2026年02月04日

冬の銘作紹介 vol.34 The Chino RevivedのBack Piled Herringbone Neo Wide Tapered Pant


昨日一昨日の梅春を見据えたコーディネート提案で紹介しているアイテム、クオリティと価格が10年一昔のままなのもあって、興味を持たれてサブトラクトのカットソーもオーバーザストライプスのジャケットも押さえたりチェックしにいらしたりという方がお越しくださり、サブトラクトのオリーブの方は完売。ワインの方もサイズ2がラス1になっております。それもあって今日いらしたお客様から合わせるのに紹介するパンツはどれ?と訊かれてこれだと伝えたらそっちも検討するとの事。紹介前にフライングというのはどうかと思いますが、そりゃご来店頂けた方の方が情報戦においては有利ですわな。

そして今日サクッと発注をまとめた事もあって公表しちゃいますが、来秋冬でやろうと思っているニットというのはGlen Fyneの店頭で5色展開しているモデルそのものです。このモデル自体ググっても販売している店の情報が出てこないアイテムでして、それもあって今後も専売モデルとしていった方が良いんじゃないかと思った次第です。でもGlen Fyneはレディスのニットや巻きスカートなんかは常々展開しており、検索するとそっちがひたすらヒットしますが、正直勿体無いと思います。ルミノアの長袖Tシャツの様にグレンファインのメンズのニットでは今後B.A.TがバリエーションNo.1なブランドにする方向性で調整しようと思っております。クオリティとコスパが追えてメンズにおいては他での取り扱いが少なく今後はほぼないので、やっておこうかと。今日糸帳が届いたので3色ピックアップして発注しておきました。

そして今シーズンから展開するWfeldの最初の入荷が土曜日になる事が決定しました。予定通りノービットと違うディテールを組み込んだフィールドパーカとアウトドアプロダクツとのコラボのリュックが入荷予定です。そして来週にはnarifuriの梅春アイテムも投入予定ですので、この週末から冬の〇〇紹介から梅春の〇〇紹介に切り替えます。来週は他にもラングラーのレアな復刻スペシャルの投入もあるかもしれませんので、例年に比べて充実した2月・3月になりそうです。

さてそんな本日のアイテム紹介、インナーもジャケットもウール混で表と裏で表情が違うアイテムでしたので、パンツも一見普通の綿パンに見えて綿は綿だけれど表と裏が違う表情になっていて、暖かいけど暑くなり過ぎない暖かさのパンツ、というのが本日の紹介です。

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これザチノリバイブドのパンツに使われてきた生地の中でも織りとしては最もマニアックな生地です。店頭に並んでいるザチノリバイブドのパンツは全て他ではほぼ取り扱いのない凝った生地の物ばかりですが、その中でもこれはこんな事出来るんだ、という生地でした。これ裏が起毛というよりも裏毛になっています。起毛というだけならフランネルの様に裏を剣山の様な物で毛羽立たせて起毛させる、という方法になるのですが、これは完全にタオルの様なパイルの裏毛になっています。それが編み物、カットソーなら何も驚かないのですが、これ表がしっかりヘリンボーンの山谷のはっきりとした如何にもクラシカルなワークっぽい生地なのです。にも拘らず裏毛。ですから表に見えている姿と裏から見た表情が全然違い、表は如何にもワークなのですが実はとても暖かです。ウール等素材で暖かくしているのではなく織りで裏毛を作ってそれで暖かい生地、という事なので綿100%で作った生地ですからメンテナンスも楽。そして腰周りは太目のゆったりとしたシルエットなので、カジュアルなジャケット等ハーフ丈のアウターとのバランスが良いです。リラックスシルエットのパンツって空気が出入りしそうですが、裏毛のお陰で暖かく過ごせるのがこのパンツです。

これだけ作り込んだ生地で作られた暖かいけど暑くなり過ぎない、というパンツ、色はこのネイビーとカーキの2色展開、サイズは79・82・85の3サイズ展開です。価格は28,600円(税込)ですがこの生地自体が現代では織られていないデッドストック生地だそうですし、かなり頑張ってこの価格なので是非押さえておいて欲しいものですね。再現不可能な素材が使われている、というのは個人的にとてもそそられる条件です。

さて、明日はヒロシツボウチの展示会のみなので、展示会廻りは朝から行きますが、午後は都内の梅春アイテムの立ち上がりをチェックして17時前に戻ってくる予定です。来週以降は毎週3ヶ所〜4ヶ所廻らないといけないのでハードですが、明日はのんびりしてこようと思っておりますが、17時以降は店におりますのでご都合の合う方は遠慮なくお立ち寄り下さいませ。明日は取り敢えず展示会報告はサラリと済ませてここ数回で紹介したアイテムでまとめた場合の足元は?という事で靴の紹介を予定しております、お楽しみに。

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2026年02月03日

冬の銘作紹介 vol.33 OVER THE STRiPESのWool/Cotton Shawl Collar Jacket


今日は来秋冬のニットのラインナップを考えている中で、B.A.Tにあって他でほとんど見る事のない英国ニットブランドを来秋冬に生産可能かどうか打診していた返事が来まして。ここレディスのラムウールの物は長年継続展開されているのですが、メンズの展開が数年前から止まっており、当時はハーレーを超えるコスパだったのでどうかな、と思い交渉してみたんですが、何とそもそもブリティッシュウール自体をここ数年編んでいなかったそうな。でもやらしてくれる事にはなったのですが、何処もやっていないので糸ミニマムとバルクでの生産ミニマムが付いてきており、その条件を飲むべきか悩んでおります。取り敢えずメンズに関してはミニマムを全部飲めば専売の完全別注となりますが、代理店に若干他に撒いてもらうべきか、全て飲むべきか、悩ましいです。とりあえず展開色は私が決めて良い事になり、明日糸帳が届くので楽しみにしております。ただ店頭に既に5色展開しているので、3色足すと8色になってハーレーの定番セーターと同じぐらいのカラバリになっちゃうのと、価格が流石に上げずにはいられず、現在よりも価格を平均しても3,000円程上がってしまうんです。それでも恐らく英国羊毛のセーターとしては最安価格で提供出来るので、やるのは決定としてもどうしてくれようかと悩んでおります。なんかもう良いだろうと思いながら毎年別注でセーターを展開しているので。

そして今週末には梅春アイテムの内本来先月入ってくる予定だった分の内、新たに取り扱いを始めたWfeld(フェルド)のフィールドパーカとアウトドアプロダクツとのコラボのリュックが入荷予定です。場合によってはラングラーの今年唯一このタイミングで展開されるジーンズとジージャンも入荷する可能性が。楽しみにしていて下さい。

