今日も4ヶ所回らないといけないので、気合を入れつつまずは最初の恵比寿へ。最初は
narifuriでしたが、来年20周年を迎える事もあってその前に定番を含めて
全体の構成を一度リセットして本来の自転車のある都市生活者の為の服という設定で構成し直す、というのが今シーズンのテーマでした。その為3ラインに拡張されていたライン分けもなくなりほぼ
核となるモデルのみで構成されたラインナップとなってまして、アイテム数はとても少なくなっております。ここも先に貰っていたデータでアイテム構成は判っていて、予習してある程度発注も固めてから行ったんです。定番のリニューアルという事でバイクパンツとバイクカーゴというnarifuriの定番パンツを全面改修したのですが、ディテールの再構築だけではなく、デザインは定番であっても生地の乗せ替えで真夏バージョンと秋冬バージョンを作ってまして、特に
8月上がりの
リップストップメッシュの
バイクチノは抜けの良さと接触面積を減らしてベタつかなくしていてこりゃ絶対取らないかんだろう、という事に。加えて全面リセットの中でも残ったnarifuriの顔ともいうべきマルチテックワッフルシリーズ、長年続けてきている
長袖Tシャツ型は
新色を1色足すだけですが、この春夏から展開を開始する
前開きジップパーカと来秋冬から新たに加わる
カーディガンは新色を含め2色ずつ取ろうと思っております。店頭にある豊富なバリエーションと合わせればこれでこのシリーズは十分。とはいえ、来秋冬は継続展開されるnarifuriの新定番シェル(再構築されて生地も日本の生地メーカーの技術を結集した様な
オリジナルの2.5レイヤーでしたが)とそのシリーズはパスして、今迄になく薄くて軽量なのに暖かいという提案をしていたので、その新たなシェルに使われている
2.5レイヤーの表地と
光電子生地を組み合わせた2.5レイヤーと光電子アクティブインサレーションを組み合わせた
カーディガンタイプのアウターというかミドルレイヤーというかをセレクトする事に。今回はここ迄にするので、確実に需要があって差別化の図れるアイテム構成ではありますが、いつもの様なコラボや遊んだ生地の提案は無し、というとてもスマートにまとまったコレクションでした。まぁそれは来年の20周年記念に回すので、と言ってますからそういう事なんでしょう。
そしてタイトルの見通しが甘かった、というのが次の
エドウィンの秋冬前期展の件でして。想像以上にラインナップが豊富だったのと、新たに加わるとインフォメーションされていた、
米軍の現行サプライヤーであり今後10年近い間の継続供給契約を締結した米国のブランドの
米軍納入品を
そのままのスペックで卸して貰える、というのがとても興味深く、色々説明を受けていたらまぁ時間が経つのの早い事早い事。このブランドの発注は3月の展示会を待たねばならないのですが、これに興奮して細部までチェックしていた結果、それにより次に行く予定だったフォックスファイヤーの展示会を今日はキャンセルして来週以降で再調整となってしまったんです。なかなかこんな事にはならんのですが、今回は先週の二の轍を踏まない様に4件目の時間が決まっていてしかも今週でおしまいだったので、そういう判断をせざるを得なかったんです。とはいえ、
ディッキーズの
ガーデンワーカークロッシングライン、春夏以上に充実していて専用にチューンナップされた
ツナギや
シャツジャケ、加えて秋冬バージョンの
アイゼンハワージャケットやキルティングアイテムがドーンと出てまして、ディッキーズをして2万円台後半になってしまいましたが税込アンダー3万でノービットクオリティな
キルティングパンツがあり、これは中綿がダウンじゃ無いのでオーバースペックにならずデザイン的にも全力造り込みではなく程良くバランスを取っていて格好良かったです。この
キルティングシリーズのアウター、コラボではなくディッキーズの1カテゴリとしては高額な5万円近いアウターになってまして、当然それだけになるぐらい作り込まれてますからこれはこれで、といった感じではあるのですが、なかなかにボリュームがあるのでやるべきかヤラざるべきか考え中。
前後どちらもフロントになる(とても奇妙な書き方ですがw)
ベストも面白かったです。総じてこのラインは楽しいですが、価格も抑えられているので今迄のディッキーズとは違う別物として考えた方が良いでしょうね。
そして来秋冬新たにハンドリングが始まるスピワックも色々持ち込まれており、スピワックと言えばの代表作であるN-3BとWEPが提案されてましたが、惜しむらくはライセンス復活なのでアジア製なんです。まぁその分価格はこなれてますが。惹かれなくもないのですが折角今回レベル7迄現在の進化した資材で作っている現行サプライヤーの米国製が提供出来るのであれば敢えてライセンス品に手を出す必要はないと判断して当面は取り扱いをしない予定です。でも懐かしい名前ですし、生地もしっかりしていましたので来秋冬の日本での本格展開の際には話題にはなるでしょう。往年のシュプリームがコラボしてましたしね。そして今回展開予定だったのが発注漏れで展開出来なくなってしまった
Leeですが、こちらはどうやら
秋冬も再生産で
101のスペシャルを展開するみたいですので、だったらまぁ、それに関しては秋冬からで良いか、と思いまして、サラッと見て新作が無い事だけ確認して次に。次が
