色々やらねばならない事がある、といってあっちゃこっちゃの役所に行ってやれ住民票だ戸籍謄本だと取ってくる羽目に。昨今ニュース等で問題提起されている様な、親の終活であったりそれに伴いそれぞれの家系の代々の墓の継承や墓終いだったりといった事が降りかかってくる年齢になってしまった、という事なのでしょう。私自身は無神論者ですし、死んだら終わりなんで子供に遺骨の負担なんてかけたくもない、と思っているので散骨でも何でも良いのですが、受け継がれてきた先祖代々の想い的なものがそこにはあるのだ、と言われたらそれを尊重するのは吝かではなかったんですけど、母方の方はこのタイミングで墓終いをしたそうなんですが、墓終いをした母親が自分の死後の遺骨の行方について相談する、という何とも言えない展開になりまして、その諸々に今日は使う事になってしまいました。やれやれ。
で、本日は昨日ラグジュアリーなレザーブルゾンを紹介したので、同じくラグジュアリーな域に達しているシュナイダーのコートの紹介をしておこうかと思います。


シュナイダー、貴族様御用達にしてコートの王、という評判を縦にしてきたにも関わらず、自社工場で熟練の技術者を維持育成し続けなければいけないので、コロナ禍で一気に経営が苦しくなっていた様で現在我が国における民事再生と同じ状況になってしまっているそうで。その後の展開について来週取扱商社の24AWシーズンのプレコレクション、L.B.Mやそれ以外のブランドの先行アイテムを見に行くのでそこで得られる情報があれば手に入れてこようと思っていますが、現段階でシュナイダーのクオリティをご存知の方は是非手に入れておこう!という事になりまして、巷でも在庫が減っているそうな。そりゃ大変だなぁ、と思いつつ、でも私のセレクト、他にはないものばかり積み上げてるので存在がバレたらサクッといっちまうんだろうなぁ、とも思う次第です。
このアンジェロのラグランスリーブモデル、表地はオーストリア伝統のローデンクロスをカシミア20%で作ってしまったラグジュアリーな生地。色も他にはない珍しいココア系のブラウンです。それに加えてラグランスリーブな以外はベーシックなバルカラーコートのデザインで、シュナイダーのシュナイダーたる看板アイテムはローデンコートと言われるフローティングショルダーになっているモデルですが、汎用性の高さにおいてはこのベタベタなデザインだろう、という事で。そして仕様が色々選べるモデルなので、今回初めて内装の写真を新たに撮って載せたのですが、ライナーが着脱可能になってまして、ライナーと組み合わせた状態ではとても暖かいのです。
昨年は変態としか書き様のないマスタード、どうやら本国でボツってしまった物のサンプルの1着だけを回して貰ったので2色展開でしたが、やはりこちらの使い易い色の方が多くの方には程良いでしょうからお勧めです。何しろこれ、何が凄いってこの生地でこのクオリティでオーストリア製で162,800円(税込)と税抜ではアンダー15万な設定。もう今ではこの価格では到底手に入りませんのでこのタイミングで手に入れておく事をお勧めします。あ、サイズは48と50の2サイズ展開です。
明日から12月、例年通りプレセール期間とさせて頂きますので、この半年の間にお買い上げ頂いた方はお好きな物を1点20%オフでご利用になれます。そしてこの1点分はお正月、1月に入った初売りから始めるくじ引き1回分としてカウントさせて頂きます。是非このタイミングでお越し頂ければと思います。
明日のアイテム紹介ですが、明日はここにきて問い合わせ殺到な上店頭でも動いているレアアイテム、ブラックシープの英国製手編み前開きベストというジャケットやコートの中に着て良しな雰囲気のあるアイテムを紹介致します、お楽しみに。そしてノービットから渾身のベストが入荷しております。これでもかという作り込みでベストにして税抜5万円台というハイエンドモデルになっておりますが、見れば納得な1着です、こちらも続けて紹介する予定です、お楽しみに。


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