2025年02月28日

梅春の新作紹介 vol.11 COBMASTERのPigment Dye Embroidery & PrintBasic L/S Tee “Barista Bear”


2月最終日の今日は3月入荷分の納品があり、新生YDOTの今シーズンのアイテムが入荷しました。とはいえ、正直この時期に投入してはおりますが、全て盛夏を見据えたアイテムでして、どれもこれもまだ着れないんだよなぁ、というアイテムばかり。ただその状況にあって作り込みの確かさやオリジナリティの主張は十二分に伝わる出来栄えなので、実際にトレイルランニングやジョギングをされている方、格好良いジムウェアが欲しい方は早々に手を出す可能性が、というアイテム群になっております。スポーティでありながらフィールドの気配を漂わせており、しかもハイテクな素材感と妥協のない作り込みが単品単品の魅力を大きくしていて、特に今シーズンはハイテク素材で高度で複雑なパターンワークのTシャツが個人的にツボでした。

とまぁそういう訳で余程売り切れそうにならない限り最低でも春の新作紹介、出来れば夏の新作紹介まで引っ張りたいアイテムなので、今はまさに今紹介しておきたいアイテム、という事で一昨日入荷したばかりのコブマスターの今期取った2型の内の未紹介だった方を紹介する事にします。

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今シーズンのコブマスター、今迄のルーズフィットだけではなく、大人向けのノスタルジアというカテゴリのTシャツにベーシックという名称で標準的なシルエットのボディを用意してくれております。なのでそのボディの物に特化してセレクトしておりますが、長袖Tシャツではそのシリーズの中で唯一後染め洗い加工を施した物がこのモデルです。ヘヴィウェイト天竺のボディに製品染めをして更に洗いをかけているので、ユーズド感のある仕上がりになっていると共に、ベーシックシルエットに加工した分の縮みが入り、よりすっきりしたシルエットになっております。ただそうは言ってもコブマスター、アウトドアブランドとして元々かなりなリラックスシルエットだったので、ピタピタとかではなく十分にゆとりのあるシルエットになっております。

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そして今シーズンのコブマスターから取っているTシャツの最大の特徴として、プリントと刺繍を両方施した物になっております。これロゴと看板はプリントですが、クマは前掛けや帽子、手に持っているコーヒーに至る迄全て刺繍になっております。後染めでボディに色を付けているのですが、ボディカラーに対して刺繍の色を全て変えております。とはいえ後染めと洗い加工を入れているので、刺繍の上に多少ボディカラーが移染しているはご愛嬌、という事で。特にグリーンの方は多少熊の刺繍の方に緑色が移ってしまっております。でもそれもまた味ですよね。

刺繍とプリントで山の中でコーヒーショップを営むバリスタベアーのデザインにしておりますが、これだけ作り込んで後染め&洗い加工を施して、7,590円(税込)というのは流石はコブマスター、という価格破壊健在です。サイズは38と40の2サイズ展開ですが、今迄のコブマスターに比べてかなりすっきりなので違いをチェックしてみて下さい。

今シーズン、私が思うに古着ブームのリバイバルもあってユーズド感のあるアイテムが求められている感があって、例えばヴィンテージのロックT、多くがアンビルやフルーツのボディなんて元々ヘナチョコなのに30年程度の古さでもボロボロになっていて、しかも大したデザイン格好良い訳でもないというか、むしろ超ダサいのに古いってだけで珍重されて高いだけという碌でもない物が大半だと思っており、だったら確実にデザインの良い名品のロックTをヘヴィウェイトなボディを使って洗い加工をして良い味出している物の方がコスパも含めて良いと思うのです。ロックTはその最たる物だと思いますが、洗い加工やヴィンテージ加工を施した物は須く似た様な事を考えて作られていると思いますので、こう言ったアイテムは要チェックです。

さて明日明後日は週末にして3月のスタートです。しかもとても暖かいときておりますので、春アイテムをチェックしに多くの皆様にお越し頂ければと思います。皆様のお越しをお待ちしております。そしてアイテム紹介ですが、ここは目先を変えてデッドストックのミリタリーアウターを紹介予定です、これはこれで好きな方が多いであろうアイテムですのでお楽しみに。

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2025年02月27日

梅春の新作紹介 vol.10 BELSTAFFのBrigand Summer Blouson


結局定休日を休日にしたのに(変な表現ですがw)お昼食べにだけ八王子に行き、帰ってきてそのまま店に来て店内の整理とブログの為の写真撮影をして終わるという、それほぼ働いとるやないかい!と一人ボケツッコミを入れる様な1日にしてしまいました。でも数えてみたら写真撮らないといけないアイテムがアウター4つに長袖Tシャツ5つ、半袖Tシャツ7つと計16点もあったので、このタイミングで一気に済ませられたので良かったです。その間に通販分の出荷をしたり店頭を片付けたりしていて気付いたらあっという間に19時ですからねぇ。

とまぁでもそれがあってこうやってブログに取り掛かれているですから働いた意味はある、というもの。本日の紹介は私も初めて見るデザインのデッドストックのベルスタッフの良い感じなアイテムです。

