2017年01月04日

4年と3ヶ月ぶりのご飯ネタです! 〜染屋宗兵衛/嵐山〜

年末年始ネタ、という事で。年に2回、お盆と年末年始だけが私のまとまったお休みです。夏は子供が小学校に入って以来夏休みの自由研究兼ねての旅行になってしまうのでそれをメインで組まざるを得ないのですが、それに対して年末年始の旅行はある程度私の好みを反映させつつ、計画を立ててます。そうはいっても子連れなので子供の見聞や楽しさを考慮せざるを得ませんけどね。





一昨年の年末から昨年の正月にかけては大晦日に瀬戸内海の猫島とされる島のうち、比較的アクセスが良く島に宿泊施設がある所をメインに据え、現存天守のある丸亀城を見つつ四国八十八ヶ所の霊場のうち2つが同時にある観音寺を廻り、島に行って宿泊。翌日元旦に金毘羅山で初詣をして岡山に渡りそこで宿泊。3日目に後楽園を見て国宝の社殿を持つ吉備津神社にお参りして帰ってきました。





しかしその猫島が冬という事もあり今ひとつ猫が少なくて不完全燃焼でして。他は何処も行き応えのある良い感じなルートでもあり、ご当地グルメを楽しみもし、良かったのですが、それだけが心残りで今年はリベンジをしようという事で、琵琶湖にある日本で唯一淡水湖のある島で人が生活をしている島である沖島に行こうという事に。ただ泊まれないし小さいのですぐに廻れてしまうので、その後こちらも現存天守である彦根城に行って初日はお仕舞い、という計画だったのですが。アクセスの良い名古屋に宿を取ってから大晦日には彦根城の宝物館は営業していないという事が発覚。なんだよ、じゃぁ行っても仕方ないじゃん、という事で計画の変更を余儀なくされたのですが、その結果初日は京都に行く事に。





若かりし頃から足繁く通った京都でして、私としては特にこれといって何処に行きたいという新たな寺社仏閣はないので、嵐山か東山を散策するのが定番です。京都は本来点と点を繋いで廻る様な観光は効率が悪く風情も楽しめません。ですが今回は京都に宿が取れず。いや、ビジネスホテルみたいなところは空いていたんですけど定宿にしている町家の旅館が某海外の旅行口コミサイトでどうやら書かれてしまったらしく、欧米からのお客様で年末年始の部屋を全て埋められてしまった後でした。結果名古屋に戻らないといけないので、不本意ながら子供が行った事がなく、尚且つ行っておくと良いだろうという寺社を繋いでのルートを考え、その中になんとか自分の満足度の高い食事を組み込む、という計画を立てたんです。





ところがこれまたアクシデントが。嵐山でお昼を食べるなら、という事で私が行った時には予算的な事も含めてここにしています、という“鳥居本 遊山”がなんと今年はおせちの注文が多すぎて捌ききらず31日のランチ営業をお休みするという・・・・おいおいおいおい・・・・じゃあどうしよう、という事で同じ系列の別コンセプトのお店で、という事で初めて利用する事にしたのが染屋宗兵衛です。





結果的にルート取りとしてはムーンライトながら利用で朝7時半に京都入りしたので、朝一で京都駅近くの名物店という事で新福菜館と第一旭と2軒並んだラーメン屋で朝ラーメンを食べ、京都タワー銭湯で朝風呂を浴び、そこからスタート、という事に。子供がお守り欲しいというので北野天満宮に行って学業成就のお守りを求め、そこから歩いて等持院。足利歴代将軍の像を見て立命館大学の中を抜けて龍安寺へ。石庭と蹲踞を見た後、嵐電で嵐山に。清涼寺で国宝の渡来仏を拝んだ位で丁度お昼時、12時半になりました。





清涼寺から豆腐で有名な森嘉の前を通り(大晦日だというのに結構な行列が出来てました)、川沿いの道を右折してすぐに染屋宗兵衛はあります。この店は宿場料理を標榜していて、和食とフレンチ両方の料理人の合作になる和洋折衷会席を標榜する鳥居本遊山とは料理の趣が異なります。どちらかというと地元のお客様をターゲットに日々食べてほっとする奇を衒わないけど丁寧な仕事で満足のいく構成で、週1でも通ってもらえる位な感じを目指しているそうな。遊山よりかは若干コース価格が抑えめですが、メニュー構成をフレンチ的に魚と肉両方にすると5,000円のコースです。