さてそんなところで本日のアイテム紹介へ。15℃近くの最高気温であれば日中は昨日紹介したインナーの上に今日紹介するジャケットを着ればそれで過ごせるでしょう、というジャケットの紹介です。因みに昨日紹介したらサブトラクトのクオリティを知るお客様がまだあんのか〜い!と押さえておりまして、完売間近になっております。

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これ表から見るとハイゲージのメリヤス編みのニットにしか見えない生地です。実際表の糸はウール100%なのでまさにニット、しかし裏側はしっかりとパイルになっていてそちらは綿100%です。スウェット生地の汗吸いや肌触りはそのままに、見た目はウールにしてトラディッショナルな雰囲気を加味しております。表から見るとニット、実はスウェットという。そんな生地を使ってショールカラーのジャケットの形ですから、勿論晩秋や梅春にはアウターとして使えますけど、イメージとしてはスウェット生地のカーディガン感覚。室内ではベーシックなカーディガン着ているよりもキチンとして見え、それでいてカットソーなので快適な着回しを約束してくれます。アームホールもそれ程広くなく、まだまだ寒い日が多いというか梅春アイテムを紹介する時期とはいえ1年で最も寒い時期でもあるので、コートやブルゾンの中に着てもダボつかないバランスです。

そしてショールカラーというのも生地感やカジュアル感のあるスウェットという事を考えると若干モードっぽいディテールでバランスを取ってまして、ハイネックやタートルネックのインナーと合わせると首元がしっかり保温されるので2月だけど3月中旬ぐらいの気温の日なんかはこれで十分でしょう。このショールカラー、首元迄閉める事も出来て、そうなるとそれはそれでデッキジャケットの様な着こなしに。昨日紹介したインナーとの合わせ易さはグレー×カーキ、ネイビー×バーガンディだとバッチリでしょう。サイズはSとMの2サイズでジャストサイズでカットソーの素材感を活かして着たい人ですと、日本人の標準的なMサイズの方でSを着た方が良さそうです。Lサイズメインの多少体格の良い方でMサイズかなという感じです。気になるお値段ですが、なんとジャケット型で26,400円(税込)です。今同じクオリティで作ったら1.5倍は硬いでしょう。こういった正に銘作といったアイテムはサイズが合ったら押さえておくべきだと思います、オススメです。

明日はこのコーデならコンサバティブでありつつカジュアル感があって暖かさもあるパンツを合わせるべきでしょう、という事でそのパンツを紹介します、お楽しみに。

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2026年02月02日

冬の紹介 vol.32 SBTRACTのCotton/Wool Double Kniting T-cloth L/S High Neck Tee


月曜日、仕事が始まりゲンナリしている方も多いでしょうに、今日もそこそこ動いてまして、先日紹介したからなんでしょう、ウィリアムレノンのB5ブーツのハンツマンがラス1になりました。まぁあれですね、レノンはどこよりも安い価格で出てますので、それに気付いちゃったら押さえに走りますよね。ほぼ全て別注仕様ですから。そして先週展示会に行ってきて、本発注の時期は3月ですが、今シーズンのモデルはもうやらない事が確定し、しかも今シーズンネイビーを発注したのはB.A.Tだけで、そもそもがこの仕様で日本で流通しているのが6着のみという事が判明したグレンモアのヘリンボーンメルトンのダッフルコート。これは買っておこうかな、というのでチェックしていかれた方がおられまして、今シーズンはどこかでタイムアウトになるにしても来秋冬のスタート時点で熾烈な争いになりそうです。それも含めて今日は冬アウターもまだまだこれは動く様だな、という1日でした。

さてそんな本日のアイテム紹介、本来紹介しようと思っていたアイテムが実は2色の内1色は写真を撮っていない=未紹介という事が発覚。遠方のお客様と楽しく電話しながら店頭のセーターを完璧に畳み直して積み直していたらあっという間に23時になってしまい、こりゃいかん!と慌ててブログに取り掛かったので今日はそれは諦めて別アイテムにしよう、という事で。今ではもうブランドがない、でも銘作揃いだったサブトラクトの冬のカットソーです。

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この生地、何がそんなに良いかといいますと、接結天竺であるというのが1つ。ほぼ2枚の生地を接結点で糸を共有する事で表と裏で組成や糸の太さや何本取りかの本数や編み方を変える事が出来ます。判り易い特徴を持たせるなら肌に触れる内側の生地はとにかく柔らかく肌触りを良くする、それに対して外側の生地は生地感のある物にしたり何らかの機能を持たせたり、という事が出来るのです。で、このTシャツに使われているのは内側はまさにその肌触りの良さを追求。接結にする事で1枚だけなら肌触りが良くても耐久性や透け感等に難ありなデリケートな生地を2枚にする事でその問題をクリアして肌触りだけを活かす事が出来ます。そして表地はウールと綿を1:2の割合で混紡した糸にして全体でのウールの比率は20%ですが、単なる綿の天竺に比べて圧倒的な保温力を獲得しています。単品で着ている時には肉厚で肌触りの良いTシャツなのですが、上に何かを着てインナーになるとそのウールの保温力が真価を発揮する、という事に。そしてウールと綿の染まりと縮みが違う為にネイビーとブラウンというダークカラーではあまり目立ちませんが、独特なスラブ感や杢な色合いがあり、それがまた単品で着ていても季節にあった質感になっています。

こちらは首元がオフタートルとハイネックの中間になっているので1枚でアウターの下に着てマフラーを巻いたりすれば15℃ぐらいの最高気温になると問題なく過ごせます。本当は更に暖かいベア天竺のタートルの物を紹介しようと思ってましたが、急遽差し替えたんですけど、結果としてこの上に着るアウターもそれっぽい物に変更する事に。とはいえこちらはこのクオリティで8,580円(税込)ですので、価格的にはもうあり得ない破格の設定です。当然残り僅かなのですが、その残り僅かな在庫がストックから出てきちゃった事もあって今日はこれにしよう、という事に。そのストック文だけでおしまいなので気になった方はお早めに。あ、これレディスサイズも取ってまして、そちらもまだ残っておりますからそれはそれで。

明日はこの上に羽織るジャケットの紹介を予定しております、お楽しみに。

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2026年02月01日

冬の銘作紹介 vol.32 NORDISKのFlame Retardant Fleece Baker Pant


日曜日でしたが2月1日。ファイナルセール期間スタートだったので日曜日としてはお客様がお越しくださり、結果完売やらラス1やらが続出。ここ数日で何故かハーレーのベーシックなクルーネックセーターがよく動いてまして、チャコールグレーに複数の色を混ぜたスモウルダーという色が完売。コーヒーも各サイズ1着になりました。そしてTAIONの動きも止まらずこの秋冬でオフィシャルサイトで結果2番人気だったのに来秋冬にはラインナップから外れるクレイジーパターンのスカジャンもラス1になりました。とまぁ今日は初日でしたが、何度か注意喚起してますけどファイナルセール期間は15日迄ですので、ここから長く使えるインナーやシェルに使うにしてももうちょっと暖かくてでも暖か過ぎないアウターを押さえるにしても週末はあと2回です、早目にご利用頂く事をお勧めしておきます。