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ベルスタッフ、現在スイスに拠点を置いておりますが中国系ファッション投資ファンドがブランドを所有しておりますが、我が国においては某大手商社が国内代理店権を取得したらしく、このままだと元々のクオリティよりは落ちるけれどそれでもインターナショナルなラインナップと日本ライセンスでネームを付けたそれより安価で微妙なアイテムで構成されるラインが今後溢れる可能性が大、という事で。となると昔から取り扱ってきた店を中心にデッドストックの美品でレアアイテムがあれば押さえておこう、という事に。そんなリクエストに対して今回初めて見るアイテムが提案されていて、これ以外はB.A.Tの店頭にあるモデルで店頭の方が色もサイズも良いという物しか出ていなかった事もあり、これはやらねば!という事で即行押さえたのがこれ。しかもこの黒の方はS・Mどちらのサイズも2点ずつしか残っておらず、全部取ってしまっても良かったのですが、そこはわたくし、釣りして網せずの精神で各1で押さえました。どちらにしろもう旧代理店にはその4点しか残っていなかったので、これは手に入れられた方はとても美味しいと思います。

与ーロピアンライダースの定番ではなく、アメリカンなシングルライダースに近いショート丈。ショート丈というのがそもそもベルスタッフではまず見ないデザインなのですが、胸周りから袖にかけてはヨーロピアンライダースとほぼ同じ。襟がスタンドカラーでベルトで前を閉めるデザインも一緒。胸にはフラップの付いた四角い大型ポケットが左右に付き、袖は左右の袖口から袖口迄背中を通して1枚で作られている着物袖仕様。ところがここから下がまるで違っていて、ヨーロピアンライダースだ腰から下に更に大きなフラップの付いた四角いポケットが左右に付くのですが、そのスペースがないからでもあるんでしょうけど、斜めに切られたファスナーポケットが左右に付いて、ウェストベルト部分にバックルが付いてウェストを締められる仕様になっております。更に腰の背面にはリフレクターテープが縫い付けられており、ライダースらしいアクセントになっております。

コンセプト的にはヨーロピアンライダースをショート丈にぶった斬って、それを格好良くあれにしたモデルと言えるでしょう。でもこれが他にはない独特なデザインアレンジが加わる事で唯一無二のショート丈ブルゾンになりました。ヨーロピアンライダースの丈だと身長が低いとアウターに着られている感が出てしまったりしますが、この丈でしたらアメリカンなコーディネートにも合いますし、英国フィールドウェアの代表格でもあるのでブリットロックなTシャツと合わせても良しな上、防水バッチリで通気性もあるベルスタッフ独自の2レイヤー仕様の生地“ベルフレッシュ”を使用して裏地にチェックの綿を張っただけですので、英国の夏と違って日本の夏は無理ですけど春と秋は当然ですがレイヤー次第で冬もいけるアウターとなっております。

しかもこれ、何が美味しいって元々69,000円(税抜)で20年近く前に売られていた物なのですが、今回33,000円(税込)で出せる様に卸して貰えたんです。クオリティに全く問題ないですし、今当時と同じイタリアで作ったら10万以下にはならないでしょうから、とてもお得だと思います。サイズ的にもMで日本のLぐらいですから丁度良いかと。気になった方はお早めに。

梅春の間に投入されてきているアウターの紹介を進めてしまいたいとはいえ、明日も暖かいみたいですし、明日は長袖Tシャツの紹介を予定しておりますが、どれにするかは今日届いている全ての長袖Tシャツの写真を撮り終えているので、明日になってからのお楽しみ、という事で。

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2025年02月26日

梅春の新作紹介 vol.9 ROCK OFFのOASIS “DEFINITELY MAYBE AAA PASS” S/S Tee


暖かかったですねぇ。しかもここからしばらくこんな気温で日曜日には22℃だとか。でも今日いらしたお客様とも話してたんですけど、むしろその後の最高気温10℃迄下がる事の方が恐ろしいです。とは言え。日曜日までは暖かい日々を満喫すべくそういったアイテムの紹介をしていこうと思っております。今日はちょっと遅れていたコブマスターの洗い加工の入った長袖Tシャツが入荷しましたし、他の今月予定だったアイテムのスケジュール変更の連絡もあり。エーグル、納期が結構変わってレインシューズが3月、リュックが4月に変更になり、YDOTは新しい営業代行会社に変わったので、その取引申請等の書面を交わしたりするので3月になってしまう事に。まぁ仕方がないです。とはいえ、今日も店内の入れ替えは進めておりますし、春らしい春を前倒しでお試し体験させてくれているのだ、と思って春物をご覧になりにいらして頂きたいところです。

さて、昨日予告した通り本日は秋に日本公演を控えて再結成された事が世界的に話題になっているオアシスの最新のTシャツが既に残り僅かになってしまっているのでその紹介です。

