワイアンなハワイでプリントした生地を張ったパーカとか出してますが、そういうのは逆にいつ何処で着るのか判らないアイテムになっちゃってまして、やはりバテックや希少性の高いハワイで織られてプリントされた生地を使ったお土産と一線を画す本気なハワイアンシャツや、本縫いのみで作られるこの手のジャケットやパンツにこそ価値があると思います。





今回のこのジャケットは春夏のアウターとしては丁度良く、サイズもS・M・Lの3サイズ展開、価格は35,200円(税込)と破格の設定です、是非チェックしてみて下さいませ。これ同素材でイージーなカーゴパンツを取ってまして、そちらと合わせるととても雰囲気のあるセットアップになります。これまた単体で使って非常に様になるパンツです、そちらも明日紹介しますのでお楽しみに。





実はですね、本日コブマスターの半袖パーカや今シーズンのライフコラボのTシャツが入荷しておりまして、まだ半袖には早いだろ、と思いつつ特にライフコラボのTシャツ、ここ3年継続展開しておりますが、最もクオリティが高いんじゃなかろうかというレベルでして。そしてコブマスターの半袖パーカも重ね着にも良いんですが、これ昨年まではサイズが大きなものしかなかったんですけど今年は36サイズを展開してまして、それもあって着易くなってますのでこちらもオススメです。色々入ってますので是非お越し頂ければと思います。


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2023年03月24日

春の新作紹介 vol.5 STUTTRHEIMのWaterproof Back Pack “PACKER”




今日は昼過ぎまでは良かったんですけどねぇ。15時前から結構しっかり本降りな雨。やれやれです。多くの方が給料日だというのにこうなると朝傘を持たずに出勤した方は早々に家に戻りますしね。しかし本日連絡があり、今シーズンから取り扱いを始める今時米国生地で米国縫製、しかも米国と言ってもハワイの数少ない技術力のある縫製工場の手によるトータルブランド、LANI'S General Storeのアイテムが明日入荷する事に。現在米国製でこのクオリティでこの価格のアイテムを提供してくれるブランドは私の知る限りありません。生地の使い方やアイテムのラインナップから全てが好み、という事にはなりませんが、ハワイ州の認定するMIHA認証(ハワイ産の価値ある物品)を取っているシャツ、そして彼等としてはかなりドレスアップ、日本ではビジカジにギリギリ、という程度のジャケットやパンツはコスパにおいても米国製という点においても素敵です。明日はジャケットとパンツが入荷しますので、是非チェックしてもらいたいですね。





さて、本日ですが昨日予告した通りに未紹介のリュックの紹介。ただこれ、ラス1になっちゃっている上に新作というには暫く前のアイテムでして、新作紹介いするべきか銘作紹介にするべきか悩んだのですが、まぁギリギリOKかな、という事で新作紹介に。


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シュトゥッテルヘイム、この紹介を前に日本での展開を中止して撤収してしまいまして。スウェーデンでデザイナーの祖父が使っていた釣り用のゴム引きコートからインスパイアされたゴム引きのアウターを展開しているブランドであるシュトゥッテルヘイム。北欧カラーのゴム引きコートのラインナップが米国で大ブレイク、ハリウッドセレブやラッパーが着用しているのをフォーカスされ、日本にも鳴物入りで上陸してきていたんですけど。ぶっちゃけ米国で人気のモデルは肉厚な生地で完全にゴム引きで通気性をなくしたモデルで、重いし暑いしどうなのよ、と思って取ったことがなく。ライトウェイトで背中が雨除け仕様になっていて雨除けの下の背中側にホールを開けて通気性を持たせたモデルは良かったんですけどね。正直アウターに関してはそのモデル以外に取ろうという気になれず。きっとブランドとしても同じ問題に直面したのでしょう、ゴム引きに通じるアイテムを色々と提案してきてまして。それがこのバックパックとノベスタとコラボで出していたレインシューズがそれらだったんですけどねぇ。





私は良いんです、それでも発注するしこのブランドのポテンシャル的にイケる、と確信してましたから。ただこのリュックを含むバックパックも、そしてコラボで出したレインシューズも、どちらも展示会にサンプルが間に合わず、データのみでの発注という状況でして。結果どちらも納品はされたのですが、国内の流通量は極僅かに留まりコロナ禍もあって日本撤退を決めた様です。日本のみならずアジア全域から撤退して欧米での販売に注力するそうな。残念。