そして折角このブログで1回分を割いて梅春アイテムの納品スケジュールについて書いたにも関わらず、結局遅れて1月の納品が一切無く。それもあってこうして冬の銘作紹介を続けているのですが、そろそろ納品があると思われるのでそうなったら梅春の〇〇紹介に切り替えるんですけどねぇ。取り敢えず週明けた明日には納期の確認をしようと思っております。今週から来週にかけて確実に納品がありますし、月末にかけて納品が続くと思われます。例年に比べて濃厚な2月になると思いますので、セールの権利を行使しつつ梅春の新作の納品についても要チェックです。

さて本日は昨日予告した通り、この時期のコーディネートとして黒いハードシェルにオリーブのミドルレイヤー、チャコールのインナーを合わせて足元はリカバリーシューズとはいえ黒っぽい物を合わせた、アーシーで生地感のある黒メインのコーディネートに合わせるパンツ、というのを紹介したいと思います。

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このパンツはクオリティにおいてはしっかり日本製で作り込みをしていた、現日本法人が出来る以前のノルディスク最後のコレクションで提案されていたパンツです。フリースでありながらコシのあるしっかりとした生地でちょっと他にはないな、と実感出来る生地。しかもこれ、フリースなのに難燃加工が施されていて、フリースは表面の毛に引火するとフラッシュと言われる一気に表面が火に包まれる現象が起こるので火の前で着ているのは危険なのですが、そのフラッシュが起きない様に難燃加工をしているのに加えて毛足を刈り込んでいます。その上かなり高密度に編んでいるので結果としてウィンドストッパー機能を獲得しており、フリースのパンツというよりベロアのパンツの様なイメージになっております。

形としてはベイカーパンツにしておりミリタリーアイテムとの相性もバッチリ。お尻のポケットは左右ともファスナーで開閉する仕様にしてフィールドで物を落とさない様に気を配っております。ウェストのドローのテープを通す穴の内側は布帛を張って摩擦で傷まない様にする徹底ぶり。とにかくシンプルなのに丁寧に作られており、しかも素材にも気を配った結果、フリースパンツなのに防風性能もあり通気性もあって暑過ぎず履き易いです。サイズは44が1本だけ残っており、黒1色のみ提案されていたのですが、28,600円(税込)でも国産でこのクオリティの生地を使って、となると当時であっても頑張って付けた価格なので是非チェックしてみて下さいませ。因みに今年になってから暖かいパンツを店頭に出したら目敏くこれを見つけた方が46サイズを押さえていかれた結果、ラス1になっております。もうこのクオリティとデザインの国産でこの価格帯のパンツは出ないんじゃないかと思いますので、44で32inch程度のサイズ感なので是非チェックしてみて下さいませ。

そんな訳でそろそろ梅春に繋げられるアイテムでコーディネートを組んでみようかな、と思いまして、こんなんあるんや!というアイテムで組んだコーディネートを明日から紹介しようと思っております。で、明日ですが、多少寒くてもこんなインナー着てたらこれで良いでしょ、というインナーからスタートします、お楽しみに。

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2026年01月31日

冬の銘作紹介 vol.31 narifuri×rigのAutumnn/Winter Recovery Shoes “doob”


1月最終日の土曜日である今日、ギリギリでお越し下さった都内の方や忙しくてギリギリになった近隣のお客様の本セールのご利用で途中間が空いたものの最後のお客様がお帰りになったのが21時過ぎという充実した1日でした。とはいえ明日からファイナルセール期間になりますので、本セールをご利用になった方は再度明日以降15日迄もう1点20%オフでお買い物が出来ます。なので明日からは本セールをご利用になっていない方もご利用になった方も20%オフが使えますので、今回は短期決戦、期間が2週間強なので明日ご都合の合う方は是非お越し下さい。

それと一昨日展示会に行ってきたエドウィンからデータが届いたのですが、こちらに展示会ではサラッと流していたスペシャルアイテムが存在している事が載ってまして、こりゃどうしてくれようか、と困った事に。ラングラー米国のオリジナルをそのまま取れるラインナップがありまして、その中にレザーアイテムが入っていたんです。70年代のムートンベンチコートに現代的修正を加えた物とカウスウェードでラングラーのデニムジャケット24MJZとジーンズ13MWZを乗せ替えたレザージャケットレザーパンツの3型が気になってまして、ただほら、このところ検討しては悩んでいる様にレザーアイテムの価格の上昇は群を抜いてまして、ランチコートは22万+税、レザージャケットは116,000円+税、レザーパンツは9万+税と良い値段してるんですよねぇ。そしてリーの方も実は101周年のファイナル仕様で余計な事をしていないけどカウボーイは右綾でジーンズジージャンを、ライダースは左綾のセルヴィッジデニムのジーンズストームライダージャケットの、計4アイテムをリリースしていました。こちらもジーンズで28,000円+税、ジージャンで42,000円+税、ストームライダーで6万+税と良い値段になってますが、それでもこれはやりたいなぁ、と思ってしまいます。来秋冬から取り扱いジーンズがありまして、それとの兼ね合いも考えないとデニムばかりになってしまいそうなので暫く悩みます。しかも色々あって別のジーンズメーカーからもオファーが来てまして、そちらも検討しないといけませんので。

とまぁそんな感じの1日でしたが、今日のアイテム紹介は昨日の予告通り冬のリカバリーシューズを。

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このモデルをリリースしたのを最後にrigとのコラボを終了したので、これ最後のコラボモデルにして唯一のウィンターシューズになっております。3シーズンリリースしたのでカラーバリエーションの豊富な春夏用のmojaのnarifuriバージョンと違い、この2色のみです。しかも他のブランドどころかrig本来のサイトでもこれ以外リリースされておりません。でも抜群のクッション性と甲の部分に高機能中綿を入れて保温性も向上させた、ウィンタースポーツの後に履いて抜群の効果があるモデルとなっております。つまり普通に履いてとても楽チンですし暖かく、走るのではなくリラックスして過ごす、ちょっと散策する、そんな使い方にぴったりな1足なのです。冬のキャンプサイドや車やバイクや自転車のある旅行なんかにとても適しております。つまり通勤程度の歩く距離で、あとは乗り物に乗っている、というお出かけや日常にぴったりだという事です。

