2023年06月20日

夏の新作紹介 vol.20 BRVADOの“WARNER/ FRIDAY the 13th” S/S Tee




このぐらいの気温だと本当に過ごしやすく快適です。外を歩き回ると多少汗ばみますが、その分風が気持ち良いですし。ただ室内はねぇ。エアコンなしだと湿度が高くてしんどい時期になりました。ただこれ、店内はドライで丁度良く過ごし易いですが、人の出入りが激しくて最大人数の状態を基本にしてエアコン使っている電車の中や建物の中って冷房をガンガンに効かせるので今度は肌寒かったりするから困ります。なので大人の方にはこの時期になっても涼しかったりクィックドライだったりの長袖の需要が止まりません。とは言え、半袖を買わないわけじゃなく、半袖1枚だとしんどいので半袖+羽織か薄手の長袖1枚か、という感じで使い分けていらっしゃいますね。





という事でまぁ新作紹介はほぼ半袖オンリーになってしまうのはまぁ順当っちゃ順当です。そしてそろそろプレセール期間も残り10日となりましたし、そろそろまだご利用になっていない皆様にはお越し頂いてプレセールをご利用になった方が良い時期になりつつあります。





そんな本日の新作紹介はこちら。


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まぁあれですね、私としては丁度この頃のホラーブーム的な物に若干ハマっていた、と言いますか、今では考えられない事ですが、小学館とか学研とかの出版社は子供向けに〇〇大全集とか〇〇入門とか〇〇の秘密とかいうシリーズの本がたくさん出ておりまして。当時は可愛らしかったんだなぁ、と自分の事をしみじみ思ってしまいますが、冒険・山入門を読んでは堀江謙一や三浦洋一郎や植村直己に憧れて学校が終わると野山を駆け巡り、大きな発泡スチロールで筏を作って浅川を下り、忍者の秘密を読んだっちゃぁ近所の竹藪で筍の上を飛んでみる、そして教育的に見せてはもらえないホラーについてもホラー映画百科的なやつを見てそのストーリーや一部抜粋された画像を見て(今思えばこれ版権的にどうだったんでしょうね、だって今全く無くなっちゃってるしw)ドキドキしていたものです。キャリーの紹介を見てイジメ駄目、絶対!的な気分になりオーメンを見て悪魔の数字は666と記憶しハロウィンで精神科怖いとなり、はたまたZ級な破茶滅茶ホラーを色々(悪魔の毒毒モンスターとかアタックザキラートマトとかw)覚えてその駄目さからしていつか見てやろうと思ったものでした。





さてそんな当時はそこまでメジャーじゃなかったのにホラー映画といえばこれという様な代表的な作品になってしまったのがこの13日の金曜日。がしかし。この映画程一般的なイメージと現実が違っている作品もなかなかないでしょう。そもそもこの作品のメインキャラになってしまったジェイソン・ボーヒーズ氏、第1作目においては11歳のいたいけな少年で、先天性の疾患によって顔が奇形という設定。身長も低く華奢な体型の彼を、それでも見た目にめげずにサマーキャンプに参加していたのですが、見た目で差別して嫌うキャンプに参加していた少年少女達によって顔に布袋を被せてクリスタルレイクに突き落とされて消息不明となる、という設定。つまり回想シーン以外には彼は出てこないのです。その事件があったのが1958年、事件がキャンプ指導員の過失で起こったものとされ、クリスタルレイクキャンプ場の指導員が何者かに殺害されてキャンプ場は閉鎖。しかしそれは息子を失ったジェイソン君の母であるパメラは精神に異常をきたし、殺人鬼になってしまった、というのが真相。そう、犯人は母パメラであって(しかも息子の死の真相を把握していません)この時点でジェイソン君は噂の主でしかなく、クリスタルレイクキャンプ場でかつて起きた悲劇を今に伝える怪奇伝説でしかないのです。ジェイソンの怨念による殺人か!?と思ったら22年経った1980年になってもクリスタルレイクの畔で子供の鎮魂を求めて隠棲していたパメラがほとぼりが冷めただろうといってやってきたキャンプ指導員候補達を襲って殺した、というのがメインストーリー。





だからホッケーマスクもなければ、イメージ的に間違えた組み合わせであるチェーンソーも持っていません。チェーンソー、あれは悪魔のいけにえのレザーフェイスと混同した結果で、あまりにお粗末と言わざるを得ません。なんかそれじゃぁ母ちゃんの執念、哀れじゃないかというパート2の設定、実はジェイソンは生きていて(付近に逼塞していた母親とは会えておらず!)数年後の1985年にクリスタルレイクキャンプ場を訪れた指導員候補生を殺しまくるのですが、その姿は布袋を被った姿であってホッケーマスクはまだ。取り敢えずトレードマークのホッケーマスクを手に入れるのはパート3になってからです。





で、スプラッターではありましたが設定として社会派とも言える最初の作品、そのポスターがこれ。個人的にはその事件の真相は伏せられていたけれど、蘇ったジェイソンにはロクデナシな真犯人共を殺しまくって欲しかったですけどねぇ。キャリーはサイキックホラーの魁ではありますが、名作だと思いますもん。米国の学生にしたらどんなインキャであっても憧れずにはいられないキラキラした場であるプロムに晒し者にする為に呼んだ挙句に豚の血をかけるとか、いやお前らケンシロウから“てめえらに今日を生きる資格はねぇ!”と言われて皆殺しにされるレベルでしょ。レイだったら“てめえらの血は何色だぁぁぁぁ!”と言われて南斗水鳥拳で刻まれるレベルです。あれ最後にキャリーが切れて覚醒する迄はホラーじゃなくて壮絶なイジメ映画ですから。





ただキャラが立ちすぎちゃったんでしょうね、ジェイソン君。しかもフランケンシュタイン並みに落雷で復活とか繰り返して不死身の化け物になっちゃったし。でもまぁそれはのちのお話。この時点ではパメラさんが犯人だと判るオチまで見たらスプラッターではありますがホラーではない気がする作品かと。ある意味サスペリア2とかに通じてますね、母親が犯人という。あれもホラーというよりもサスペンスですよね。





現段階でこちらもLサイズが完売、SとMの2サイズのみとなっております。価格は4,400円(税込)は他のと同じです。ホラー映画を代表するキャラクターを産む第1作目のTシャツ、オススメです。





明日は3部作最後の1型、エルム街の悪夢の1枚を紹介します。作り込みという点では最も凝っておりますのでお楽しみに。


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posted by mercier at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | Main | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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