で、このリュックは上部に大きく開閉する止水ファスナーのファスナーが付き、外側にもファスナーで外ポケが1つ付いているシンプルながら機能性の高いデザイン。そして全て熱圧着で継ぎ目を塞いだ完全防水仕様の作りにし、背中側にはしっかりとメッシュとパットで背中への当たりと蒸れを軽減して使い勝手を向上しております。ここまで作り込んで24,200円(税込)というのはこの手のバックパックの中でも結構なコスパです。そして熱圧着で縫製をしていないので、かなりスッキリしたミニマルで機能性の高いアイテムです。これとロールトップのモデルどちらもラス1になっているので気になった方はお早めに。





さて週末、そんな訳でラニーズの厳選アイテムが届きます、是非そちらをチェックしつつ、春アイテムを本格的に検討して頂ければ、と思います。そしてまぁその入荷があるので新作紹介もそのラニーズのジャケットを予定しております、お楽しみに。


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2023年03月23日

春の新作紹介 vol.4 White Mountaineering×GRAMICCIのRamie/Solotex Slim Cargo Pants




あいにくの天気の中、出会いのチャンスを0にしてはいけない、という思いだけでいった合同展ですが、まぁ予定調和というか既存の取引先を超えて取ろうというところには出会えず。まぁそんなもんですよね、毎回行く度に取引先増えてたらそれはそれで大変な事になってしまいますから。しかしまぁ、恵比寿ランチの後サラッと見て戻ってくるというのんびりした感じで廻ってきました。





が、その帰り途中に悲しい知らせが。てかヒロシツボウチで作っといて良かったぁというキャンプモカシンタイプ。本来の米国製のガチなアイテムがボツったそうで。という事で春夏の納品は無し秋冬のサンプルも来ない事になり2年越しの米国製本格モカシンの投入計画は白紙に。でもそう、こんなこともあるんじゃないかと思いつつ日本でもモカ縫いのアッパーを作れなくなる可能性があるので、今回別注したヒロシツボウチのモカシン風スニーカー、俄に価値が出てまいりました。はてさてそんな感じで帰って参りまして、ブログに取り掛かっておる次第です。





さて本日の紹介は先日紹介したホワイトマウンテニアリングのブルゾンと同素材の、グラミチコラボのパンツ。今回のコラボは良いっ!グラミチにありがちなリラックスシルエットではなく、運動量はしっかり確保した上でのスリムシルエットが抜群の格好良さです。


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生地の素晴らしさについては3日前の3月20日のブログで同素材のブルゾンの紹介をしているのでそちらを読んで頂くとして、今回は今までにないシルエットとディテールについてアピールしておこうかと。グラミチのクライミングパンツ、基本リラックスシルエットでテーパードのかかった物が定番です。今迄もホワイトマウンテニアリングとのコラボのグラミチ、色々取ってきてますけどウール混でメルトンライクな生地で作った定番に近いシルエット、2プリーツが入ってより腰周りにリラックス感を持たせつつ裾幅は定番と同じでテーパードがキツめになっているシルエット、ときて今回はこれがグラミチ!?と思わせられるすっきりシルエットです。





グラミチにしては細身ですが、そこはクライミングパンツたるグラミチの股下にクロッチガゼットを付けて180°開脚を可能にした仕様で運動量はしっかり確保。そして特筆すべきは左サイドに1つだけ付けられたカーゴポケット。これがある事で単なる綺麗なシルエットのイージーパンツ、というのではなく良い感じなアクセントになってくれていてデザインとシルエットのバランスが取れております。元々のクライミングパンツ仕様であるウェストにゴムが入ってウェービングベルトでウェスト調整をするディテールはそのままに、腰のそのベルトの部分を隠していたらこれを見てグラミチだとは気づかない人の方が多いであろうスッキリパンツ。素材感も相まって他にはない1本に仕上がっております。





今回は細身な事を考慮して(写真は身長180cmの方がサイズ2を履いてます)サイズは0・1・2の3サイズ展開、価格は28,600円(税込)です。トップス同様美味しいアイテムですので、気になった方はお早めに。





明日は雨ではなく曇りの予報に変わり、しかも24℃だそうで。日中は暑いぐらいですが、給料日な金曜日な方も多い事でしょう、仕事帰りに時間が取れた方は是非お立ち寄り下さいませ。





明日は昨日説明しましたが、リュックで1型紹介していないアイテムが発覚したのでそれの紹介です、お楽しみに。


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2023年03月22日

春の銘作紹介 vol.4 KESTIN HERE×BKACK'S OH GREENOCKの“CULLIN SACK”