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店内は宿場料理というコンセプトそのままに、掘りごたつの席が並んでいます。宿場と言っても観光ルートからは少し外れているので大晦日の12時半は空いていて、とても気持ちよく過ごさせて貰えました。窓側角の席に陣取り、いざ開始。最初は突き出しと八寸をまとめた様な前菜の折り敷き。蟹を乗せた蒸し寿司と炊き合わせです。炊き合わせは大徳寺人参と紫芋、鱈子を固めた煮こごりと金柑の砂糖漬け、金山寺味噌を合わせた蕪です。次がお造り。鮪と鯛は定番として、甘エビは頭が付いていて味噌が入っており、卵を添えています。仕事がしてある物としてはアワビの酒蒸しに肝も蒸して添えた物、そしてイサキの皮側を焼霜造りにした物です。さらりとですが5種類のお造り、楽しませてくれました。





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続けて椀物として出されたのが百合根饅頭。百合根を擂った中に鴨肉を入れ、霰をまぶして揚げた物に葛餡をかけてあります。これは食感の組み合わせを楽しむ料理ですね、柔らかい百合根餡と中の鴨肉、揚げてカリカリな霰、かけてある葛餡には蟹の身が散らしてあり、その上に大根おろしと、全て違う食感の物を合わせて食べる楽しさです。一つ一つの材料は奇を衒わない京都でなら普通に手に入るであろうオーソドックスな物ですが、それだけに食べ易く、尚且つそこに仕事がしてあると目先が変わって普通な食材でも楽しめる、というお料理です。次は魚料理に入る前の箸休めに冷たい朧豆腐です。流石は嵐山界隈、豆腐の名店が多いだけに朧豆腐は大豆の甘さが感じられる良い出来の物で、椀物の後に食べるのは温度差を含めて面白いです。





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魚料理は杉板に乗せた奉書焼き。家庭でも比較的定番的なホイル焼きとやっている事は同じですが、杉板に乗せて奉書で包んで焼く事で余分な水蒸気は紙が吸ってくれ、杉板の香気が移って清々しい匂いになります。細かく刻んだ野菜を和えた濃いめの味噌を敷いた上に鯛と蕪や椎茸、赤蒟蒻を乗せて奉書焼きにしてあり、開けた瞬間の楽しさと香りといい楽しい魚料理です。一緒の折り敷きに胡麻豆腐と野菜の天婦羅2種、更にアンコウの唐揚げが付いていて、揚げ物と奉書焼きと食感が違う胡麻豆腐、結構な品数になってきております。そして肉料理。これは和食には無いものなので直球勝負、丹波牛のステーキでした。ソースも良い感じで付け合わせのしめじのソテーと一緒に食べると良いバランスでした。あまりにサシが入った和牛がそこ迄好きじゃないというか、大トロと同じでチョコッと食べたらそれで良いや、と思ってしまうので程よいサシで柔らかく、コースの一環としてはボリュームもこんな感じで丁度良かったです。





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ご飯は湯葉餡掛け丼とちりめん山椒ご飯が選べたので湯葉丼に。赤出しと浅漬かりな京漬物と一緒に出されましたが、餡が多いのでサラサラと食べてしまいましたが、大喰らいな私をしてお昼にしてはなかなかのボリュームを感じつつ、デザートに。デザートは盛り合わせで抹茶アイスとクレームブリュレ、レアチーズケーキのリンゴのコンポート添えと3種類。レモンティーで締めて細かく数えるとデザートを一皿で数えても12品のコース。これで5,000円というのは結構なコスパなんじゃないでしょうか。





オーソドックスな食材を上手にアレンジした、まさに宿場料理の現代版、言ってみればこの辺通過する時にお昼時だったらちょっと奢った昼飯ではありますが、ご当地感は味わいつつホッとする食事を取ってよし旅を続けよう!と気持ちよく思える感じの料理でした。





遊山と違い個室ではなく入れ籠みなので、食べログ等では品数で割ったら1品あたりはファミレスに毛が生えた様な価格なのに、何処の高級料亭でお食事をしているつもりなんだか入れ籠みで一緒になった別の家族の子供がうるさいとか、お約束で混雑している時間で料理の進行が遅いだとか、観光中だから一品ずつコースとして出さずにまとめて出さんかいとか、まぁ私なら恥ずかしくてとても書けない事を匿名だからといって書いているレビューが並んでいますが、そういう身勝手な事を書かれても全く料理の評価にも店の評価にもなりません。こういう入れ籠みでわいわい食べて美味しい物を楽しむ、というコンセプトなんでしょうけど、行った日が行った日だったので静かでゆったりと楽しませてもらいました。一つ一つの料理に付いてもしっかり説明出来る仲居さんでしたし、偶の旅行のスペシャル感という点では遊山の方が良いですけど、遊山は嵐山の最奥に近い化野念仏寺付近なので、サラッと天竜寺・大河内山荘・常寂光寺・祇王寺・落柿舎・清涼寺位で廻るならこちらはこちらで十分楽しめるな、と。





