2020年11月10日

どうしても相対的に考えてしまいますが・・・




寒い、という程でもなくある程度服を着ておけば過ごしやすい時期ではあり。朝晩はアウターを着ないと寒いですけど、羽織っておけばそこ迄分厚い物を必要とする程でもなく、それ故にまだ冬の事を考えなくても良い気がしなくもないのですが、ここのところ新作紹介を続けてしまい11連続紹介になっていたので、ちょっとお休みして服とコロナについて考えてみようかと。





というのも。数字の上で見ると日本でも結局第2波と言われる状態を解決できないまま、そこに多い被さる様に更なる感染の波がやってきている感のあるCOVID-19。ただその影響というのを単に自分の周りでは感染者がほぼ出ていないのと、取引先であるヨーロッパ諸国の方々、英国とイタリアが中心ですが、それらの方々とメールでやり取りしていて実際に経済活動どころか日常生活にまで影響の及ぶロックダウン実施に迄状況が悪化しているのをニュースのみならず実際に伝えられ、更にここ迄に生産が間に合っていないアイテムに関してはロックダウン下で無理矢理工場稼働させて生産するにしても出勤者を絞ってやるしかないのでどうやっても遅れる、という状況で、メーカーによってはロックダウン実施に素直に従う事にして納品出来ていない分はボツ、それどころかサンプルも出荷が出来ないので展示会も見合わせ、というところが幾つも出てきておりまして。





米国にしてもあのグダグダな選挙の中で1日に12万人が罹患するという事態になっております、その世界情勢の中で人口規模が違うとはいえうちの国は1000人前後の増加数で済んでいて、それ故に日常に溶け込んであまり意識しないで過ごせているのかもしれません。





それでも大阪や北海道等明らかにこれGOTOトラベルの影響あるよなぁ、という観光地であり風俗街がある街、という特徴を持つエリアで感染者が増えており。直接そういうところに近寄らなくても利用者や従業員が街の中を歩き回っていれば同様のリスクは負う訳で、それ考えたら北海道でも函館、関西でも京都の感染者数が少ないのも納得です。夜の街の規模に因ると言いますか、東京都心部でも新宿や池袋等が問題になるのと同じ事なんでしょう。





でも国がもう欧米レベルの感染率にならない限り経済活動は止めないのだ、という中で我が身を守らなければならないという事は間違い無いので。マスクするのは当たり前なんですけど意味判らんのが外で他人と接する事のない道々はポーズでマスクして歩いているのに電車の中で鼻マスクにしてみたりでは意味なかろう、と思いますし他人と距離の保てない飲食店の中で食べながら会話していたりというのは理解してんのか??という方々。諸説あろうと間違いないのはこのウィルスが外の空気中を漂ってはいないのだ、という事です。これは確実な事実なのにヨーロッパとかで街中の壁や手すりを消毒液を噴霧して殺菌していたりするのを見ると、そうじゃないだろう、と思ってしまいます。そこいくら殺菌しても感染者減らないよなぁ、と。判らないから何でもかんでも殺菌殺菌というのは違うし外でマスクするのも意味ないし、逆に室内で1m以内の距離でお話しするのにマスク無しというのもリスキーです。そして服との関係、という事なのですが、今年に関しては暖冬か厳冬かという事以上に風邪を引いてもコロナを疑わないといけない状況だ、という事を考えるとなんとか耐えられるとか我慢すればとかそういう服装はいかんだろう、という事です。





偶々今年ダウンやそれに準ずる中綿アウター色々取ってますけれど、薄着でも大丈夫だろうというので油断して風邪を引く、なんて事があるとコロナの疑いでPCR検査をする事になったり、陰性判明する迄家族や濃厚接触者が自宅待機しなければならなかったりと色々と面倒な事になります。なのでそれ考えたら今年は先々に暖かく、それでいて汗を書いたりしない服装で努々コロナは勿論風邪を引く事のない様に過ごさなければなりません。





例年ですと12月迄はもうお約束の様にアウターの到着が延び、場合によっては年を越すなんて事もあったのに今年はそのコロナの欧米での感染拡大による遅れ以外はえらくサクサク納品されていますので、ありがたい事に12月1月の冬物の納品というのはまずなさそうです。なので今年は早めに、そして既存でお持ちのアウターやミドルレイヤーに加えて暖かなアイテムを足して万全の装備で冬に臨む様にした方がよろしいかと。





タイトルに戻りますが、我が国は相対的に見るとコロナの蔓延はかなり抑えられていますが、それはなんらかの政策や対策に因るものでもなければ一般市民の意識の高さに因るものでもなさそうで、何らかの理由はあるのでしょうけどその理由が判らない中で根拠もなく大した事ないとか大丈夫だとか米国現職大統領の様な事は言えません。なのでワクチンが普及する迄は、特にこの冬を越すという事に関しては装備から環境迄しっかり注意して、妙な思い込みやイメージではなく事実のみに基づくエセじゃない科学的な対応が求められます。何とかGOTOトラベルやGOTOイートは中止、なんて事にならずに冬を越せると良いですね。





と、冬物チェックしましょう的な感じの話になってしまいましたが、新作紹介が続いたので一寸ブレイク。明日はラボルールのブレルのカバーオールの紹介を予定しておりますのでお楽しみに。


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posted by mercier at 21:50| Comment(0) | Pourvu qu'il fasse beau demain ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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