今日は暖かかったですねぇ、明日も天気は下り坂で午後から雨は確実みたいですが、それでも20℃近くまで上がるみたいですね。とは言え桜もまだ5分咲きにもなっていないのに5日連続ぐらいで雨予報。やれやれです。明日は合同展が1ヶ所だけなので展示会廻りを休んで営業しようか、と思ったのですが最近合同展をパスしがち(と言ってもほぼ全ての合同展を廻っていたのがほぼ同じ面子になっているところをパスする様になった程度ですが)だったので出店社の入れ替えが顕著な合同展は行っておくべきだな、と思い直して行ってくる事に。そういった活動もコロナ禍前以上に積極的に行ってセレクトの幅を広げていこうと思う次第です。





さてさて、本日の名作紹介、一昨日紹介したホワイトマウンテニアリングのブルゾンに合わせるならこのリュックだよね、という事で元々はシュトゥッテルヘイムのレアなリュックを紹介する予定だったんです。そしていざ紹介するぞ!と画像を探し始めたらこれまたとんでもない事実が発覚。このリュック2型あるんですけど、1型しか紹介していなかったんです。え、て事はこれもう1型の写真を撮って紹介せにゃならんやないかい!!という事になったのですが、その写真を撮るのが今からやるのかぁ、となるともう22時なのでやる気が出ず。そこでこのブルゾンに合わせるなら、とリュックを想定した時にこれだな、というアイテムを検討した際に紹介予定だったシュトゥッテルヘイムのリュック2型と真逆のテイストだけど生地との相性はこっちだよな、というリュックが残り1つになっていたので今日はそちらを紹介する事にします。


20230322-365610611-01.jpg



さてさて。何故このリュックなのか。このリュックに使われている生地がハーレースティーブンソン製だから。ハーレースティーブンソン製だからというか、ハーレースティーブンソンの生地、基本的にスコットランドの風土に根差したワックスコットンや刺草(蕁麻)を使った生地等でして、このリュックに使われている生地も60/40ナイロン、ナイロン芯を綿で巻いた糸を使って織られた生地なのですが、後染めではなくナイロン芯を巻く綿の糸を先染めで斑に染め、それを双糸にしてから巻いて作った糸で織られている為、ツィーディでありつつ麻の様な質感が表現されているから。元々耐水性のある生地ですが裏からコーティングして防水にしているので実用面で遜色なく使え、デザイン的にはボーイスカウト発祥の地である英国ボーイスカウト協会認定メーカーであるブラックスオブグリノックスのアーカイブから引っ張り出したシンプルですが細部に拘ったアタックザック。





この生地感がラミーの生地間によく合いますし、加えてワークやハンティングといったディテールとミニマルな雰囲気のバランスが英国調とよく合うので、このリュックとブルゾンの相性は抜群かと。よりアーバンな感じでコーディネートするとなるとシュトゥッテルヘイムのリュックなんですが、英国調に寄せつつフィールド感やアウトドアな雰囲気を重視するとこちらでしょう。最初に書いた通りラス1になってますが、英国製の老舗生地メーカーと老舗アウトドアメーカー、そしてスコットランドの風土に根差しつつ程良くワーク・ミリタリー・アウトドアテイストをモダナイズさせたケスティンとのトリプルコラボ、それで30,800円(税込)は今ではかなりお買い得な価格かと。





そしてこれにしよう、となったのにはもう1つ理由が。ケスティンから昨日メールが来て、デザイナーのケスティン・ヘア氏がちょっと先ですけど2024AWシーズンより、英国の老舗マリンウェアブランドであるヘンリー・ロイドのデザイナーに就任する事になったそうで。かつて取り扱いがあって私自身ロイヤルメールの制服として作られたアウターを今も持っておりますが、英国のアメリカズカップチームに提供されるレベルのプロユースのアイテムはオーバースペックで、前回日本で展開をした際にはほぼ広まらずに終わった経緯が。そのマリンウェアブランドであるヘンリー・ロイドにヘア氏が就任し、コラボアイテム的な物が提案される可能性も大となると今後に期待が。来秋冬もナイジェル・ケーボンとコラボが予定されておりますが、そのケスティンのオリジナルブランドをアジア地域で取り扱いをしているのはオーストラリアと香港にそれぞれ2店の計4店、そして日本ではB.A.Tのみで計5店舗しかありません。それだけにこれ、美味しいと思います。気になった方は残り1つなのでお早めに。





という事で明日は合同展を見に行ってから夕方戻ってきてブログを書く事にします。合同展、サラッと触れるだけになる可能性が大ですが、これはというところがあれば紹介させて頂きつつ新作紹介を予定しております、お楽しみに。


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posted by mercier at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | Main | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする