東京近郊では比較的穏やかで15℃以上の暖かい日が続いておりますが、それでも朝晩はこの辺ではそろそろ霜が降りそうな気温になっており。そうなるとアウターも動きますが、今年は掘り出した結果クロージング寄りなアイテムが動いております。特にスーツで通勤されている方はオッドベストを挟むと暖かい上にかなり上級なビジカジの楽しみ方になるので、その辺をチェックされる方がここの所目につきます。そしてウールのコートを着る方も同様にベストをチェックされております。ジャケット抜きでシャツの上にベストを着てその上にコートを羽織って仕事に行く、というぐらいが丁度良いバランスだからでしょう。
またこの円安下でインポートのジレタイプのベストはまぁ値上がりしてしまっており、ある程度以上の作りだと５万前後が中心になりつつあり、そうなると手を出す方が極端に少なくなるでしょうから市場に出回りません。それ考えると現在店頭に並んでいる物の価格はかなり落ち着いてますので、そちらを押さえるか、また今日も動いてましたがRenzo Cenciのレザーのジレを押さえてしまえ、という方も出てきます。ウール生地のベストが５万近くするならレザーのベストでアンダー６万ならそちらの方が美味しい、というジャッジなのでしょう。いずれにしろその辺のアイテムは今年でかなり数を減らすと思われます。
それと秋の新作紹介で紹介したnarifuriのTAIONコラボのインナーダウンベストと合体出来る高機能フィールドジャケットがインナーダウンベストと共に動いており、本日オリーブの方のＳサイズが完売しました。ビジカジメインで着たい方に提案したい黒はある程度数を取っていたのでまだ残っておりますが、そちらも数を減らしておりますのでこちらも要チェックです。
でも今日の新作紹介はそろそろクリスマスシーズンですしプレゼントにも良いだろう、という事で昨年から敢えてニットや小物メーカーではなく、本来重衣料ブランドであるグローバーオールのマフラーをとっているのですが、その今年の新柄を紹介します。
昨年はミリタリーブランケットの柄を使った３色とブラックウォッチの４パターンで展開しましたが、実はネイビーのミリタリーブランケット柄は本国のオフィシャルサイトですらラインナップしていないスペシャルな柄である事が判明。しかしやっぱりそうかで安定の一番人気はブラックウォッチでして、こちらは今年も取れたので追加しておきました。
そして柄もなんですが、何故このブランドのマフラーを取る事にしたかというと、一般的なマフラーに比べて長いからです。他の英国メーカーでの展開はまずない215cmというオーバーサイズドのネーミングに偽りのない長さです。一般的なマフラーは精々180cmがロングサイズですが、この長さがあると巻き方のバリエーションが色々楽しめるのと、マフラーというよりスカーフとしてＶゾーンをしっかり埋められるのがポイントです。
で、今シーズンの新色がこれ。モノトーンのタータン柄として知られるダグラスグレイをアレンジして、片側の端にだけダグラスが来る様にして、大部分はそのダグラスグレイの縦の柄を構成している配色のストライプにし、もう一方の端はダグラスグレイの横の柄を構成している配色でボーダーにするという、縦のストライプと横のボーダーを組み合わせてチェックになっているのを全て使って柄にしている、ありそうでない柄です。
ただこちらも使い易さ抜群な事もあって、よほど寒くならないとマフラーは動くまい、と思っていたらちょこちょこ減っており。他の４柄と合わせてご検討いただければと思います。価格は16,280円(税込)です。
明日は昨日シュナイダーの最後の入荷アイテムを紹介した際に書いていますが、シュナイダーといえばローデンクロスのローデンコートが代表作で、流石にローデンコート型は完売しているんですけど、チョコっとだけ最もラグジュアリーなカシミア20％のローデンクロスを使ったチェスターコートがあるんです。なのでここはどうせ二度と手に入らないのであれば、その素材を使った最も使い易いコートはより美味しいだろう、という事で。シュナイダーのバルカラーコートを紹介いたします、お楽しみに。
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白とミディアムグレーとライトグレーの３色で構成されているのをご確認出来ると思います。