雨は降れども暖かい、そんな1日でしたが、明日は1件展示会があるので定休日の正しい(??)使い方になりますが、昨日ちょこっと書いたノービットの展示会ですが、来週という事になってまして、来週の木曜日は祝日じゃないですか。ということは来週は木曜日が使えない。でも相手はノービットですので行かずにデータで済ます、という訳にもいかずそうなると別日に行かないといけません。という事で来週は18日の火曜日に行ってくる事にして、木曜日営業する分振替で火曜日をお休みにさせて頂きます。来週どこか多くの方が仕事を終えた夕方以降に人と会う予定を入れなければならないので、丸々1日お休みにさせて頂こうと思っております。
とはいえ来週の前に今週ですが、今週は浅草橋でインポートの展示会ですので、最高気温で20℃超えるという明日は朝から行って昼前に済ませて浅草橋〜日本橋周辺でお昼を食べて、どこか普段行かない様な所に寄り道して帰ってこようと思っております。
さて本日のアイテム紹介ですが、昨日のカバーオールに合わせて英国ワークコーデを考えたら、こんなの合わせたら完璧だよね、というボディもプリントもプリントネタも英国製のTシャツを紹介しておきます。



非常にマニアックでリアリティを追求した企画なので、これを面白いと思って展開するところが殆ど無く、結果的に数シーズンで終わってしまったプロジェクトトレードマーク。とはいえ10年前に打ち切られているブランド(企画)なのでストックもほぼ無く、今日紹介するデザインの物は店頭にある現物のみとなっております。それでも銘作紹介で紹介した事がなかったので、これは紹介しておきたいな、と。夏になってからでも良かったんですが昨日紹介したカバーオールに合わせるならこれだよなぁ、と一度思っちゃったらこれというかこのシリーズが頭から離れずこれはもう半袖だけど紹介しちゃうしかないな、と。
これ英国は鉄鋼の街として知られていたシェフィールドの街の110年以上前に使われていたレジの中から出てきた、シェフィールドの鉄鋼業組合の組合名簿から企画がスタートしました。当時の組合所属の会社のトレードマークを英国製のカットソー生地を英国で縫製したボディにプリントして、レトロな正真正銘英国デザインなTシャツを提案しておりました。ですがこれがですね。英国製の生地を使って英国で縫製出来るカットソー工場がその当時の時点でほぼ残っておらず、生地から縫製までオールインクルーシブで作れる工場は限られていたのですが、ここの工場が安定せず価格と安定供給の為にこの工場がランニングしている生地で作られているんですけど発注した色とサイズとプリントの組み合わせがグダグダだったです。結果として発注通りに物が上がってきた事が1度もないまま数シーズンを数え、その間上がってきた色とデザインとサイズの一覧を送ってもらってセカンドベストな物を取らせてもらって販売してきた、というとてもアバウトである意味インポートっぽいアイテムでした。そんな調子で続く訳もなく、発注も覚束ない中工場が倒産して敢えなく企画そのものがなくなりました。
とはいえ、これクオリティは高いし希少な全て英国製というスペシャルなアイテムで、当時の価格で8,580円(税込)というのは結構な価格でしたが、それを今作ったらもっと高くつくのは自明の理ですし、こんな企画はそのマニアックな物がそうそう数が売れない事を承知で企画して実際に商品化する人がいないと世に出ませんし、今後もっとビジネスライクに合理的に物事を考えて作られるアイテムばかりになるでしょうからそれ考えたらあるうちに押さえておく事をお勧めします。
という事で明日は展示会に行ってはきますが、展示会報告で使うかアイテム紹介にするかは微妙なところなので、もし収穫があれば展示会報告、無ければアイテム紹介、という事になります。どちらにしろ夕方17時頃には戻ってきてブログ書いてますので、ご都合のよろしい方はお立ち寄り下さいませ。


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