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今判っているだけでB.A.Tのお客様の内3名の方が抽選に挑んでお一人だけチケット購入権が当たったそうで。他のお客様とも話していたんですが、リアムが子供が出来たら子煩悩でロックな生き様なんてもう無しで!となって父親として恥ずかしくない程度に丸くなった事から兄弟の不仲が解消されて再結成に至った、という事らしいので、またしても兄弟喧嘩勃発で短い平和だったなぁ、という事も無いとは言えず。となると10月迄にまたしてもミゼラブルな仲違いをして再度解散なんて事が起こっても不思議じゃないよね、というか驚かないな、と話しておりました。

しかし再結成ツアーを前にオアシスのTシャツの人気は高まっており、このボックスロゴと背中にロンドンでの初コンサートのパスをプリントした豪華な両面プリントで、背中はインクジェットプリントになっている豪華な1着は店頭でちょこちょこ動いていて現段階でMとLが各サイズ1枚ずつ残っているだけになっております。オアシスのTシャツの中ではアルバムジャケットの方が珍しく人気が高く、なかなか発注出来ないので日本での流通量も少ないと思いますが、新作であるこのデザインもバランス良く格好良いので店頭での動きが良いです。価格も4,840円(税込)ですので、押さえられるのなら早めに押さえておく事をお勧めします。

さて明日ですが、木曜日ですけど展示会の予定はなく。今のところ残っているのはノービットとマウトリーコンテーラーぐらいですし、それ等は来月になるみたいですので、明日はお休みしつつ16時頃に戻ってきて店頭の入れ替えを進めてからブログを書こうと思っております。明日のアイテム紹介、明日は今シーズン迄見た事がなかったベルスタッフのブルゾンが掘り出されてきたのを押さえたので、そちらの紹介を。破格の価格設定なのでお楽しみに。

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2025年02月25日

梅春の銘作紹介 vol.2 Brooks BrothersのDead Stock 90's Oxford Traditional Fit B/D Shirt (Made in USA)


明日は東京近郊は17℃予報。日中はこの気温だと冬のコートは要らず、春アウターで過ごせるレベル。といってもこれが逆に秋だった場合、20℃切って17℃になったとなるとスウェットの上にカバーオールやマウンテンパーカを着ないと寒い、という事になるので、気温のベクトルが上向きか下向きかで体感は全然違うって事なんでしょう。とはいえ、明日はスウェットパーカの上にナイロンや綿のハーフコートやブルゾンで日中は丁度良く過ごせる気温になる様です。快晴でもあるみたいなので、それでその気温の予想というのはほぼ当たるんじゃなかろうかと。でも朝晩は一桁気温なので朝家を出る時はインナーダウンとか着て行く、というのが賢い対応かと。帰りはカバンにぶち込んで帰ってくる感じで。

そんな時期に紹介するシャツなんですが、アメカジの定番シャツ、今の日本の気候ではその生地のウェイトでは6月には暑く感じると思われるので、このタイミングで紹介しておくのがベストなのでは、と昨日思い立ちまして。本日はそんなアイテムの紹介です。

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ブルックスブラザースのボタンダウンシャツと言えばアメカジとアメトラ、どちらもの定番アイテムとして確固たる地位を確立しているアイテムですが、それはですがというよりもでしたが、というべき物になってしまっており。というのも90年代後半にイタリアの会社に買収され、その後また米国メーカーに戻るという紆余曲折があり、その買収から戻って以降は米国製のシャツが企画物以外で作られず、安価な中国製がほとんどになってしまいましたので。買収されていた時期の青いタグの物はイタリアンな雰囲気がそこはかとなくして当時不人気でしたが、今では一部マニアに珍重されているみたいですけど、やはり本来のブルックスブラザースのシャツ、というのは買収前の米国製の物であり、もっと欲を言えば80年代以前のフロントボタンの数が少なかった頃の物がベスト、という事になります。ただその時代のデッドストックともなると5万円以下では手に入らないでしょうから、何とかネックサイズだけでもゴールデンサイズな物を見つけたらそれはもう買い、という状況になっております。

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今回紹介しているのは90年代に入ってからの物で買収されるちょっと前に物になりますが、珍しいのがこれ、トラディショナルフィットという古き良きアメリカンな時代のオーバーサイズなシルエットで作られており、生地は米国産スーピマコットンを使用してはいますが織っているのは中国という生地に切り替わっております。この生地を米国で作っていたメーカーが倒産して同じ素材で中国で織る事になった年からこれが90年代前半のものだという事が判別出来るのですが、それにしてもスーピマコットンをしてここまでコシのある生地にしているのは打ち込みの数も糸のテンションも指定しておっているからなのでしょう。今ではあまり見る事のないハードなオックスフォード生地です。

そして襟型はこれぞブルックスブラザースという襟型で、様々なブランドがパターンをコピーしてオマージュモデルを作っているオリジンです。シルエットがそのトラディショナルフィットとやらなのですが、これが今で言うところのビッグシルエットというかリラックスシルエットというか、まぁ兎に角ネックサイズに対して大きなシャツです。なので今どきな着方でもあり、往年のリラックスアメカジスタイルでもあり、というサイズ感なのですが、これはこれで春にサバっと着ていたらいい感じだろうな、と。どちらもネックサイズは40cmで29,700円(税込)とアンダー3万で手に入る30年以上前の米国製ブルックスブラザース、もうこの価格で出る事もないでしょうから気になった方はお早めに。

さて明日ですが、どうしてくれようか悩ましいところですけど暖かくなるという事で数が減っているオアシスのTシャツの紹介を始めようかと思います。というのもバリエーション違いを含め6種類取っているのですが、紹介しておかないと完売してしまうかもしれない物から紹介しておこうかと。お楽しみに。

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2025年02月24日

梅春の新作紹介 vol.8 norbitのWater Repellent Nylon Field Hoodie Jacket(Ver2.0)


連休最終日の今日、この寒さ本当に明日から一気に切り替わるんだろうな、と再度予報を確認してみたら、暖かいのは水曜日から来週の月曜日迄で、3月に入ったらまた10℃前後の最高気温で雪が降るかも予報になってしまっております。まぁ三寒四温というぐらいでそんな感じで春になっていくというのが元々の正常な季節の移り変わりなのであって、ちょっと寒気が緩んで暖かい日になったからといってもう春だ、みたいなのは違うんでしょう。これだと取り敢えず3月2週目に桜が咲く、という事にはならないんじゃないでしょうかね。この3連休で御殿場の方の梅林に行ったり高尾の梅林に行ったり、という話をいらしたお客様からお聞きしたんですが、この時期は♪梅は咲いたか、桜はまだかいな、という時期ですのでまだ桜よりも梅を愛でに梅林のあるところに行ってみてはいかがでしょうか。

そんな本日は新規のお客様や常連の方がご来店になり、色々と減っております。先日紹介した作務衣ジャケットがまさかの完売。そして今日紹介する定番のフィールドフーディジャケットも既に1色はラス1に。更に未紹介のnarifuriのシャツも1色ラス1になってしまいましたし、新作アイテムの減りが顕著でした。デッドストックのMA-1も売れたので残り僅かになりましたし、在庫のお値打ちアイテムも減っております。春が近づいてきておりますので是非チェックして頂きたいところです。

さて、そんな訳でここで紹介しておく事にして良かった、という数を減らしているアウターが本日の紹介です。

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このジャケット、フード付きが出たのは4シーズン前で、それまではフードの無いフィールドジャケットが定番として展開されておりました。ブランド発足時から全体のバランスや細部のギミックを改良しながら展開してきたフィールドジャケットにフードを付けるデザインとして出された時点で既にかなり完成度が高くなっておりましたが、今回更に細かい変更を加えて新色を足してリリースされました。そしてこちらも今回からサイズSが登場しており、このSが非常にバランスが良く、リラックス感とジャストサイズの両立が出来ております。アームホールや身幅には余裕がありつつカマ下の位置は広過ぎず胸周りもダバダバではないのでとても着易いです。

そして今回はほぼ黒なダークネイビーと新色のブルーグレーの2色をラインナップして、店頭にあるVer1.0のカーキとオリーブを合わせるとほぼ同じデザインで4色展開となっております。ただVer1.0の物はサイズMのみですが。とはいえ、この時期によりアーバンなダークネイビーとブルーグレーというのが、アウトドア感が抑えられているからなのか、新たに投入した2色の動きが良く、既にブルーグレーの方はSを1着残すのみとなってしまいました。Ver1.0の方でもダークネイビーは取っていたのですが、あっさり完売している事を考えてダークネイビーを多めに取った事もあって今の所ダークネイビーはサイズ欠けしておりませんが、使い易い色なので完売必至です、価格も49,500円(税込)とアンダー5万で抑えられているので何でもかんでも3レイヤーの最上位モデルで10万オーバーというのでは街中のTPOを考えてもやり過ぎ感が否めないので、これぐらいをお勧めしておきます。フロントもボタン仕様でハイテクなマウンテンパーカと違い合わせるインナーを選びません。シャツ良し、シャツの上にニット良し、ミドルレイヤーのフリース良しなとても使い勝手の良いアイテムですので気になった方はお早めに。

さて、明日のアイテム紹介ですが本日入れ替えでウールのシャツを下げて代わりに店頭に出したシャツの中で、これはこの時期に紹介しておくべき、と思ったシャツを銘作紹介で。お楽しみに。

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2025年02月23日

梅春の銘作紹介 vol.1 ROYAL NAVYのAntique Finish M-64 Field Pants / Late Type (B.A.T別注)


連休中日。やばい、平和(暇なまま)に夕方になってしまった、となったところから俄かにお客様がみえて、今日いらした方はお出かけした帰りに寄ってくださった方と連休中日だし晩ご飯だけでも、と家から出てきたという方でしたが、どちらも長袖Tシャツの新作をお買い上げ頂き、取り敢えず売り上げは立った、とホッとしました。それ以外にも遠方の方から連休でブログチェックして、という事で注文も入り、まぁまぁかな、といったところでフィニッシュ。途中店頭の整理を行い、寒いは寒いですけどこのタイミングで一番奥に仕舞わないといけないダウンジャケットを店頭から下げる事を決意。ダウンを仕舞える様にその手前にある段ボールの整理をしていたので、手持ち無沙汰という事もなく