あ、1日目の旅程としてはこの後嵯峨嵐山駅から京都に戻り、東寺で金堂と講堂の内陣を拝観して(子供連れて行っていなかったので)名古屋に向かいました。ちなみに2日目は現存天守の犬山城と明治村を廻り、早めに切り上げて熱田神宮に行って蓬莱軒で櫃まぶし!という予定だったのですが、これまたまさかのアクシデントで蓬莱軒が今年は元旦営業をしないという事で、熱田神宮で初詣をしつつ急遽別の所で櫃まぶしを食べて宿に帰る、という事に。





結果オーライではあるのですが、なかなかに予定通りに行かない旅になってしまいましたw





でもまぁ、久しぶりの京都での新店開拓が満足のいくものだったので、今回は良しとしましょう。久々の食べ物ネタですし。しょっちゅう食べ物のネタというのはどうかと思いますが、閑話休題的にこういうお話も今年はなるべく差していこうかと。その際はお付き合いくださいませ。


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2012年09月10日

本当に久しぶりの復活!!食い物話ですww 〜桃タロー〜

思えばもう1年以上食べ物の話をしていなかったなぁ・・・・そう思い立ったのが実は5月のお話。そりゃね、セレクトショップですからやれジャケットがどうの、ブルゾンがどうの、はたまたトリッカーズがいやルミノアが、と服のお話はアイテムにしろブランドにしろしております。そしてたまには理不尽で世知辛い出来事や社会情勢に対する愚痴も。がしかし。やっぱそんな事を忘れて楽しめるのは食べ物のお話ですよね。私にしてみたところで展示会廻りやその他の商談で外出した際にはお昼を何処で食べるのかが最も楽しみな事の1つです。それなりに食べて廻っているんですけどね、展示会って大概が千駄ヶ谷〜原宿〜青山〜渋谷〜恵比寿〜代官山と繋いだラインのいずれかで行われる事が多く、となると困った事に食事がマンネリ化しておりまして、自分にとっても目新しさがなく紹介するまでもない、という感じになっておりました。もしくは自分にとっての鉄板か。





ところがドッコイこの5月っていうのが浅草にレザー雪駄製作が大詰めを迎えていて足繁く行っていた時期でして。浅草三社祭の総代を務める吉岡さんに作ってもらっているんですから、この機会に長く浅草に暮らす皆さんから見てもこの店は間違いない、というお店を紹介して頂いて食べておきたいものだ、と思い立ちまして。訊ねたら快く教えて下さって、行って見たらその店はどれもこれも美味いのなんの。しかもお値段も割とリーズナブルなところばかりなのです。なのでこりゃ是非紹介したいな、と思い立ちタイミングを待っておりました。で、記念すべき再開第1回目がここ。


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でも結構有名店なんです。この桃タロー。創業は昭和12年。吉岡さんが子供の頃に開業したって訳です。以来現在に至る迄76年の歴史を誇ります。老朽化に伴い建て直されて綺麗でコジンマリとしたお店ですが、居心地がよく隠れ家的な立地と合わせて風格すら感じます。この手のお店にありがちというか、新宿で古くから営業を続けるアカシアも同様なんですけど、推されて出店したり暖簾分けをしたり、という形で数店舗あります。しかしなんといってもここが本店。そして桃タローの嬉しいところは行田市だ古河市だとローカルなエリアに出店していて都内で別に食べられる、というものでは無いという事。アカシアも羽田のビッグバードや成田空港内で食べられますけど、アルタ裏の路地に佇む古めかしくも雑然とした本店の雰囲気は何物にも代え難いものです。で、脱線せずに桃タロー。ここの売りは油で揚げるのではなく少量の油で焼き上げるヤキカツ。ちなみにこれは特上(鉄板)やきかつ定食1480円なりなのですが、これが最上級というリーズナブルさ。嬉しい限りです。


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1時半過ぎに来店したら2席空いており、サクッと座れました。私の好きなサイズのお店で居心地がとても良いのです。個人的にテーブルで10個以上あるところは美味しくても居心地という点ではなかなか常連にはなり辛いのです。で、これがヤキカツ。フレンチの技法を謳っておりますが、なる程食べてみるととても軽い。これ行ったのが8月で正直昼の暑いさなかにトンカツってどうなのよ、と思いながら行ったんですけど、一口食べてその軽さに思わずニヤリとしてしまいました。熱々の鉄板に乗せて持って来てくれて、紙ナプキンで撥ねを防ぎつつ、特製のソースをかけてくれます。ジュワーという音がしてソースは染込みますが、揚がったパン粉が肉に必要以上に熱が入る事を防いでくれます。熱々の鉄板の上にステーキを乗せて出してくれるところがありますが、あれ食べてる最中にどんどん火が入ってしまってミディアムレアとか頼んでも最後はウェルダンになってしまいますが、このヤキカツに関してはパン粉の層がある為に理想の焼き揚げ加減のまま保温出来るのです。定番の付け合わせ、千切りキャベツとキヌサヤ人参ジャガイモ、そして昔ながらでスパゲッティが付いております。みそ汁とご飯を食べて一段落すると、この特選定食にのみデザートでアイスが出ます。ここ迄揃えて1,480円はかなりコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。80を越えた方でもここは良いよ、と他人様に勧められて自分も通えるお店。仲見世周りの喧噪とは遠く離れた浅草に住まう方々も通う名店でした。