ラングラーだったんですが、ラングラーも復刻モデルは秋冬はやらないみたいで、逆に加工をこれでもかと施したモデルを提案してました。ウォッシュをかけてダメージ加工を施しただけではなく、ニードルパンチでペイズリー柄を入れまくり、ダメージと合わせて傷で柄を表現するというユニークな仕様で、これはこれで楽しかったし実際手間暇かかってますので良いと思うのですが、B.A.T的にどうなのかと言ったら手を出す感じでは無いな、という事でそのモデルはパス。一応
ドレスランチャーの秋冬版というのが提案されていて、
起毛したツィーディな生地を使っていて面白いんですけどね。何かネタが無ければそれはやっても良いかも、と思っております。
お前エドウィン本社来といてエドウィンやらんのかい!とも言われず、懐かしいサムシングとかリベルトとかを未だに数型ずつ続けているのを見て凄げ〜!!と萌えたりしつつこんな感じでエドウィンの展示会を終えたのですが、この時点でがっつり1時間以上オーバーしちゃいまして。そこで急遽もうあかん、という事でフォックスファイヤーをズラしてもらって浅草橋でインポートとクセのあるドメブラセレクトの展示会に。とはいえここでのメインは
グレンモアの
ダッフルの扱いがどうなるのか、という事でして。そしてその状況を把握しつつ他の情報を得るべくお邪魔したのですが、ここで思わぬ伏兵に出会ってしまい、それはもうサクッとやる事にしました。まぁその話は後にして、グレンモア。何とこの秋冬でこのスペシャルバージョンのグレンモアを取り扱ったのはB.A.Tを入れて2社のみ、他の大手セレクトや大手セレクトの展開するオリジナルブランドの店等は検討はしたものの実際に取るには至らず終わってしまったんだそうな。それで捲土重来を期して今シーズンは1月からグレンモアの商談を大手さんと前哨戦的にやっているみたいなんですが、来秋冬、今回のダッフルに対して着丈を長くした
ロングバージョンに変更し、円安で値上げせざるを得なかった分を値上げではなくデザイン変更に伴う価格アップという形で収拾したいみたいなんですが、そうなると
158,000円+税のダッフルになってしまいます。インバーティアは確実に税抜20万円台になるとはいえ、価格差の美味しさがなぁ・・・と思うんですよね、そうなると。そもそもこの秋冬で2社のみ、あ、今店頭にあるレギュラー丈のダッフルは結果としてB.A.Tに納品された
3着だけしか生産されていないみたいなので、こちらの方が非常においしくなってしまいましたが、今時大手セレクトチェーンが知名度で推せるインバーティアではなく、玄人好みとはいえマニアックなグレンモアをやろうとなるんだろうか、疑問が。しかもここでちょっとだけ作れる代理店の提案色というのがネイビーとビキューナはまだしも残り2色がオレンジと紫でして。オレンジはインバーティアでも人気なエルメスカラーを意識したんでしょうけど、そんなに上手くいくかぁ??と思うんですね。というのも渡辺産業とは別で色展開するとなると1色30着程度必要という事になっているみたいで、今シーズンの総生産数6着という事を考えたら確実に大手セレクトチェーンが乗ってこないと無理ですが、税込で17万円台のダッフルを個性的な色で30着発注してくれて他の色も展開してくれるなんて大手セレクトでインバーティアやっていないところなんてあるんですかねぇ。加えて現段階で代理店側が提案している色であっても30着集まらないと作れない、となると現実的では無いとしか思えないんです。私としては大元の渡辺産業が展開する色は相乗りで量産可能だろうと思うので、そちらの色をやって生産ミニマムの30着に達しなくても今シーズンの様に発注した分は生産してくれる、というのが一番美味しいと思うのですが。その提案をしつつ本チャンの発注期限である3月の展示会で再検討する、という事にしました。その時点で大手さんからの発注が無かったら私の提案も検討されると思いつつ。
そして
サイルマーシャルのバッグ類が色々紆余曲折があって
リブランディングするそうで、今まで展開してきたモデルは全て一旦生産終了となるんだそうな。となるとこれはこれで今店頭で並べている別注分を含むサイルマーシャルのバッグ、美味しくなるだろうな、と思っております。で、そんな感じで情報は得たし帰るか、と思っていたらとんでもない提案が。現在SUBUのコラボのサンダルとフラッシュパターンの再構築スニーカーをラインナップしている
イーリーキシモト。来秋冬で何故か
FILAとコラボするそうで、その話が舞い込んできたのだが興味あるか、と問われ。これが物を見たらクオリティも価格もとても良い感じなんです。具体的なアイテムとしてはフラッシュ柄の
トラックジャケットと
トラックパンツ、そして
スニーカーです。しかもジャージは
ジャガード編みで作られた
フラッシュ柄の生地を使って作られており、価格も凄まじい安さな上、スニーカーはスニーカーでトレランシューズを現代的にアレンジしていてこれもまた美味しい面してます。なので今回一も二もなくこれだ、となりましてジャージ上下とスニーカーを各2色で展開する事に。特にトラックジャケットは往年の英国ストリートを彷彿とさせるアイテムですので、これは必見でしょう。そしてどうせ上持つなら下もね、と言える価格なので上下で押さえる事をお勧めしておきます。加えてスニーカーもデザイン的にかなり良いモデルでしたので良いでしょうね。全く想定外でしたが、今回の最大収穫はこのコラボですね。
とまぁそんな感じで帰ってまいりましたが、実りは多い展示会廻りでした。明日はまたフィールドライクなアイテムでアーバンなコーディネート提案の一連のアイテムとして、パンツの提案をしようと思いますのでお楽しみに。
人気ブログランキング