今日も近隣、平塚とか秦野とかを通ってきたというお客様から雪がチラついていた、という話があるぐらいに気温は低く、どうやら明日ぐらいまでは寒いみたいですが、連休明けには気温が上がって15℃以上、16℃予報になっております。それもあって今日紹介するパンツは冬というよりも冬を含む3シーズン対応といった感じのウェイトで別注した物です。

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今シーズンのロイヤルネイビー、展示会後の発注の際には別注2型+インライン1型というラインナップだったのですが、まさかの別注で指定した生地がドロップ。パンツとジャケット、どちらも同じ生地で別注していたのでそれが仇となりまして、別注が全ボツという悲しい事態に。ちなみにライトデニムでSASトラウザースとコールドウェザーMkVジャケットを作り、ステッチ色を金茶に変更する別注だったのですが、第二候補に挙げていた生地もまさかのドロップで今回は見送りになってしまいました。

となるとここは過去に作ったディテールとしては最も気に入っている軍パンモデルであるM-64の後期モデルの生地を乗せ替えてアンティーク加工を施した別注モデルを銘作紹介しておこう、と思いまして。

これNATO軍創設時の話にまで遡り、ベルギー軍とデイテールで共通項の多いモデルなのですが、それについては初期モデルの物を過去にインラインでリリースしていた際にそれを取った際の紹介がありますので、そちらをご覧になって下さい。

その後期モデルにSAS装備に使われていた生地をイメージして作られたリップストップコットンに乗せ替え、更に1964年採用モデルが現在程度の良い状態で古着で出てきたかの様なアンティークフィニッシュになる様に洗い加工をしてもらいました。これだけ作り込んでも別注で13,200円(税込)という破格の価格設定。円安とインフレの進んだ現在ではもう流石にこの価格は無理でしょうねぇ。サイズは小さめだったのでサイズ2と3の2サイズ展開、2で30〜31インチ程度、3で33〜34インチ程度のサイズ感です。この時代の軍パンを顔料+洗い加工の入ったカットソーと合わせるとフラワームーブメントの頃のヒッピー系な雰囲気になりますし、洗いをかけて柔らかくしたリップストップコットンがとても良い履き心地で春になってもストレスなく履けるので是非チェックしてみて下さいませ。

明日ですが、じわじわ数を減らしているオアシスのTシャツの紹介をしていくか、アウターの紹介をするべきか悩んだのですが、やはりここはこの時期にこそ押さえておくべき、と書いてきた使い易いフィールドパーカの紹介をさせて頂こうと思います、お楽しみに。

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2025年02月22日

梅春の新作紹介 vol.7 ROCK OFFのThe Beatles “LET IT BE” Cotton/Cashmere Henley Neck L/S Tee


3連休初日。気温は低く、日が射す時間もありましたが、日中時折雪がチラついていてびっくりしました。そんな寒い1日ではありましたが梅春アイテムを求めてお客様がお越し下さり、昨日迄と同じく長袖Tシャツ中心ではありましたが、新作在庫問わず春アウターも動いておりました。やはりこの時期のアウターはアウトドアブランド的な機能素材を使っている物が人気で、ノルディスクの2ウェイフィールドパーカやノービットの作務衣ジャケットが動いておりました。夏が近づいてもいける様な薄さではなく今からレイヤーで使えるアイテムを今買っておこう、という事みたいです。でもそうしておけば秋になっても年内は間違いなくレイヤーで凌げるので、そういうシェル的なアウターはお勧めです。シェルではなくシェル的と表現しているのはアウトドアブランドの名前をデカデカと刺繍したりしている如何にも極限環境下で使うギアです、というのではなくもうちょっと現実的なスペックと数千m以上の環境下ではなく街中やキャンプサイト程度のフィールドで丁度良く使える機能性やポケットやデザインや生地の物、という意味で。

そのアウターについては近々紹介するとして、今日は昨日に引き続きゴージャスボディのロックオフの長袖Tシャツの紹介を。

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昨日紹介したのと同じ工程で作られた、こちらはレットイットビー仕様です。こちらはフロントにプリントを入れておりますが、前身頃をプリントしてからヘンリーネックの前立てを作っているのが確認出来ます。フロントプリントの場合はヘンリーネックでなければ判りませんでしたが、この工程で作られている、というのが判るのはこの前立てあってこそなので同じ仕様の別柄も取りました。

個人的にレットイットビーは1981年公開の横溝正史原作の映画“悪霊島”の主題歌に使われていた、というのが印象深く。名曲ではあるのですが、瀬戸内海の離島を繋ぐ連絡船が行き交う島々をバックに流れるレットイットビーはなかなかに風情がありまして。私としては石坂浩二氏が金田一耕助役としては今のところ歴代ベストだと思っておりますが、次いで雰囲気が近いと思うのがこの映画で金田一耕助を演じる鹿賀丈史氏です。この映画では挿入歌でゲットバックも使われており、ビートルズの楽曲を2曲も使った邦画としては珍しくも贅沢なサウンドトラックになっとりまして、キャッチコピーの“鵺の哭く夜は恐ろしい”というのと共に当時小学生の私にはそんじょそこらのホラー映画よりも恐ろしく記憶されております。