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2010年08月12日

久しぶりのご飯ネタw 〜COLOR 代官山〜

久しぶりです。3ヶ月と20日振り。やると決めてひつ1つのアイテムについてしっかりとお話するブログを書いてはみたものの、それをやるとこういう趣味に近いお話がおざなりになってしまうのは寂しいです。そう、間が随分と空きましたが、今回はご飯ネタ、展示会廻り中に偶然見つけた美味しいお店のお話なのです。お盆と言ってもそこしか休めない分その期間にいらっしゃるお客様もいる事ですし、お店を休む訳には参りません。ですからこうやって服以外のお話を書いて気を紛らわせているところもありますねww





さて、今日のお店はこの炎天下、代官山→中目黒→恵比寿→渋谷と廻らなければならなかった先週の木曜日のお話で少々書いた、代官山から中目黒に向かう途中でふと目に付いて入ってみた所なのです。


まぁもう書いてしまって問題ないでしょう、ちょっとした前説的な振りにもなりますしね。木曜日の午前中に行ってきたのは“OVER THE STRiPES”。まだB.A.Tを開くちょっと前ぐらいに大ブレイクしていたストリート系ドメスティックブランドの先駆けでもあります。アメコミ・ロック・ミリタリー・アメカジを上手く融合させ、それでいてやり過ぎ感の無いデイリーウェアとしての域を出ないかじゅあるうぇあを展開するオーバーザストライプスは、かなりのアイテム数をビームスが展開し、ポパイを中心としたファッション誌に載らない月は無いぐらいの勢いでした。そんなオーバーザストライプスも今年で15年。取扱い先も落ち着いていて、より円熟したアイテム構成で、今だからこそやりたいと思って展示会にお邪魔させて頂きました。で、その後に来春のトリッカーズの発注の為に、新しく展開する革のスワッチを見せて貰いに中目黒に行かなければならず、移動していた途中で見つけたんです。途中の駐車場の前の掲示板にメニューと名前が張り出してあったんです。で、ちょっと探してしまいましたがなんとか見つけて行ってみました。それがこの“COLOR 代官山”です。


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そもそもなんで探してみたのかというと、その貼ってあったメニューというのがこれなのですが、おかしいでしょ、これ。まずはサラダを4種類から選び、次に前菜にあたる小鉢を4種類から選ぶ。そしてメインを14種類の中から選び、ご飯も3種類から選べてお代わり自由。更にデザートが2種類から選べて、これで1000円というお値段。てかこれこんな所場代の高い街でやっていいの??橋本でやってもかなりしんどいと思うんですけど・・・・





ちなみにあまりにも暑かったので、主菜ではなく、中華メニューから“冷し白胡麻バンバンジー麺”をセレクト。パスタに洋と中の何でもありのメニュー構成に味はいかほどかと半信半疑だったのですが、使っている具材の新鮮さや取り合わせもこの値段では有り得ない良さ。ちなみに乗っているもやしは豆のもやしではなく胡麻のもやしでした。タレとの相性抜群で最後迄美味しく頂きました。


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で、他の組み合せなのですが、サラダはオクラとモロヘイヤの香味野菜サラダ、副菜はほうれん草のごま和え、ご飯は鶏そぼろのせご飯、デザートはチーズスフレケーキにしました。それにスープとフリードリンクが付いているのですから凄いです。今時チェーン店やファミレスに毛が生えた様な店だってこんな値段では出せません。





しかも八幡通に面した判り難いけど判ってしまえばアクセスもし易く、周りに良い感じの食べ物屋の少ないエリアですから穴場です。そしてこんなに至れり尽くせりのメニューだと箱はしょぼかったりサービスはおざなりだったりしそうなものですが、箱もいかにも代官山らしいお洒落な箱ですし、若い子ばかりでしたがサービスも丁寧でした。あくまで褒め言葉なのですが、これだと心配です。こんな良心的な値段でこのクオリティでやっていたら早々に潰れてしまうんじゃ・・・そんな心配を本気でしてしまいたくなる店でした。他の主菜もとても気になるので、次回も代官山界隈で展示会があった時は行ってみようと思います。





久しぶりに書いたご飯話、如何でしょうか。展示会ではなくお店を廻っていた若かりし頃は、代官山を一頻り見たら恵比寿に降りて、ラーメン屋に行くというのがお約束でしたが、そればかりでは芸が無い。身体の事も考えつつ美味しく食べられるのであればそれはそれで良いですよね。特にあの周りに行く事が多いご同業者の方や、服好きの方にとっては有益なネタなんじゃないでしょうか。また味と値段とロケーションでお奨め出来る店を見つけたり教えてもらったりしたら書きますね。





