本セール期間最終日の今日は遠方の方からの注文を中心にギリギリでご来店された方もいらっしゃってそこそこに色々動いておりました。中には既に春夏を見据えて春夏アイテムを20%オフで押さえていかれる方もいて、お客様それぞれの購入戦略というかアイテムの補完や買い足しのし方が現れていてなかなかに興味深いものです。
でもこのところのアイテム紹介の反響がどうもよろしいみたいでして、実はこのブログのアクセス数がジリジリと伸びているのです。長年書いてきてますけど恐らくファッション系のブログでここまで文章量が多く、しかもそこで触れられている内容もかなりディープというのは少ない様で、SNS等様々な媒体が存在する中で情報量が少なくビジュアル一発の写真だけとかそこに1行だけ見出しの様に文章があるとか、散文詩の様に言葉を短く散らしたこれまたイメージ先行のその雰囲気に共感してね、というものは沢山あるんですけどね。
ちゃんとブログを書く、というのが随分と少なくなっている気がします。とはいえ毎回これだけの字数を書いているのはそれだけでかなりなオリジナリティになっているだろう、と自分では思っております。その結果なんでしょうか、1日のアクセス数が平均500程度だったんですけど調べてみたらここ数ヶ月は600平均ぐらいになっており、ここ数週間に関しては700以上で推移しており。それが来客数とかお問い合わせ数とか売上で実感出来れば良いのですが、この暖冬がそう簡単に喜ばせてはくれないんですよねぇ。やれやれです。
とはいえ。こうやってアイテム一つ一つについてきちんと語りつつ、並べてみたらなるほどなコーディネートになっている、という形式での紹介、私も書いていて楽しいですし、アクセス数が増えているのも評価されているんだな、という事で嬉しいです。
で、今日紹介するセーター、これもう絶対にこの価格では手に入らない、あり得ない価格設定だった頃に別注で作った物がほんの少しだけ残っていたスペシャルな物。今これ作れたらとても嬉しいんですけどねぇ、今作ったら3万は超えちゃいますんで。


ルトリコデラメール、B.A.Tのニットのフェイスにおいてローゲージ寄りなミドルゲージの中では最も多く並んでいるのがこのブランド。英国製のブリティッシュウールを使ったセーターにおいては英国軍納品実績を持ちつつ滅びゆく旧式編み機を持つ工場を引き継いだりと他にはないアイテムを多くリリースしているので、それがマスに受けるかどうかは別にして他にはない英国製のニットを取るならここでしょ、というメーカーです。
その中でも今回紹介するこのセーターは、見て持ってみれば明らかに判るヘヴィさ。何故ならこれ、他のルトリコデラメールのセーターがブリティッシュウールを1本で使って編んでいるのに対し、これだけ2プライ、2本撚りの糸を使って作られているので糸量が倍なんです。その上肩はラグランスリーブ、そしてその型の部分と肘の部分にはスウェードで補強が入っていて漁師仕様でもありミリタリー仕様でもありなハードなディテール。流石にウィンドストッパー機能を持つフリースやソフトシェルには及ばないものの、今年の気候だと風が強い日でなければアウターなしでも過ごせるレベルの暖かさです。そしてローゲージセーターよりも軽くて目が詰まってますから使い勝手が良く。しかもこれ、2本取りだからという事で糸色を2色指定して霜降りにする事が出来る、という事でしっかり指定して作った別注色。単に糸帳から1色選ぶだけなら他とも被る可能性がありますが、これはまず完全に別注色でしょう。
ですがこれ、既に残り1着。なので気になった方は早めの対応をオススメします。その上でこれに2日前のマフラーに一昨日のグローブをして昨日のリュックを背負ってお出かけしたらとても雰囲気ありますよね。完全に英国人か!と突っ込みたくなるレベルですが、マフラーがオリジナリティを主張してくれる、という。となりゃぁ今日はもうこれだな、となった訳です。そしてこの20,780円(税込)という破格の設定。どうやっても2プライの英国製セーターはこの価格ではあり得ませんし、どうやら3万どころか税込にしたら4万近くになるみたいです。それ考えてもかなりお得ですよね。
とまぁこうなるとこれに合わせるパンツ、というのを紹介したくなります。なので明日はパンツの紹介です。
そして明日から2月。本セール期間は終わりましたが、明日からファイナルセール期間として2週間、まだセールをご利用になられていない方は引き続きセール利用を、1月の本セールをご利用になった方は再度1点20%オフがご利用になれます。冬物のみならず梅春時期を想定して色々ご検討いただければと思います。
そして明日は展示会廻りに行って参ります。17時頃には戻ってブログ書いてますので、時間の合う方は定休日ですが是非お越しくださいませ。


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