昨日紹介したのと同じく贅沢な作りで名曲のアルバムデザインですので、楽しく着て頂きたいものですね。
サイズはこちらもMとLの2サイズ展開、価格も同じ10,780円(税込)です。こちらも残り僅かになってきておりますのでお早めに。

明日は連休中日です。通常なら翌日月曜日でお仕事なので外出が億劫でしょうけど、せっかくの3連休なので是非お越し頂ければと思います。ブログを見ていらした方は1点20%オフの特典もありますので是非(仰ってくださいませ)。そしてアイテム紹介、明日はここのところトップスの紹介が続いておりましたので、パンツの紹介を。ここはこのところのラグジュアリーなのにラフな加工を入れたTシャツに合わせるならフラワームーブメントへのオマージュの意味も含めて洗い加工をした軍パンだな、という事でロイヤルネイビーの別注カーゴパンツを紹介します、お楽しみに。

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2025年02月21日

梅春の新作紹介 vol.6 ROCK OFFのThe Beatles “ABBEY ROAD” Back Print Cotton/Cashmere Henley Neck L/S Tee


今日もカネルの長袖Tシャツ、動いてましたし、春を想定してかパンツも綿パンが動いておりました。まだまだ寒いですけど純然たる冬物はもう下げてしまって良いかも知れません。明日から3連休だという事を忘れておりましたが、2月にして2回目の3連休なんですね、明日から。遠方の方でなかなかお越し頂けていない方もこのタイミングでお越しになるとの事ですので、折角なので何かしようと思い立ち。とはいえ、出来る事はたかが知ぜおりますので何ですが、この3日間でブログを見た!とおっしゃって頂ければお好きな物を1点20%オフにして販売致します。

とまぁそれはそれとして、寒いは寒いですし、そうは言っても後1週間で2月も終わり。3月ともなれば卒業式が行われ中盤を過ぎると桜が咲いて花見の時期になりますが、それでも3月になっても朝晩は気温一桁です。どうすりゃええねん!という時期ですが、このタイミングではどうやっても長袖Tシャツと長袖シャツ、そしてライトなスウェット辺りが安牌でしょう。という事で本日は今シーズン入荷した長袖Tシャツの中でもラグジュアリーな作りの凝った1着を紹介します。

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ロックオフってこういう方向性だったっけ!?と思わせられる過去に作られた豪華な仕様のボディ。プリントも後加工も無しで売っても今では2万近くしてもおかしくないクオリティのボディです。カシミア10%綿90%という豪華な組成で作られた涼し気な天竺生地を使い、丁寧にポルトガルで縫製されたヘンリーネックの長袖Tシャツ。何が凄いってこれ、先にプリントを入れる部分のパーツにプリントをしてから縫製をして仕上げる、という手間のかかる工程で作られており、縫製後にプリントが塗り潰されてしまわない程度に薄く顔料で後染めをします。それから洗い加工を施して顔料を落として元のしっとりとした生地感を復活させたのがこれ。こんなに複雑な工程を経てロックTを作る、というコンセプトで作られるラインが過去には存在しており、現在のギルダンやフルーツのボディを使ってコストを抑えてバリエーションをこれでもかと増やした状況とは両極端にある様な豪華なコンセプトのシリーズなのですが、現在はリーズナブルに提案する事が出来る事が判明したのでじゃあやろう、という事に。

中でもこのモデルは大胆にこれでもかとばかりに背中いっぱいにプリントをしているのですが、プリントしてから縫製しているので背中のパーツにだけプリントされていて袖にはプリントされておりません。

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ビートルズといえばのアビーロードのアルバムジャケットの写真として有名なこのデザインを、ここ迄大きくプリントしているTシャツ自体がそもそも他にないと思いますが、ボディを作ってから無理矢理プリントすると袖のパーツの肩の後ろにだけ中途半端にプリントが入ってしまう上、パーツを繋ぐのに縫製した厚さが違う部分にプリントしているので美しくプリント出来ません。それ故にプリントをしてから縫製してパーツを組み立てるという工程をセレクトしておりますが、プリント工場と縫製工場は別なのでとても手間がかかる工程です。その結果としてこの迫力ある背面があるのですが、生地感を損なわずにプリントと染めと洗いを重ねた独特な風情が生まれているのですから、それだけ手間暇かけた甲斐もあろうかというもの。

非常にゴージャスな1着となっておりますが、これで10,780円(税込)ですので、とてもお買い得です。サイズはMとLの2サイズ展開ですが、既にメーカーは生産を終了しており、メーカー在庫がなくなり次第廃番となるので今回が恐らく最後のチャンスになるんじゃなかろうかと。是非この機会に手に入れておく事をお勧めします。

という事で今月最後の週末にして3連休です、最初に書きましたが細やかにイベント設定しておりますので、是非皆様お越し頂ければと思います。アイテム紹介は今日紹介した物とは別の仕様のもう1柄を紹介させて頂きます、お楽しみに。

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2025年02月20日

寒くても歩いていれば暑くなる


今日の展示会廻りは比較的スムーズでした。全て予習が終わっていて、後は生地感とサイズ感を確認して発注を決めるだけ、という流れでしたので。そして発注出来る物は発注しちゃってましたので、そのサイズ感の確認をして発注バランスを修正するかどうか、という程度でもあり。