追記:2013年3月に訪れたら惜しまれつつ閉店しておりました。代官山で気軽にランチが摂り辛くなりました。





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2010年04月23日

久々の食べ物話ですw  〜RIGOLETTO SHORT HILLS〜

どうせ書くのだったら読んで皆様が楽しくなる様なのが良いのですが・・・・困った事に昨今なかなか楽しいネタが少ないのです。何しろ今一番言いたいのは今年の天候何とかしてくれ!!て事ですし(泣)、政治はグダグダだし景気もグダグダだし(怒)





でもそんな中文句を言ってても始まらないので、この機会に先日書いた代官山の美味しいお店をご紹介。ほらっ、こうやって何とか沈みがちな自分の気持ちを盛り上げつつ、皆様に楽しんで頂こうとタイミングを計ってぶつけている訳ですよ!ww





さて・・・連れて行って頂いた経緯は3/25のマックスシックス&ミックスセンスの展示会の際のお話を読んで頂くとして、今回は店と料理をご紹介。お店の名前はRIGOLETTO SHORT HILLS(リゴレット ショート ヒルズ)。あ、ちなみにリンクはグループのページに飛ぶのでその中から中目黒のリゴレットショートヒルズをクリックして下さい。フラッシュページなので単体での指定が出来ません。


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目の保養に丁度中目黒駅の渋谷側の端っこから見た目黒川沿いの桜の写真があったのでまずはどうぞ(笑)この並木とは線路のが怒を挟んで反対側を進むのですが、代官山方向に向かって進み川を越えると最初にある十字路を右に入ります。そして道路の下を潜って最初の路地を左に入るとすぐそこにあるのがこのリゴレットショートヒルズです。リゴレットは生パスタや窯焼きのピッツァを売りにしているイタリアンベースのレストランなのですが、ここ中目黒にある店は路地裏の一軒家の様で、中に入ると旧フランス領モロッコテイストで統一された開放感溢れる空間が広がります。





1階も良いですがお勧めは2階。様々な文化がクロスオーバーして産み出された自由都市タンジェに代表されるモロッコの雰囲気が味わえます。B.A.T取扱いブランド“Vis Burrough”がイメージしたバロウズの世界がそこには広がっているのです。多国籍なのに陽気過ぎず落ち着き過ぎず、不思議な調和を持ってリラックスさせてくれる空間です。残念ながら夜にお邪魔する時間的な余裕が無いのでランチの紹介となりますが、既に3回お邪魔しているのですが気になってオーダーしたのがこの24LUNCHです。ランチだけで24品目の食材を摂取する事が出来るという健康に配慮したパスタコースです。


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まずはサラダ。スモークサーモンとリコッタチーズを使ったサラダです。フライドガーリックやドレッシング等の材料も入れるとここで8品目以上はクリアしている事に。そしてフレッシュ野菜ジュースが付くはずだったのですが、この日は人気の余り切れてしまっていて(このご時勢に凄いですねぇ・・)、グレープフルーツジュースに。あ、健康志向なメニューを頼んでおきながらしっかりとパスタは大盛りを指定してしまう自分の飽くなき食欲に、大いに矛盾を感じながらも展示会廻りをしていて最高にリラックス出来るのがランチタイムなので、精神衛生的には食べたい量を食べるという勝手な言い訳をしながらパスタを待ちます。


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本日のパスタは“春キャベツとアスパラと貝柱のクリーム仕立て”でした。上に散らしているのは菜の花の葉を刻んだ物だったかな。


無理矢理数えても8種類位しか材料が判らないのですが、24品目はどうなっているのか聞いてみるのを忘れて帰って来てしまいました。いかんいかん。でもまずは食べる事に集中しましょうか。流石にセモリナ粉を使った生パスタ、歯ごたえ食感共にバッチリです。具材とソースによって綿の種類を変えているみたいですが、これは1.4mm位のスパゲッティですかね。気候のせいで高騰しているキャベツ(一玉で300円とかしております)とアスパラという春を代表する野菜と、アッサリした野菜の風味を損なわない貝柱の組合わせ、悪かろうはずもありませんが美味美味でした。食後にはアイスレモンティを頼んで終了。





ちなみにモロッコな雰囲気はメニューにも活かされていて、タジン鍋とクスクスの組合わせになっているランチもあります。単純にランチパスタコースにすると、かなりのバリエーションから選ばせて頂けます。いずれにしろこの箱でこの内容で食べさせて頂いて1,200円というのはあの界隈では総合力で存在感をアピール出来ますね。ここより安い店もここよりも美味しい店もあれば、敷居の高い店もありますが、リラックスさせてくれて気持ちよく食べれて出費がこの程度であれば、そりゃぁ大繁盛しちゃいますわな。





席に案内されるのを待っている時に夜の予約のお電話が入っていましたが、本日は満席だとお断りしていました。夜は更に混んでいるって事かぁぁ!!