そしてここで足元に本格的なクライミングブーツや判り易いトレランを組み合わせても良いんですが、やはり街履きという事とこの寒さを考慮するとこういう靴があるのであればこれにするべきだよな、と思いまして。しかも同じnarifuriだからって訳ではないですが昨日紹介したパンツとの相性も抜群。こりゃまず提案するならこれだと思いました。サイズは8・9・10の3サイズ展開、価格は19,580円(税込)とアンダー2万の嬉しい設定。今の所サイズ欠けはありませんが、残り僅かなので気になった方はお早めに。

さて明日ですが、明日はハードシェルが黒だった場合のボトムを紹介しようかと。そんなに黒アイテムの数がある訳ではないのですが、パンツならこれだな、というのがありますのでそれを紹介しようと思います。お楽しみに。

そして再度書かせて頂きますが、明日からはファイナルセール期間になります。皆様是非ご利用にいらして頂ければと思います。

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2026年01月30日

冬の銘作紹介 vol.30 narifuriのUPR(URBAN PROTECT RIDE) Ventilation Pant


残すところ1月も明日のみ。とはいえ最終日が土曜日なので本セールギリギリ滑り込み利用が可能です。B.A.Tのセールと言って良いのか微妙なセールシステムでは、本セールをご利用の方は2月1日〜15日迄の短期決戦ですがファイナルセール期間として再度1点20%オフにてお買い物をして頂けます。なので本セールをご利用されると都合2点20%オフにてご利用頂けます。となるとまだご利用いただいていない方は是非今月最終日である明日を有効利用して頂ければと思います。本セールご利用になられなかった方は2月15日迄は1点20%オフにてお買い物頂けますので、それはそれで是非ご利用頂きたいところですが。

さてそんな1月最終日直前の今日も駆け込み本セール利用の方がいらしたのと昨日展示会に行ってきた分と先週行ってきたて締め切りが近い分のオーダーを並行してまとめていたらあっという間に時間は過ぎ。今日も完売が相次ぎ、ルミノアのコーデュロイパンツが到頭完売、更にコブマスターの初期のフリースジャケットが完売。高額アイテムでは無いけれど再現不可能な美味しいライセンスアイテムが完売してしまうとそれはそれで寂しく思えるものです。そして今日はニットラッシュでしてこちらも再生産が難しい若しくはどうやってもこの価格では出せない美味しいニットが動いてました。グレンファインの別注セーターやルトリコデラメールに吸収された後にそのルトリコデラメールが倒産してしまったので状況が判らないシェトランド諸島ニット協会が作ったシェトランド島のシェトランドウールで作った求芯柄のセーター、そして前下がりのあるガーンジーセーター等、ニットばかり4点も動いていたらそりゃニットラッシュと言っても良いですよね。しかも英国製の物ばかり。

なのでそろそろまたセーターの紹介をしておこうと思いつつ、今日は街履きとしてレトロな見た目のハードシェルとボアフリースのカーディガンの下に合わせるパンツ、という事で。

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色々と提案したいパンツはあるんです。基本アースカラーで素材感があるかギミックが面白いパンツでシルエットの相性が良ければそれを提案するので。今回4種類の候補が上がっていて、その中から選んだのがこのパンツ。ウールのパンツでもっと雰囲気のあるよりレトロなデザインのパンツやワイドパンツ並みに太いパンツもあるのですが、使い易いのに成程!とディテールと機能に納得して貰えるパンツ、そういう条件で選んだのがこれ。

正面から見ると腰回りにゆとりがあって裾に向かって若干テーパードがかっているシルエットです。自転車に乗る=裾捌きが良い様にスリムシルエットというのがnarifuriの多くのパンツにおけるコンセプトでしたが、今回は街中を含むフィールドでの使い勝手やミリタリーな雰囲気を味付けにしてnarifuriにしては太めのシルエットに仕上がっております。ディテール面でのトッピングもこれでもかとばかりに考えられておりまして、フロントから見るとnarifuri定番の膝にプリーツを入れて動き易さを増した以外は特にディテールはありませんが、背面から見るとディテールてんこ盛り。改良した幅にアップデートされたスマホポケット、腰のヨークの部分にはメッシュ生地を配して汗抜けを良くして快適な着用を実現。ベルトループも付いておりますが、ベルトを締めずに履ける様にウェスト内部にドローコードを内蔵。更にこの時期に寒さを軽減出来る様に裾にドローコードを入れて風の流入を防げ、更に折り返してドローコードを締めると自転車のチェーンに裾を巻き込む事を防げる仕様になっております。更に右の裾の後ろ側につけられたネームはリフレクター仕様になっており、夜間の視認性も配慮しております。

これネイビーとオリーブの2色展開なのですが、今回は敢えて提案に沿ってオリーブのみを紹介しております。パンツだけならネイビーでも良いのですが、ミドルレイヤーをオリーブにしているのでここは色を統一してミリタリーどっぷりにならないアウトドアや街着としての機能性を組み合わせたコーディネートというのを提案しておこうと思いまして。しかも生地は丈夫なストレッチリップストップで耐久撥水加工をしてあるので耐水性も高いです。これで26,400円(税込)というのはかなり頑張った設定かと。サイズはS・M・Lの3サイズ展開です。気になった方は是非チェックしてみて下さい。

という事で明日は今月最終日です、皆様のお越しをお待ちしております。そしてアイテム紹介、昨日展示会に行ったらnarifuriのディレクターである田原氏が履いていたのを見てこれは紹介しておこう、と思いましてnarifuriとrigのコラボの冬のリカバリーシューズを紹介します、お楽しみに。