今日も微妙な位置、千駄ヶ谷と原宿の間ぐらいのところに向かうので、今回は千駄ヶ谷スタートにしてピカピカでモダンな将棋会館を横目に鳩森神社の前を左折、ロンハーマンの横を通過して今は立て替えで閉まっているユナイテッドアローズ本店の前を左折したらちょっとだけ坂を登るとそこが会場。ハリスはやはりシャツが秀逸でして、今回は、いや秋冬ですと一昨年昨年と同じく今回もネイビー系先染めチェックコーデュロイシャツが目につきます。来秋冬は既存のボタンダウンではなくバンドカラーで提案されていて、しかもインディゴでロープ染色した糸を使って淡いグラデーションで出したチェック柄。それに加えて反染10〜14回インディゴ染めを繰り返した深みのある単色のネイビーも揃えております。どちらも着込んで洗いをかけて行った結果、経年変化で良い味が出るので昨年迄の物と別物として襟型も違う事ですし要チェックでしょう。

加えて今回はコーデュロイではなく9月に投入してすぐに使えそうな、秋な表情だけれどウェイトは軽量なシャツ、という提案がされており、良い表情のシャーリングヘリンボーンチェックボタンダウンシャツがその代表格でした。ヘリンボーンとチェックを組み合わせた複雑な表情に加え、縦横に1%分、ざっくりアバウトに糸100本の内1本をポリウレタンの糸にする事でその糸だけが縮むので生地全体にふんわりとした凸凹が出るシャーリングが発生しており、涼しくもあり季節感もあり、といった提案です。加えて4ozという非常に軽いカイハラの国産ドレスデニムのボタンダウンシャツも提案しており、こちらも生地としてとても価値のある1着です。ブロードレベルに軽いデニムシャツ、経年変化が楽しめる珍しいドレスシャツとして、この辺は全てビジカジ対応でもありますので、取っておこうと思っております。

とまぁ私のセレクトですとハリスの秋展ではもうシャツに特化した発注になってしまいますが、どれを取っても価値のあるものだけを厳選したつもりですので、投入時期を楽しみにして頂きたいところです。

そしてこの後は中目黒だったので、表参道駅からメトロで移動して中目黒へ。先月はまさかのスペシャルもオススメもどちらも個人的に好みではなかった為に関谷スパゲッティではなくオニヤンマのうどんになってしまうという不本意な結果だったので、今度こそはと捲土重来を期して関谷へ。今日はバッチリ、スペシャルのイカ墨を練り込んだスパゲッティのペペタマも良かったのですが、サルシッチャが美味しそうだったのでオススメのサルシッチャのトマトクリームソースをダブルで。これで千円ちょいなんですから本当にこの店は良いですねぇ。という事でお昼を済ませて川沿いの展示会場へ向かいます。こちらは既にオーダーしているHUNTER OUTDOOR英国製2レイヤーツィードフィールドジャケットやベスト、それとクラシカルなツィードのテーラードジャケット、それぞれのサイズ感のチェックから始まりました。アイテム毎にサイズが微妙に違うのと、そもそもが大きいので油断がならず、案の定フィールドジャケットとベストは想定通りでしたが、ジャケットは今では珍しい肩パッドの入った如何にも英国調なジャケットだったので、Sは兎も角Mの発注は大幅に削る事に。危ない危ない。そして来秋冬に新たに全別注で投入するスコットランドのニットメーカーAlderneyクリケットセーター&ベストもサイズ感のチェックを。こちらも配色は既に仕様書を書いてぶつけてありますが、サイズバランスだけ展示会で確認して後から修正する、という事になっていて、案の定40サイズに山を張っていたら40が結構な大きさで、結局38と40は同数にして42迄取る事にしました。こちらも先程修正を終えております。

そしてロンドントラディション、こちらも既に新たな生地スワッチは確認済みで、新型や展開可能モデルも確認して別注する事が決まっていたのですが、新型はサイズ感をチェックしてからじゃないと数出せないし、新生地は実物見てからじゃないと危ないので2型別注か1型別注か、生地はどのウェイトのどの柄にするのかを決める事になったのですが、リーファーコートに使おうと思っていた生地がストックが切れて作れなくなっている事が判明。なのでリーファーコートは無しに。で、こちらが本命ではあったのですが、ライトウェイトな生地でばさっと羽織れる感じのダッフルコートの新しい着方の提案、というのをする為に新たにライトウェイトの生地を使う事にしていたのですが、これが生地の柄が一長一短で非常に悩ましく、オリジナリティを取ると一線を超えたはっちゃけた感じになって当初のコンセプトからは外れ、予定していた2柄は非常に近くてどちらかで良いんじゃないか、という感じでもあり、そして他社でカバーオールと私が無しにしたリーファーをその生地で作るところがある、という情報もあったので、帰ってきてさっきまで悩みに悩んで結局タンベースでネイビーとグリーンとライトブラウンでガンクラブチェックになっている柄で発注する事に。サイズを1サイズ大きめなバランスにして、今回は44まで取る事にしました。こちらも乞うご期待ですね。