ま、木曜日のお昼しか寄れませんが、代官山中目黒での展示会の際はきっとまた寄ってしまう気がします。お勧めしておきますね。





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2008年06月23日

HASHIMOTO GOHAN vol.3 〜海山〜

本来なら昨日アップして、今月は更新優良月間(笑)を目指していたのにずれてしまったのです・・・・一寸残念。





とは言え、ネットショップの構築でお休みしていた“HASHIMOTO GOHAN”を再開します。で、今回は“海山(うみやま)”。このお店、B.A.Tの隣のビルの5Fにあるのですが、実に本気な和食屋さんなんです。ただその下の3・4階にあるのが大手チェーン店の居酒屋なんで、あまり知られていないんですね。しかし。その味たるや近隣の割烹の中でも群を抜いています。ちなみにランチタイムは夜と同じメニューに茶碗蒸しがおまけで付くのでちょっとお得感が。





私個人としてのお勧めは何と言っても特製天丼です。吟味されたネタが半端じゃありません。しかも単品で頼んでいるのに付いてくる小鉢や香の物・椀も日替わりにしているあたり、リピーターも飽きさせない心配りが伺えます。


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小鉢はマカロニサラダにベーコンチップをかけた物、椀はナメコと豆腐の味噌汁ですが、山椒の擂り粉木で擂った味噌で山椒の風味が爽やかに香ります。





そして茶碗蒸し。ネタは小エビと鶏肉と椎茸ぐらいですが、上に出汁が張ってあって一手間加えた美味しさです。香の物は日替わりですが、今回は胡瓜と白菜のサッパリコンビです。





さて、メインの天丼です。アナゴ1本・サイマキエビ2本・メゴチ・イカ・茄子・舞茸がぎっしりと乗っております。メゴチは季節の魚と言うことで、季節によって他の物に変わりますし、場合によってはかき揚げになることも。そしてこの天丼の他店に比べて気に入っているところは、タレ別なところなんです。御飯の部分にはあらかじめタレが回し掛けてありますが、天ぷらの方は揚げたてをそのまま乗せてあり、自分で好みの量のタレを掛けて食すのです。だから天丼にもかかわらずかりっと揚げた天ぷらがそのままの食感で楽しめ、しかも天ぷらのみを天つゆで食べるのとはまた違う丼タレの濃さで食べるのが実に良いんですねぇ。このボリュームは本当に食べたぁ!と言う気分になります。


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そして最後にはデザートのアイスが。日によって味を変えてくれるので、いつ来ても違う味が(ま、運と時によっては同じ物に当たる場合がw)楽しめます。ほうじ茶で口を締めてお食事終了。ちなみに\1800也です。





もちろん他のメニューも豊富(お食事は\1100からあります)ですし、夜にはコースも豊富にご用意してくれています。それでも気取らず気軽に行ける本格割烹。日本人ですもん、こういうお店、嬉しいですよね。


地図などの情報はこちらをどうぞ。





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2008年03月02日

HASIMOTO GOHAN vol.2 〜ふるさと本店〜

 月が替わったので、月一のお話、橋本ごはん。今回はトンカツ。トンカツ屋は多々あれど、このふるさとは個人的に一番好きですね。


 ちょっとした大食い選手権でも開けそうな大きさで値段が変わる6種類のトンカツで、100g・150g・200g・300g・400g・500gと言う内訳です。ぞれぞれ、トンカツ・トンカツ上・トンカツ特大・トンカツジャンボ・スーパージャンボカツ・ビッグジャンボカツと名付けられております。


 でもここを推す理由は大きさだけではありません。大きいカツって見た目もさることながら、揚げたときにある一定以上の厚さになると極端に揚げるのが難しくなるのです。中まで火を通すと衣が焦げる、衣が丁度良いと中まで火が通っていない、そう言うことになりがちなのが巨大なトンカツで、逆に言うと巨大なトンカツを衣はカラッと肉は揚げすぎずジューシーなままに保つと言うのはかなり高度な技術な訳で、それが出来る職人が揚げればその巨大なカツは言うに及ばず、普通サイズのトンカツも絶妙に揚げることが出来ると言うことです。


 その揚げる技術を評価しているからこそ、このふるさとを推すわけで、実際かなりガッツリ食べるわたくしでも、トンカツ特大かトンカツジャンボ(トン特・トンジャンと呼ばれておりますw)で十分で、若かりし頃にはビッグジャンボに挑戦したこともありますが(凄いです、本当に。今は亡きジャイアント馬場の足よりも大きいですから)、たくさん食べれば良いってもんじゃぁないなとつくづく思い知らされる量でした。味噌汁とキャベツ・御飯が付いていて、御飯はお変わり自由なため、近所の貧乏学生がトンカツのみの注文で大量に飯を食っている姿が時に微笑ましい、堅苦しさのないそれでいて味もボリュームも大満足という素晴らしい店です。