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2026年01月29日

見通しが甘かった・・・


今日も4ヶ所回らないといけないので、気合を入れつつまずは最初の恵比寿へ。最初はnarifuriでしたが、来年20周年を迎える事もあってその前に定番を含めて全体の構成を一度リセットして本来の自転車のある都市生活者の為の服という設定で構成し直す、というのが今シーズンのテーマでした。その為3ラインに拡張されていたライン分けもなくなりほぼ核となるモデルのみで構成されたラインナップとなってまして、アイテム数はとても少なくなっております。ここも先に貰っていたデータでアイテム構成は判っていて、予習してある程度発注も固めてから行ったんです。定番のリニューアルという事でバイクパンツとバイクカーゴというnarifuriの定番パンツを全面改修したのですが、ディテールの再構築だけではなく、デザインは定番であっても生地の乗せ替えで真夏バージョンと秋冬バージョンを作ってまして、特に8月上がりリップストップメッシュバイクチノは抜けの良さと接触面積を減らしてベタつかなくしていてこりゃ絶対取らないかんだろう、という事に。加えて全面リセットの中でも残ったnarifuriの顔ともいうべきマルチテックワッフルシリーズ、長年続けてきている長袖Tシャツ型新色を1色足すだけですが、この春夏から展開を開始する前開きジップパーカと来秋冬から新たに加わるカーディガンは新色を含め2色ずつ取ろうと思っております。店頭にある豊富なバリエーションと合わせればこれでこのシリーズは十分。とはいえ、来秋冬は継続展開されるnarifuriの新定番シェル(再構築されて生地も日本の生地メーカーの技術を結集した様なオリジナルの2.5レイヤーでしたが)とそのシリーズはパスして、今迄になく薄くて軽量なのに暖かいという提案をしていたので、その新たなシェルに使われている2.5レイヤーの表地光電子生地を組み合わせた2.5レイヤーと光電子アクティブインサレーションを組み合わせたカーディガンタイプのアウターというかミドルレイヤーというかをセレクトする事に。今回はここ迄にするので、確実に需要があって差別化の図れるアイテム構成ではありますが、いつもの様なコラボや遊んだ生地の提案は無し、というとてもスマートにまとまったコレクションでした。まぁそれは来年の20周年記念に回すので、と言ってますからそういう事なんでしょう。

そしてタイトルの見通しが甘かった、というのが次のエドウィンの秋冬前期展の件でして。想像以上にラインナップが豊富だったのと、新たに加わるとインフォメーションされていた、米軍の現行サプライヤーであり今後10年近い間の継続供給契約を締結した米国のブランドの米軍納入品そのままのスペックで卸して貰える、というのがとても興味深く、色々説明を受けていたらまぁ時間が経つのの早い事早い事。このブランドの発注は3月の展示会を待たねばならないのですが、これに興奮して細部までチェックしていた結果、それにより次に行く予定だったフォックスファイヤーの展示会を今日はキャンセルして来週以降で再調整となってしまったんです。なかなかこんな事にはならんのですが、今回は先週の二の轍を踏まない様に4件目の時間が決まっていてしかも今週でおしまいだったので、そういう判断をせざるを得なかったんです。とはいえ、ディッキーズガーデンワーカークロッシングライン、春夏以上に充実していて専用にチューンナップされたツナギシャツジャケ、加えて秋冬バージョンのアイゼンハワージャケットやキルティングアイテムがドーンと出てまして、ディッキーズをして2万円台後半になってしまいましたが税込アンダー3万でノービットクオリティなキルティングパンツがあり、これは中綿がダウンじゃ無いのでオーバースペックにならずデザイン的にも全力造り込みではなく程良くバランスを取っていて格好良かったです。このキルティングシリーズのアウター、コラボではなくディッキーズの1カテゴリとしては高額な5万円近いアウターになってまして、当然それだけになるぐらい作り込まれてますからこれはこれで、といった感じではあるのですが、なかなかにボリュームがあるのでやるべきかヤラざるべきか考え中。前後どちらもフロントになる(とても奇妙な書き方ですがw)ベストも面白かったです。総じてこのラインは楽しいですが、価格も抑えられているので今迄のディッキーズとは違う別物として考えた方が良いでしょうね。

そして来秋冬新たにハンドリングが始まるスピワックも色々持ち込まれており、スピワックと言えばの代表作であるN-3BとWEPが提案されてましたが、惜しむらくはライセンス復活なのでアジア製なんです。まぁその分価格はこなれてますが。惹かれなくもないのですが折角今回レベル7迄現在の進化した資材で作っている現行サプライヤーの米国製が提供出来るのであれば敢えてライセンス品に手を出す必要はないと判断して当面は取り扱いをしない予定です。でも懐かしい名前ですし、生地もしっかりしていましたので来秋冬の日本での本格展開の際には話題にはなるでしょう。往年のシュプリームがコラボしてましたしね。そして今回展開予定だったのが発注漏れで展開出来なくなってしまったLeeですが、こちらはどうやら秋冬も再生産101のスペシャルを展開するみたいですので、だったらまぁ、それに関しては秋冬からで良いか、と思いまして、サラッと見て新作が無い事だけ確認して次に。次がラングラーだったんですが、ラングラーも復刻モデルは秋冬はやらないみたいで、逆に加工をこれでもかと施したモデルを提案してました。ウォッシュをかけてダメージ加工を施しただけではなく、ニードルパンチでペイズリー柄を入れまくり、ダメージと合わせて傷で柄を表現するというユニークな仕様で、これはこれで楽しかったし実際手間暇かかってますので良いと思うのですが、B.A.T的にどうなのかと言ったら手を出す感じでは無いな、という事でそのモデルはパス。一応ドレスランチャーの秋冬版というのが提案されていて、起毛したツィーディな生地を使っていて面白いんですけどね。何かネタが無ければそれはやっても良いかも、と思っております。

お前エドウィン本社来といてエドウィンやらんのかい!とも言われず、懐かしいサムシングとかリベルトとかを未だに数型ずつ続けているのを見て凄げ〜!!と萌えたりしつつこんな感じでエドウィンの展示会を終えたのですが、この時点でがっつり1時間以上オーバーしちゃいまして。そこで急遽もうあかん、という事でフォックスファイヤーをズラしてもらって浅草橋でインポートとクセのあるドメブラセレクトの展示会に。とはいえここでのメインはグレンモアダッフルの扱いがどうなるのか、という事でして。そしてその状況を把握しつつ他の情報を得るべくお邪魔したのですが、ここで思わぬ伏兵に出会ってしまい、それはもうサクッとやる事にしました。まぁその話は後にして、グレンモア。何とこの秋冬でこのスペシャルバージョンのグレンモアを取り扱ったのはB.A.Tを入れて2社のみ、他の大手セレクトや大手セレクトの展開するオリジナルブランドの店等は検討はしたものの実際に取るには至らず終わってしまったんだそうな。それで捲土重来を期して今シーズンは1月からグレンモアの商談を大手さんと前哨戦的にやっているみたいなんですが、来秋冬、今回のダッフルに対して着丈を長くしたロングバージョンに変更し、円安で値上げせざるを得なかった分を値上げではなくデザイン変更に伴う価格アップという形で収拾したいみたいなんですが、そうなると158,000円+税のダッフルになってしまいます。インバーティアは確実に税抜20万円台になるとはいえ、価格差の美味しさがなぁ・・・と思うんですよね、そうなると。そもそもこの秋冬で2社のみ、あ、今店頭にあるレギュラー丈のダッフルは結果としてB.A.Tに納品された3着だけしか生産されていないみたいなので、こちらの方が非常においしくなってしまいましたが、今時大手セレクトチェーンが知名度で推せるインバーティアではなく、玄人好みとはいえマニアックなグレンモアをやろうとなるんだろうか、疑問が。しかもここでちょっとだけ作れる代理店の提案色というのがネイビーとビキューナはまだしも残り2色がオレンジと紫でして。オレンジはインバーティアでも人気なエルメスカラーを意識したんでしょうけど、そんなに上手くいくかぁ??と思うんですね。というのも渡辺産業とは別で色展開するとなると1色30着程度必要という事になっているみたいで、今シーズンの総生産数6着という事を考えたら確実に大手セレクトチェーンが乗ってこないと無理ですが、税込で17万円台のダッフルを個性的な色で30着発注してくれて他の色も展開してくれるなんて大手セレクトでインバーティアやっていないところなんてあるんですかねぇ。加えて現段階で代理店側が提案している色であっても30着集まらないと作れない、となると現実的では無いとしか思えないんです。私としては大元の渡辺産業が展開する色は相乗りで量産可能だろうと思うので、そちらの色をやって生産ミニマムの30着に達しなくても今シーズンの様に発注した分は生産してくれる、というのが一番美味しいと思うのですが。その提案をしつつ本チャンの発注期限である3月の展示会で再検討する、という事にしました。その時点で大手さんからの発注が無かったら私の提案も検討されると思いつつ。

