何だかなぁ。今日はお客様が間を空けつついらして下さったのですが、物が動いているお話をする以上に衝撃的な出来事があり。こんな話はもっと早く知らせてくれよ、という悪いニュースなのですが、昨日紹介したロイヤルネイビーの別注コーデュロイトラウザーズもそうですが、国内でロイヤルネイビーのライセンス展開をしていたメイカーズがこのタイミングでライセンスの更新を止め、来秋冬の展開がなくなったそうで。それを先に知らせてくるならまだしも、そろそろ展示会の予定が立ってるかな、とこちらから連絡したらすいません、そんな事になりました、との話があり、おいおいおいおい、そりゃないぜ、と思いましたが仕方がないっちゃ仕方がありません。思い返せばこうなった前触れがあったといえばありまして、この秋冬分は別注企画が全ボツ、そろそろ始まる春夏分はこちらも別注したのに11月になっても生産の可否が決まらず、12月になって別注のみならず展示会のラインナップは全てボツという話になっていたんですね。ハンドリングするそこそこ大きな商社があって、B.A.Tはそこを通さずのメーカー直でやってましたが、その勝者が基本レディス商社でして、それもあって本来メンズの展開が順当なミリタリーウェアのコレクションなのにレディスの中堅ブランドとかのコラボばかりが目立つという嫌な展開になっており、メンズの発注も積極的な営業がなくどんどん減っていっているというのは聞いてきたので、そりゃあなたその代理店商社を変えるなり増やすなり自社でもっと営業するなりせにゃいかんですやん、とは言っていたのですが、私が言ったところでどうという事もなく、ライセンスを取得したシーズンからずっと発注してきましたが、ボツもしくは全ボツがここ数年目立っておりましたし、止めちゃったか・・・と今思えばこうなってもおかしくはないと判らなくもなくはあるのですが。
ただ他がやらないのに英国ミリタリーデザインに特化してオリジナルのディテールを忠実に再現し、生地の乗せ替え別注が可能だったので英国大好きB.A.Tにおいては今後もそのジャンルのメインの取り扱いブランドとして展開する事を想定していたので、一気に全体の構成を再構築する必要に迫られる事になりまして、今日はもうこのニュースのせいでかなりゲンナリしました。
結果的に一昨日展示会報告をしたTAIONへの発注も1日にして再構築する事になり(ユニバーサルワークスコラボを取る事に)、今後もこのジャンルをどうするのかは課題になってしまいました。他にも色々と1月から波乱のニュースが舞い込んでおり、来秋冬のアイテム構成はより色々と検討しないといけない状況になっております。
とまぁそんな訳で昨日紹介したパンツは今後まずリリースされる事のないアイテムになりましたので、よりオススメ、という事で。
さて本日のアイテム紹介、冬ならではな足元というのを紹介しておこうかと。やはり寒いですからねぇ、なんだかんだ言ってもこの時期jは。
履き物好きなのでお前は靴屋か!と言われても仕方がない程色々と取り揃えてしまいますが、スニーカーの取り扱いってとても難しく。取り扱い店舗が多いメジャーなアイテムをそのまま取り扱う訳にもいかず、よりコアでありそうでない、それでいて基本ベーシックな物をこれは差別化出来ると確信しないと取るに取れないので。また、顧客の皆様にある程度行き渡ったモデルに関しては、色違いとかであっても余程の名作で他と差別化が図れていない限り、一通りやったら行き渡ってしまいますのでそれ以上展開しても新規のお客様にしか売れませんからこれまたそれ以上発注してはいけないアイテムという事になります。
それを踏まえて取ったスイコックの冬の名作がこのムートンライニングのモックシューズであるロンです。ムートンのシューズやブーツってアグやミネトンカといったインポートブランドがもたらした物で圧倒的にそれらのシェアが大きかったのですが、そこに切り込んでいってシェアを確保したのがこのスイコックのロン。ですが上記の理由もあって真っ黒とか定番展開している物はオフィシャルサイトでいつでも買えますからやる意味がなく。そこで彼等も在庫数を多く持たず1シーズンで廃番にしてしまう、革の部分はベーシックカラーですがネオプレーンの足首部分だけビビットな色にしてチラ見えでアクセントにしたモデルだけをセレクトして展開しております。でもこの手のリカバリーシューズやリラックスシューズでブレイクしたブランド、昨今普通にスニーカーやスニーカーに毛が生えた様な靴を打ち出す様になってしまって個人的には残念で、やるならやはり本来のマスターピースだよな、と今にして思っております。
そして他のモック調デザインのムートンシューズと違い、ムートンライニングで暖かさを確保しつつ表側は毛皮の付いた表革の羊ではなく、表は牛革でムートンとの間に樹脂をラミネートして防水にしつつ、そうする事でムートンとは独立した牛革なので自由に染色出来ますから、グレーやブラウン等の革本来の色じゃない色にすることを可能にしております。その点においても美味しい冬の足元だと思います。
サイズもメンズの中心サイズである(ムートンが張ってあるせいで表記サイズに対して1サイズ近く小さい為)9と10の2サイズを揃え、レディスサイズとして24cmに相当する7を取っておりますので、寒い時期の足元でありながら軽快なイメージな上、イージーな履き味が楽ちんですし、ソールはビブラム社が開発した濡れた氷の上でも滑らないアークティックグリップアウトソールを装着しておりますからもし雪が降っても大丈夫です。これで26,400円(税込)はなかなかに美味しいと思います。是非チェックしてみて下さいませ。一見ベーシックに見えてパンツの裾からチラッと覗くビビットカラーが単なるベーシックアイテムとは一味違うぜ、という主張をしてくれる楽しい1足ですので。
という事で今日はショックなニュースで売れたアイテムについての話はまた別になってしまいましたが、明日も皆様のお越しをお待ちしております。アイテム紹介、明日も足元をもう1バリエーション、こちらは逆に色々手を出すのか!?と思ってセレクトしたら本来のアイテムに注力している点を個人的に高く評価しているブランドの、結果として珍品になってしまった1足を紹介します、お楽しみに。

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