 ちなみにトンカツ以外の海老フライやヒレカツにもサイズ別が存在しており、海老フライの特大やヒレカツの丸太揚げなども視覚的には楽しませてくれます。あまり大きな海老フライが好きではないのでそちらについてはコメントいたしませんが、ヒレカツの丸太揚げはヒレだけにサッパリしていて食べやすいので試してみる価値はあると思います。毎月0の付く日はトンカツ特大・ミックスフライ(エビ・カキ・ヒレカツ)・海鮮どんぶりが\1050(税込)になるので、まずはその日に行ってみるのも良いです。


 橋本駅から5分ぐらい歩きますが、足を延ばす価値がありますよ。店舗情報はこちら続きを読む
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2008年02月12日

HASIMOTO GOHAN vol.1 〜TIFFA〜

今年は食べ物ネタを書くに当たってやはり地元を無視して話を進めるのは良くないなと、思い立ちまして。で、橋本駅周辺を利用している方、もしくは遠方よりB.A.Tにいらっしゃる方、皆さんにお勧め出来ると確信の持てる店を紹介しようと思います。





 その第一回目である今回紹介する店が、“TIFFA”。公式資料はYAHOO!グルメから拾ってこれたのでそちらを後に載せておきますからそちらを見ていただくとして、只々このデータだけじゃぁどんなもんだか判ったもんじゃないですよね?


ですから行ったことのない方に、これをまず食べればティファの真髄が判る!と言うお話を書こうと思うのです。


 ここの素晴らしさはまず、リーズナブルなコース設定。所謂プリフィックスでスープ・メイン・パンかライスか・デザート・ドリンクを選ぶ形式。それにサラダが付いてメインにもよりますが\1500前後と来た日にはなかなかなもんですよね?


 勿論安けりゃ良いってもんじゃぁないですよ?この値段に倍する価値があると思うからメジャーどころも紹介する店を敢えて紹介しようってな訳で。


 兎にも角にもまずはこのコースに乗ってみることをお勧めします。このコース以外にもドリンクのみプラスや、ライスかパンとドリンクをプラス等々、多々コースはあるのですが、ここはやはりフルなコース取りを紹介します。





 まず、最初にスープ。通常ミネストローネ・コーンポタージュ・パンプキンブルーテの3種類から選ぶ事が出来ます。コーンポタージュ・パンプキンブルーテ共に丁寧に裏ごししてあり美味しいですが、具だくさんでしっかり作ってある点でミネストローネが個人的な好みです。ほぼミネストローネをオーダーします。


 スープを飲み終わる頃にサラダがやってまいります。小鉢にレタス・キャベツ・トマト・キドニー(黒大豆)・ヤングコーンを盛りイタリアンドレッシングをかけたシンプルなモノです。


 そしてライス(またはパン)とメインがやってまいります。このメインなのですが、初めて行く方には“ハンバーグと蟹クリームコロッケの盛り合わせ”をお勧めいたします。もっとも色々と他のメインにチャレンジしてもここに落ち着く方が多いと思いますが。かく言うわたくしもほぼこのメインにします。ハンバーグに関しては家庭寄りの洋食と言うべきか、大きめの刻み玉葱の入った物で美味しいですが、正直専門店に比して特別に美味いという物ではありません。しかし、蟹クリームコロッケはかなりの高水準にあり、都内老舗洋食店と比べてもひけは取りません。それと共に個人的に特筆すべきは付け合わせの人参の美味しさです。人参の臭味など一切無く、ほのかな酸味とサラッとした甘さ、独特の風味。他の洋食屋では味わうことのないその味はレモンティーで煮てあると思われます。人参嫌いの方(私は好きですけどね)にこそ一度味わってもらうべきかと。人参嫌いが解消するかも知れません。


 そしてメインを満喫したら、いよいよデザート。デザートも多少入れ替わりますが常時3〜4種類から選べます。選べますが、まず最初に食べるべきは“クレームドブリュレ”でしょう。と言うか自分はこれ以外食べませんけどね。どういう訳だか全体のクオリティに対してクレームドブリュレ以外のデザートが、今一つなんです。勿論ある程度以上ではあるのですが、クレームドブリュレの出来があまりにも突出していて、これ食べてから次回他の物を食べるとがっかりすると思いますし、もし誰かと一緒にお出掛けして、デザートをシェアできるのであればわたくしの舌の判断を確かめるべく、クレームドブリュレと別な何かをオーダーしてみることも良いでしょう。多分納得していただけると思いますが、それなら最初から二人ともクレームドブリュレを頼めば良かった、と言う事になると思います。