そしてサイルマーシャルのバッグ類が色々紆余曲折があってリブランディングするそうで、今まで展開してきたモデルは全て一旦生産終了となるんだそうな。となるとこれはこれで今店頭で並べている別注分を含むサイルマーシャルのバッグ、美味しくなるだろうな、と思っております。で、そんな感じで情報は得たし帰るか、と思っていたらとんでもない提案が。現在SUBUのコラボのサンダルとフラッシュパターンの再構築スニーカーをラインナップしているイーリーキシモト。来秋冬で何故かFILAとコラボするそうで、その話が舞い込んできたのだが興味あるか、と問われ。これが物を見たらクオリティも価格もとても良い感じなんです。具体的なアイテムとしてはフラッシュ柄のトラックジャケットトラックパンツ、そしてスニーカーです。しかもジャージはジャガード編みで作られたフラッシュ柄の生地を使って作られており、価格も凄まじい安さな上、スニーカーはスニーカーでトレランシューズを現代的にアレンジしていてこれもまた美味しい面してます。なので今回一も二もなくこれだ、となりましてジャージ上下とスニーカーを各2色で展開する事に。特にトラックジャケットは往年の英国ストリートを彷彿とさせるアイテムですので、これは必見でしょう。そしてどうせ上持つなら下もね、と言える価格なので上下で押さえる事をお勧めしておきます。加えてスニーカーもデザイン的にかなり良いモデルでしたので良いでしょうね。全く想定外でしたが、今回の最大収穫はこのコラボですね。

とまぁそんな感じで帰ってまいりましたが、実りは多い展示会廻りでした。明日はまたフィールドライクなアイテムでアーバンなコーディネート提案の一連のアイテムとして、パンツの提案をしようと思いますのでお楽しみに。

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2026年01月28日

冬の銘作紹介 vol.29 Harrissの3 Layer Warm Crew Neck L/S Tee


今週というか先週の土曜日以降本セールご利用ラッシュになってまして、今日も14時頃から閉店後の21時過ぎ迄お客様が途切れず、完売アイテムが複数出ております。到頭ロイヤルロウの秋冬物のテーラードジャケットで唯一残っていたウールシルクのジェントモデルが完売。ロイヤルロウ、コートやカバーオールは辛うじて少しだけ残っておりますが、本当に枯渇しつつあり、それはつまりインポートのクロージングの枯渇でもあります。加えてブラックシープの手編みのプルオーバーVネックベストのベストカラーだったデニムという色の物が完売。他にも色々減ってましたが、これから1番寒い月になる事もあってか暖かいアイテムと、梅春を念頭に綿一重の生地の羽織やハードシェルを検討される方に分かれてまして、結果満遍なく動いている感じです。

さて本日は昨日一昨日の提案に合わせてベースレイヤーとして使えるアイテムを紹介しようと思います。

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この秋冬はどうしたもんだかタートルネック1型のみで全くリリースがなかったハリスのクルーネックのベースレイヤーな長袖Tシャツですが、2024AWシーズンで出されたこのモデルは“3レイヤーウォーム”という新素材を使っております。薄くて暖かく肌触りが良いという基本的な機能はほぼ変わらないのですが、とにかく暖かければ良いというよりも蒸れて汗が不快になったり乾燥して痒くなる様な事がない、着ていて快適と言う点を追求した生地です。アクリル42%綿31%レーヨン23%ポリウレタン4%という組成ですが、編み物の構造的にこの薄さにして3層構造に編んであって、表はアクリルで中間層がレーヨン、体に触れる面は綿という、アクリルで保温を、レーヨンで温度調整と乾燥防止、綿でさらりとした着用感を実現しております。

無地なんだから汎用性のある物を、と思いベーシックカラーである黒・チャコール・ネイビー・ブラウンのオーセンティックな4色で取ったのですが、現在ネイビーが完売してこの3色になっております。このままダウンを着て良し、上にシャツを着て良し、当然今回提案するミドルレイヤーの下に着る等、様々な使い方が可能です。サイズは40と42の2サイズ展開、価格は15,400円(税込)と国産の高機能カットソーとしては破格の設定です。黒とチャコールは2サイズともありますが、ブラウンは42が1着残すのみとなっておりますし、黒とチャコールも各1あるだけなので、一見ベーシックだけれど実はハイテク素材な長袖Tシャツ、寒さが身に染みる時期には特にありがたい1着ですので、是非チェックしてみて下さいませ。

明日は展示会廻りに出てまして、内容も結構な濃さです。narifuriに始まってディッキーズのガーデンワーカークロッシングライン、LEEやWranglerを始め、他にも幾つか気になるブランドの合同展、その後フォックスファイヤーとインポートの晩夏初秋展を廻ってきます。とはいえ明日は17時には戻ってきておりますので、まだ本セールをご利用になっていない方で明日の夕方以降が空いている、という方は遠慮なくお立ち寄り下さいませ。