そしてグローバーオールは定番はいつもながらスルーしてロンドンコレクションの中のバーシティジャケット、英国調のスタジャンをセレクト。毎シーズン好評のマフラーも新柄が出ていたので2柄セレクトしてフィニッシュ。オマージュの長袖Tシャツとスウェットはもうちょっと考えて厳選して発注する事に。

とはいえ、これだけチェックしていたら1時間半程かかってしまったので、お客様が17時頃にいらっしゃるアポが入っていたので帰路につきました。

実はここ数日でヒロシツボウチへの別注の話が大きく進展し、完全にコンセプト的に別注というよりもB.A.Tラインとも言うべき仕様になってしまってまして、そちらの経緯も書きたいのですが、それはまた別のお話、という事で近々書きますのでお楽しみに。

明日はまた新作紹介になります、明日はビートルズの豪華な長袖Tシャツの紹介を予定しております、お楽しみに。

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2025年02月19日

梅春の新作紹介 vol.5 COBMASTERのPrint & Embroidery L/S Tee “South Japan Alps(Like Vietnam Jacket)”


今日は細かく色々動いた1日に。でもここ数日で動きが顕著なのはカネルの長袖Tシャツで、無地・ボーダー合わせて3着も動いており。日曜日からの4日間で3着ですから、1日を除き4日の内3日で売れていた事に。結果として色によってはラス1になってしまっており、春の投入を待たずして現状の使い易いカラーを中心に減っております。加えて新たに投入した長袖Tシャツ、今上がって来ているのは今日紹介する分を含めて全てプリントもしくはプリント&刺繍が施された物なのですが、どれもこれも力作揃いで、お得感でビートルズ強しですが、比較的満遍なく動いてますね。無地に関しては3月にノルディスクのオーガニックコットン物が3色で投入されますが、それ以外はフォックスファイヤーで抜けの良い真夏に使えるレベルの物を投入する以外、長袖Tシャツは打ち止めになる予定ですので、既存の物を含めて吟味して頂きたいものですね。

さて、そんな訳で今日はコブマスター、ブランドの立ち位置を1段上げて初めて納品された物だけあって、これでもかと凝った長袖Tシャツの紹介です。

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今回初めてとなるプリントと刺繍を両方使ったシリーズで構成されるTシャツ群、それをノスタルジアラインというのにカテゴライズされた大人向けにボディサイズを既存のルーズフィットではなくレギュラーフィットにした物に絞ってセレクトしております。まぁ価格を上げる(といっても細やかな上昇です)分大人向けに企画したアイテムに特化してセレクトしております。

その中でもキャラ推しではなくベトナム戦争のスーべニールジャケット、通称ベトジャンをフィーチャーして南アルプスと日本ならではなデザインを散りばめた、今迄に無い作り込みをした長袖Tシャツがこちら。元々のオリジナルは左胸に虎、右胸に福の漢字を刺繍。そして両袖には龍か鷲が刺繍されており、背中にベトナムの地図を中心にメッセージや都市名なんかが刺繍されております。そのバランスで南アルプスをテーマにしてガッツリ登っている人を装う(w)というコンセプトで、それでいて本格的で説得力があるデザインで長袖Tシャツにしよう、というアイテムです。でも全部刺繍にしちゃうと予算的に辛いので背中心の南アルプスが跨る長野・山梨・静岡の3県とその県境上にある4つの山は線だけじゃなく塗り潰しに刺繍にして、贅沢さは確保。その上で南アルプスや日本百名山、その最高峰である北岳の標高3193mの文字は刺繍風にプリントし、その上下に南アルプスを閉ざされた楽園とか絶景とか褒め称える文言をプリントしております。

そして胸と袖はプリントにしておりますが、ここに南アルプスならではなデザインが。まず両袖は鷲でも龍でもなく熊鷹が。大鷹もいますけどここはコブベアと掛けて熊鷹を。そして左胸には虎ではなく日本本土の熊である月の輪熊に帽子を被せつつ虎の様に吠えさせております。最後、右胸の漢字は山なので“登”でも良いんでしょうけど格好良く福と絡めて運気が昇るの“昇”の字を入れております。オリジナルデザインをリスペクトしつつオリジナリティを出したベトジャン風南アルプス長袖Tシャツ、しかも生地はヘヴィウェイトコットンを使いつつ吸汗速乾機能を持たせた生地を使って7,590円(税込)という今迄に輪をかけたコスパで他にはない1着を提案しております。サイズは38と40の2サイズ展開ですが、以前よりもMサイズのサイズ感が標準的なM(かつてはMでもLサイズでした)なので良い感じです。是非チェックしてみて下さいませ。

そして明日は展示会廻り。明日はハリスとインポート色々の2ヶ所廻りで、アウトドア系の合同展にあわよくば寄ろう、といったところです。とはいえ既存の取り扱い先ばかりなのでご報告は色々あると思われます、なので明日は展示会報告になりますがお楽しみに。17時には戻ってきてブログ書いておりますので、お時間の合う方は是非お立ち寄り下さいませ。

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