今日は来年から久しぶりにリブートする予定のオリジナルの２ライン、Continental CircusとKyrie qu'il Chanteの企画の進行をすべく、シャツの商談にいらして頂いた担当者と話を進めておりました。シャツについては随分とまとまっており、春夏のラインナップは固まりつつありますが、この際パンツやジャケットも視野に入れていく感じです。
それはそれとして今日は平日なのにガッツリ色々動いてまして、晩夏初秋の新作紹介で紹介したYDOTのパンツがＳ１本を残すのみに。加えてエーグルの先週木曜日に入荷した未紹介ですが、先に紹介しているパンツの組上のジャケットが一気に動いて２色ともＭのみに。そして先日紹介したばかりのマックインナサックのトラベライト(パッカブルバックパック)も減ってまして、カーキもラス１になりました。昨日よりも動きが激しく、これで明日フォックスファイヤーが入荷してきたらどうなるんだろう、と思います。こちらも待ち構えている方が複数いらっしゃいますので。
さて、そんな中で本日のアイテム紹介は、narifuriの中核を成す定番素材、マルチテックワッフルの長袖Ｔシャツ、その今シーズンのみのバリエーションとして提案されている２トーンカラーの物です。
綿に近い肌触りのポリエステル素材ソロテックスを使って編まれたワッフル生地ですが、吸汗速乾やUVカット性能がある上に伸縮に富み、単体で着用しているとワッフルなので通気が良く夏日前後の気温が続く今時期の日中でも丁度良く着ていられますし、朝晩も寒くはない、と言った感じですが、これワッフル素材のもう１つの特性として上に防風素材のアウターを着てしまうと厚い空気の層が出来ますのでとても暖かく、それでいて吸汗速乾性能がありますので暑くなり過ぎないという利点が。
それ故にもう長年この時期の主力アイテムとなっており、一度これを使ってしまうと色違いでどんどん揃えていって日々これで過ごしている、という方もいらっしゃるぐらいです。ただ今迄は無地でシーズナルカラーが出ていただけでしたが、今シーズンはこの定番アイテムを今迄にないアレンジを加えて提案してきております。その一つがこの２トーンモデルです。
何の事はない、袖と首のリブと袖口のリブを見頃と配色にしているだけなのですが、一見ベーシックだけれど実は個性的なギミックやパターンが散りばめられているこのアイテムの特徴が２トーンにするとよく判るのです。まずnarifuriオリジナルのディテールであるスプリットラグランスリーブになっておりまして、袖付がフロントから見るとセットイン、バックから見るとラグランになっております。動き易さとすっきりした見た目を両立した仕様ですが、その境目で配色になっているのでこの袖のディテールがよく判ります。加えてペダリングを妨げないサイドポケットや、冷たい風から手を守るサムホール仕様等narifuriのコンセプトである自転車のあるアーバンライフを想定した嬉しい機能も満載です。
結果的に２トーンにした事で袖付のディテールが際立ち、単色の物とは違ったカジュアル感が強調され、無地になれていた私にはとても新鮮でした。勝ちにいっていると言われるであろうモノトーンと、一般的なマスタードよりもこだわって色出しをした和芥子色とネイビーのコンビもネイビー系アイテムとの相性が良く秋らしさも出て良い感じです。サイズはＳとＭの２サイズ展開、価格は若干の値上がりをしましたが日本製である事を考えるとまだまだ頑張っている15,400円(税込)です。既にどちらの色も数を減らしておりますので、そろそろ押さえるべくチェックしておいた方がよろしいかと。これとカバーオールで昨年並みであれば12月迄過ごせますので。
明日は減りの速さを考慮してエーグルのジャケットの紹介を予定しております、お楽しみに。
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