という事で明日は展示会報告になりますので、ライ秋冬の動向のリポートをお楽しみに。

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2026年01月27日

冬の銘作紹介 vol.28 KESTINのItalian Wool Blend Boa Fleece Neist Cardigan


今日も長年ブログを読んで下さっていた遠方の方が初来店して下さり、はたまた常連さん方のご来店もあり、何気に忙しく過ごしておりました。このところ紹介をしているせいか、靴の動きが本当に目立っていて今日も鼻が効くと言いますか、その辺の動きを敏感に察知する常連さんがマイサイズでラス1になっていたレアな靴をピンポイントで2足取り置きされたり、トリッカーズを取り上げた結果、本国サイトをチェックしてみたら定番しか無いじゃん!という事を改めて認識してマイサイズの在庫チェックをしていかれた方もいらっしゃいました。平日にお時間取れた方はいらっしゃるとのんびり色々お話出来て私としても嬉しいですね。明日も出張を利用して関西からいらっしゃる方からご連絡を頂いており、今から楽しみです。今日もデッドストックのスウェーデン軍のフィールドジャケットが完売したり、ホワイトマウンテニアリング×FC Bristolの最後のコラボでこっそり残っていたスポーツマフラーが完売したりと、密かに過去ブログをチェックされていた方らしいお買い上げで完売が出ておりました。この後そうやってなくなっていく物が多いんでしょうねぇ。定番が定番じゃなくなっていると言いますか、生産されなくなってしまって逆に貴重になってしまっている物もありますし、セール期間中にチェックしておいて頂ければと思います。

さて、本日のアイテム紹介、昨日紹介したノービットのマウンテンハイクジャケットのオリーブやコヨーテに合わせるならこんなアイテム、というミドルレイヤーの紹介を。

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もうここもこれなら良いでしょう、とお客様に自信を持ってお出し出来る価格帯ではなくなってしまった英国ブランドの一つ、ケスティン。スコットランドの風土に根差した現代的なウェアをミリタリー・ワーク・アウトドアをバランス良く取り入れて表現していて素敵なんですけどねぇ。英国製とポルトガル製で構成されていたのですが、価格高騰に対する対策として中国製やトルコ製が増え、ポルトガル製は何とか4割程度は維持してますが、ニット迄ポルトガル製になってしまってはもはや英国ブランドとして取り扱う意味がなくなってしまいました。しかし取っていた当時のクオリティは英国においても丁度良いバランスを考えてくれる数少ないブランドだったので、SEH KELLYやナイジェルケーボンの英国製程コストを無視した作り込みをせず、程良いバランスのシンプルなアウターやニットやパンツを英国製にしており、逆にこのネストカーディガンの様に敢えてニットではなくニットソーとして提案するアイテムはポルトガル製という、リアルクロージングとして日々使える価格帯を意識したバランスの取れたアイテム構成でした。しかしまぁ英国のインフレや工賃上昇は深刻で、結果として英国製は無くなってしまいましたが、逆に英国製のアイテムは今となっては貴重ですし、値頃感のあるポルトガル製も有り難かったんです。

このネストカーディガンは今も生地や柄を変えて展開されているケスティンの定番アイテムでして、シンプルな丸首カーディガンをカットソー縫製で作った、他にありそうで無いアイテムです。初冬はアウターとして、真冬はシェルの中に着てミドルレイヤーとして、大変重宝するアイテムです。勿論ウールのニットカーディガンやセーターでも同等の温かさは確保出来るのですが、なんと言っても現代t系な服という提案なのでイージーケアで機能素材としての面を持ちつつスコットランドらしいナチュラルな見た目でもある、というバランスが素敵です。

ウールを多くブレンドしてウールの質感を出し、元々の羊の毛の状態に近づけた表情になっているボアフリース、英国羊毛ではなくイタリアでメリノ種のバージンウールをブレンドした圧縮ニットでして、バージンウール47%をブレンドした(残りはポリエステル28%アクリル25%です)非常に柔らかく厚いフリースでフリースにして14.7ozというヘヴィウェイトのジーンズ並み。つまりこれ、それだけ厚さがあるって事なんです。実際来てみると重さは感じないのですが厚さに関してはかなりなものでして、非常に暖かいです。それでいてメリノウールなのでチクチクする紡毛が入っておらず肌触りも抜群です。この上に競う紹介したノービットのシェルを羽織ればそれで冬の朝晩も大丈夫、というウェイトです。しかも生地の羊感をトラディショナルというニュアンスで表現するべくフロントはボタン留めです。なので単体で着ているとローゲージのカーディガンな感じだと思って頂ければ。

これで当時の価格のまま29,700円(税込)で出しておりますが、今日紹介するにあたってちょっと調べてみたらイタリア製の素材を使っているネストカーディガンは43,000円程している事が判明。それ考えたら1.6倍ぐらいになっている事になりますので、継続展開は出来ませんが今あるアイテムに関してはとてもお得で魅力的と言えるでしょう。サイズはまだSとM、どちらも残っておりますので是非チェックしてみて下さいませ。

さて、この写真ではシャツの上に羽織っておりますが、メリノウールですしそのまま丸首で使うのもありかな、と思いまして。で、提案していた様にレイヤーのし方自体はアウトドアやミリタリーのレイヤーシステムの発想で見た目はレトロでも機能的な現代素材を組み合わせて真冬でも快適に、という事で、明日はこの中にベースレイヤーとして着る暖かなベア天竺のアンダーシャツというか長袖Tシャツを紹介しようと思います。お楽しみに。

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2026年01月26日

冬の銘作紹介 vol.27 norbitの70's Swiss Army M57 Modify Mountain Hike Jacket


今日も冬の寒さですが、北海道や日本海側と違って雪が降らない関東平野では交通が乱れるという事もなく落ち着いた天気です。平日ではありましたがセール期間中なので本セールをご利用にいらしたお客様や、お出かけの為のコーディネートを揃えにいらしたお客様がいらっしゃり、色々と動いておりました。フリュドバーニュのベストがどんどん減ってまして、今回のスーツを3ピースで着用する事が出来る方が残り2名となってしまっております。ベストだけが単体で動いしてしまっておりますが、個人的にはスーツの方がオススメなんですけどね。それとここのところ靴の紹介をしてきているからでしょうか、他よりも大幅に安く、アイテム的に他よりも美味しいモデルを中心に革靴やスニーカーの動きが目立っております。今日も先日紹介したマリンジェのコードヴァンでノルウィージャン製法なドゴールタイプを検討しにいらした方や、実際その価格帯に手を出すのは躊躇われるとしても手が出る本格靴であるウォルスオルを見てそちらをお買い上げになった方等、靴の動きが目に付きます。最近紹介したブリティッシュトレーナーも押さえにいらした方が。こうなると革靴・スニーカー問わず靴をお勧めしたくなりますが、そこは靴屋ではないのでコーディネート提案と絡めてお勧めしていこうと思います。

とはいえ昨日告知した通り、今週のお題はフィールド感のあるアイテムを正しくレイヤーしてこの時期を快適に過ごせる暖かさで垢抜けたアーバンカジュアルにまとめる提案です。その1回目として雰囲気出すのはやっぱりシェル、という事でシェルの紹介を。

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山岳部隊が有名なスイス軍にあって名作として知る人ぞ知る1970年代のフィールドジャケット、M-57。それをベースにノービットが敢えて3レイヤー2レイヤーの防水透湿素材を使わず提案しているハードシェルがこれ。この時代感を損なわず天然繊維を超える機能性を持たせた生地を組み合わせるとなると、一見天然繊維と区別がつかないけれど圧倒的な機能性を誇る生地、というのが如何にも化繊な表地な3レイヤー2レイヤーよりも遥かにマッチします。使われている生地は帝人が開発した綿に近い質感ながら化繊の持つ速乾性と透湿性を持つSOLOTEXで、これでもかとキツく打ち込みをしてベンタイルとか綿の高密度生地に近い生地に近い質感にして、その上で表面を若干ブラッシュして起毛させてマットな質感にして、更にその上に耐久撥水加工を施しております。それだけに結構生地がしっかりしているのですが、普通に街中で雪や雨に降られるとか北風が吹いていて寒いとか、冬のフィールドで天気の良い日にキャンプしたりトレッキングしたりとか、そういった条件においては高機能である上に快適です。そして同じく耐久撥水加工を施したコットン/ナイロン生地を元々のデザインにあるポケットに加えフィールドでの機能性を意識して増設した背面ポケットや袖口や脇下等ゴワツキが気になる部分に使う事によって、完璧な防風防水性に加え、動き易さや使い易さを徹底的に追求しております。結果として70年代のレトロ感を感じられるミリタリージャケットの雰囲気でありながら冬のフィールドでも耐えられるハードシェルとしての機能性と動き易さと街中でも浮かないオーセンティックなバランスを兼ね備えているのです。

そんな生地使いに対しデイテールの作り込みも一切の妥協無し。凄いのは有効なディテールやギミックはベースにしたM-57にないものでも躊躇なく取り入れている事。これ袖に関しては完全にモッズコート仕様になっているんです。どういう事かというとモッズコートの袖の特徴である肘の部分に2カ所プリーツを入れて、肘の曲がりがスムーズで動き易くしてある、という事。前述の通り結構生地がしっかりしているだけにそういう生地にこの2か所のプリーツはとても有効なディテールです。それに加えて袖口、袖口のカフス部分はコットン/ナイロン生地で切り替えているのですが、その部分にゴムテープの端にタブを付けたタブとボタンで袖口の開きを調整出来る様にしております。このディテールもモッズコートのディテールなのですが、これミリタリーディテールの中でも最も機能的で美しい仕様だと言っても過言ではない使われ方で、とにかくまぁ機能的且つ美しいのです。生地を切り替えた事で肌触りもソフトで袖口がゴワつきません。

背中側には左右に縦にアクションプリーツが入っているのですが、これがまたハンティングジャケットで使われている仕様を採用していて、内側にメッシュゴムでプリーツが閉じている位置で留められております。何の為かというとこれ、動いてプリーツが開いた方が良い時は開きますが、引っ張りがなくなるとゴムによって元の位置に戻るので、見た目にはプリーツがいつも綺麗に見えるという事になります。スイスアーミーのフィールドジャケットのポケット配置を踏襲しておりますが、腕はモッズコート、背中はノーフォークジャケットに代表されるクラシカルなフィールドジャケットのアクションプリーツの仕様と機能面での特徴的なディテールを様々なアイテムから採用して理想のフィールドジャケットに仕上げているのです。

これでもかと設けられたポケットの配置やバランスも秀逸です。裾に配された2つのポケットの内側にはメッシュで更にポケットが付けられていて、大きく開閉する入り口で色々な物を入れられるのに対し、スマホや財布や鍵等がどこにいったっけ??という事にならない丁寧な作り。そして内側にも左右と背中側3つの大きなメッシュポケットを装備していて、街中で使うのに最適な比較的小さなリュックでフィールドに出かけて、必要な物は全てこのジャケットのポケットに収納しておくという事が出来る、という提案です。実際背面の3つのポケットはなかなか使わないよな、とか思わなくもありませんが、機能的なディテールというのはそれ自体がデザインであり、このジャケットはミリタリーディテールをベースにしながら完全にオリジナルなノービットのフィールドジャケットにモディファイされています。

今回の紹介で何故このフィールドジャケットを選んだのかと言いますと、まずこのカラーがオリーブもしくはコヨーテの物をベースにコーディネートを考えたからなのですが、それはそれとしてカラバリが3色展開なのもまた理由の1つでもあり。まずオリーブでコーディネート提案しつつ、黒に関してもこんなアーバンコーディネートを、というのを提案してみようかと。で、オリーブ以外の他の2色はこんな感じ。

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そしてどうしてもハードシェルというとフードが付いているマウンテンパーカが多いのですが、このジャケット襟のディテールがとにかく秀逸。これでもかと言わんばかりに作り込まれていて、オリーブの襟は端を折り込んでパッと見にはベーシックなシャツ襟にしか見えない様にした状態。それを折り込んでボタンで留めている端を開いて襟を立てると黒がその仕様になっておりますがスタンドカラーになります。更にそのスタンドカラーの襟の中にはフードが内蔵されているのですが、襟をシャツ襟にする為に左右に付いているボタン、これスタンドカラーにすると左右にボタンが並びます。そのボタンにフードの端を留める事が出来る様になっていて、留めるとコヨーテの襟の通りでフードの収まりがとても良いのです。この手の3パターン出来ますよ、なんてのは大概どれかがやっつけ仕事になっていて、3パターンも出来るんだから1つが適当になるのはまぁご愛嬌って事にしてよ、みたいな感じなんですが、これは違います。どの状態でも服としてのクオリティがベストになる様に組まれております。これだけでもかなり作り込んでいるのはお判りでしょう。

ここ数年の暖冬で、関東以西ではモコモコのダウンを着て中身を薄く、というエアコンの効いたところに行ってダウンを脱いで快適、というコーディネートが移動中暑過ぎるので激減して、メルトンのコートを着て内側にセーターを着てその中にシャツを着て、というレイヤーを楽しむコーディネートがダウンコーデを押し返している感がありますが、このフィールドジャケットはそのクラシカルなレイヤリングをアウトドアスタイルでするのにピッタリなハードシェル、と言えます。最新鋭のハイテクデザインなマウンテンパーカだと内側はフリースや高機能ジャージじゃないとしっくりこないものですが、これはクラシカルなニットでもフリースでも何でもいけますから。サイズはLサイズ寄りなMサイズのみ、価格は63,800円(税込)です。この造り込みとこの機能性でこの価格なら納得、というノービットの大本命です、ぜひチェックしてみて下さいませ。

という事で明日はオリーブもしくはコヨーテの方を着る前提でその下に着るミドルレイヤーの提案を。お楽しみに。

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