 後手になりましたが、飲み物は温かい物冷たい物合わせて数種類から選べますが、コースの食後にデザートと飲むならコーヒーか紅茶でしょうね。というのもアップルジュースだグァバジュースだなんだが選べることになっていますので、食事中に飲みたいのならともかく(それでもそんな甘いのどうかと思いますが)、食後にそれはないでしょうから。





 なんて調子で書いてきましたが、このお店、結構なボリュームなんです。ここまで食べて満腹しない人はあまりいないと思われます。それだけに最初は間違いのないオーダーを、と思いまして。人に紹介するのにいい加減な物はかけませんから(^_^;)





 こんな感じで毎月一回ぐらい(何処までネタが持つかが心配ですが)は橋本駅周辺のお店を紹介いたします。請うご期待。





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posted by mercier at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | La carte, s'il vous plait | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月19日

B.A.T周辺の美味しいお店 vol.1

こんなお話を載せておくと、閑話休題的に良いんじゃないかとw





わたくし、食べることには人一倍情熱を燃やす方でして自分の住んでいる周りのみならず、都内近郊で行くことがあればその周りの美味いお店を取りあえず食べておこうと言う感じでして(。-_-。)





ブログを作ったら絶対やろうと思っていたのが食べ物のお話。


おいおい、あんた服屋だろうが!と言うご指摘があるかも知れませんが、B.A.Tにはそもそもカフェが併設されているんですね、これが。





現在はオリジナルブランド“CONTINENTAL CIRCUS”や他のお店やブランドのOEM等の仕事が増え、倉庫スペースの確保が出来ていない問題からやむを得ず休業を余儀なくされておりますが(はい、生地や在庫を置く場所に使っております)、今年の9月以降に再開を企てているところです(出来んのかな・・)。





そんな訳で、取りあえず、B.A.Tのある橋本駅周辺の人に紹介して間違いのない自信のある食べ物やさんを紹介しようと思います。現段階では公表する許可はもらっていませんが、美味いというのに実名を出すことは別に憚らなくても良いかなと。





許可を貰えたらお店毎に紹介していこうと思いますが、取りあえず今回は名前を出すだけで。

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posted by mercier at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | La carte, s'il vous plait | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月19日

〜 Herlequin Bis 〜 行って来ました湯河原へ!番外編w

 え〜、余談です、従って料理のお話はありません。湯河原に寄って美味しいフレンチを満喫した後に、とんでもない落ちが付いたのでこりゃネタにしておかんとwと思い書きます。





 終電に間に合うように、と言う事で10時頃エルルカンビスを後にします。タクシーを呼んでいただき、湯河原駅へ。お盆時期のこの時間、湯河原駅方面へと続くオレンジラインと名付けられた通りには一台の車もいません。電車に間に合わせるべくカッ飛んでくれた運転手さん、有り難う御座います。無事駅について後は橋本に向かって帰るのみ。・・・・あれ?結構乗る人っているのね・・・来たときよりもホームに人がいます。そっかぁ、夏休みだけに今日はゆっくりした人が多いんだなぁ。





 そろそろ電車が来る時間だよな・・・とホームの電光掲示板を見ると・・・あれ??なんで?なんで9時23分な訳???


よくよく周りを伺うと、結構イライラしている人がいる。“お客様に申し上げます、ただいま熱海駅におきまして、運転手の手配をしているところです。詳しい状況がわかり次第またご連絡いたしますので、もうしばらくお待ち下さい。”


これは??と思い、改札に行ってみると入るときは急いでいたので気付かなかったのですが、駅員に事情の説明を求めて詰め寄る人が数人。横で事情を聞いていると、どうやら横須賀駅付近の架線で落雷があり、東海道線・横須賀線・京浜東北線、それと繋がっている湘南新宿ライン・総武線快速が全て泊まっている状況だとか。で、なんとか東海道線は復旧したものの今度は熱海側に運転手がいなくて東京方面の電車が出せない状況だそうな。なにぃ!?もしかしてもしかしたら帰れない!?


ピ〜〜〜〜ンチ!!




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posted by mercier at 10:00| Comment(3) | TrackBack(0) | La carte, s'il vous plait | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月17日

〜 Herlequin Bis 〜 行って来ました湯河原へ!vol.3

お待たせいたしました。いやほらさ、続けて同じネタを書くとマンネリ化するしやっぱりそこはバランス良く色々なネタを織り交ぜてw


一応セレクトショップのブログだし(一応というのがミソw)、日々の営みについても触れないとねσ(^◇^;)


ということで、エルルカンビス編、いよいよメインの登場です。




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posted by mercier at 14:00| Comment(2) | TrackBack(0) | La carte, s'il vous plait | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする